観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

巣立ちガラス

2020-05-01 19:45:30 | 春の藤前干潟

【臨時休館のお知らせ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

名古屋市野鳥観察館は3月2日(月)から当面の間、臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の満潮時間11時01分 潮位170cm

今日の干潮時間18時29分 潮位 72cm

 

今日もよく晴れ、日差しがまぶしく暑かったです。

明日はもっと気温が上がりそうとのこと。熱中症にも気をつけたいですね。

 

野鳥観察館周辺では毎年ハシボソガラスが子育てをしています。

今年も子育てをしており、最近は親ガラスが餌を毎日運んでいましたが、数日前に子ガラスの巣立ちが確認されました。

今日は、その子ガラスが野鳥観察館の周りを歩いたり、飛んだりしているのを頻繁に観察できました。

周りのいろんなものに興味があるようで、花をついばんだり、水を飲んだり、木によじ登ってみたり、盛んに動いていました。(親ガラスは近くの木の上で見守っています。)

葉をくわえてみた子ガラス↓。

今年は2羽の子ガラスが巣立ったようで、夕方には2羽揃って水たまりの水を飲んだり、親ガラスから餌をもらったりする様子も見られました。

 

ちなみにこちら(↓)は、4月8日に撮影した成鳥のハシボソガラス。

野鳥観察館の前の護岸下に現れた干潟で餌を探していましたが、その足は歩くのが大変そうなほどにドロドロ。

このハシボソガラスが親ガラスかどうかはわかりませんが、もしかしたら小さな子ガラスのために一生懸命餌を餌を探し回っていたのかもしれません。

 

続いて、今日の藤前干潟の様子ですが、昨日より天気が良く、朝から陽炎が立った上に、お昼からの逆光は厳しく、遠くの野鳥はとても見づらかったです。

でも、今日もシギ・チドリは干潟で一生懸命採餌していました。

今日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、ダイゼン32、キョウジョシギ1、トウネン14、ハマシギ763、コオバシギ1、アオアシシギ2、キアシシギ4、オオソリハシシギ11、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ48 でした。

 

 

また、稲永公園についてご案内です。

今日、野鳥観察館のスタッフは気付いたのですが、稲永公園の遊具の使用が当面の間、禁止されていました。

このような立て看板もありました。

 

さらに、野鳥観察館の対岸にある環境省藤前活動センター南の藤前園地駐車場はゴールデンウィーク中(5月2日(土)~6日(水))の利用を中止するそうです。→詳細はこちら(中部地方環境事務所HP)

 

例年とはかなり違う連休になりますね。

不要不急の外出を控える中でも運動不足対策や息抜きを工夫しながらしつつ、乗り越えたいです。


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