観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ヒヨドリとカメムシ

2018-10-18 20:47:13 | 秋の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 6時43分 潮位106cm
今日の満潮時間14時20分 潮位193cm

 

今日は、犬山市の中学生が分散学習で野鳥観察館および稲永ビジターセンターを訪れ、野鳥や藤前干潟について学んでいきました。

訪れた生徒さんたちは、事前に絶滅危惧種について熱心に調べ学習をしており、予め手紙で野鳥の絶滅危惧種や保護について質問をいただいていました。

野鳥観察館では、野鳥観察をした後、いただいていた質問に回答しましたが、終始、しっかりと話を聴いていた姿が印象的でした。

これからの時期は、こうした中学校の分散学習の受け入れが増えます。

 

今日は、潮が悪かったので、庄内川の野鳥のカウント数はカワウ以外は伸びませんでした。

しかし、稲永公園では、朝から複数のヒヨドリが松林の中を飛び回り、その鳴き声で賑やかでした。

渡りの途中のヒヨドリたちでしょうか。

 

こちらのヒヨドリは、マツの枝にとまり、しきりに上を向いてキョロキョロしていました。

その後、何度か上のマツの葉の中に飛び込み、くちばしを突っ込んでいました。

飛び込むこと4、5回目にしてマツの葉の中から出てきたときには、何かを咥えていました。

ピントが全く合っていませんが↓、緑色のカメムシでした。ヒヨドリもカメムシを食べるんですね。

 

今日は、野鳥観察館前の水たまりにもヒヨドリが頻繁にやってきて、水を飲んだり、水浴びをしていきました。

また、メジロ、キジバト、ムクドリの群れ、ハシボソガラスなども水たまり周辺で観察できました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ4,355、ダイサギ60、コサギ4、アオサギ58、マガモ4、カルガモ12、コガモ176、ヒドリガモ9、オナガガモ492、ハシビロガモ12、ホシハジロ1、スズガモ1、ミサゴ17、チュウヒ1(♀、J)、ハヤブサ1、セグロカモメ3、ウミネコ17

 

明日の干潮時間 8時10分 潮位101cm
明日の満潮時間15時16分 潮位205cm

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