観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

渡り鳥調査隊を実施しました。

2022-02-19 23:59:57 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時50分 潮位234cm

今日の干潮時間13時42分 潮位 57cm

 

今日は午前中は曇り空で、午後からは天気予報どおり、雨。

午前中に行った2月の渡り鳥調査隊は、無事、屋外で行うことができました。

そろそろ北への渡りを始めるカモを中心に観察。

今冬は長いこと藤前干潟に滞在し、遂には越冬したツクシガモ2羽を見た後は、護岸沿いのヒドリガモをじっくり見ました。

アメリカヒドリも見られました。

干潟が広がってくると、ハマシギ、ダイゼンの群れが飛来しました。

今日は550羽ほどのハマシギを確認しています。

さらに、カモメの仲間の識別にもチャレンジ。

ズグロカモメは早くも夏羽に換羽し始め、頭の色が黒くなってきているので、今までよりわかりやすかったと思います。

護岸近くでは、カンムリカイツブリが潜水していました。

カンムリカイツブリも夏羽に換羽し始め、カンムリの羽(冠羽)などが生え始めている個体もいました。

 

観察とカウントを終えて、野鳥観察館に戻ってからは、今日見られた野鳥の振り返り。

今日は、参加者の方にみんなが見られた野鳥を板書してもらいました。ありがとうございました。

 

今の時期に見てほしいカモの仲間、カモメの仲間、それから換羽中のズグロカモメ、さらにはアメリカヒドリを見てもらうことができ、良かったと思っています。

初めてミサゴが水浴びをしているところを見たと、喜んでいる参加者の方もいました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

来月の渡り鳥調査隊は3月19日(土)に開催します。

カモはだいぶ少なくなっていると思いますが、また別の発見があると思います。

ご参加お待ちしています。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ8、カンムリカイツブリ131、ダイサギ2、コサギ3、アオサギ26、ツクシガモ2、マガモ40、カルガモ37、コガモ61、ヒドリガモ18、アメリカヒドリ1、オカヨシガモ2、オナガガモ256、ホシハジロ12、キンクロハジロ109、スズガモ254、ホオジロガモ4、ミサゴ9、トビ1、シロチドリ2、ダイゼン43、ハマシギ541、コアオアシシギ3、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ15、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2、カモメ17、ウミネコ1、ズグロカモメ25

ムクドリ2、キジバト3、カワラヒワ1、ヒヨドリ2、ハクセキレイ3、スズメ15、ハシボソガラス2、ハシブトガラス1、ビンズイ1、ツグミ2

※イベント前後にスタッフがカウントしたものも含んでいます。

 

明日の満潮時間 8時17分 潮位231cm

明日の干潮時間14時14分 潮位 52cm


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