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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

コアオアシシギとツルシギ

2019-11-10 16:21:46 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 4時36分 潮位218cm

今日の干潮時間10時37分 潮位 80cm


今日も昨日に引き続き、小春日和となりました。

昨日に比べ、朝の冷え込みも少なかったですし、順光で引き始めから観察出来る個人的には中潮後半の一番良い潮周りの日でした。

また、今日は潮が良いので、尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同で月1回行っている藤前干潟周辺鳥類調査が実施され、藤前干潟全域で野鳥のカウントが行われました。

潮が引き始めて干潟が姿を見せ始めると、さっそくハマシギの群れがやって来ました。

昨日も観察できたハジロコチドリ3羽も少し遅れて干潟に現れました。

程よい風が吹いているので、チュウヒも頻繁に飛来します。

今日も若いチュウヒ♂が目の前まで飛来してきます。

繰り返しカモの群れの上を飛び、怪我しているカモや弱っているカモを探しています。

早い時間には見つける事が出来ませんでしたが、チュウヒが何度も葦原の上を飛翔した後、ツルシギとコアオアシシギが干潟に姿を見せました。

今日の調査では藤前干潟の他地域を含めツルシギ4羽、コアオアシシギ3羽が確認されています。

コアオアシシギ(写真↑)は少数の越冬個体を近年も観察していますが、
ツルシギ(写真↓)はかつてはまだ寒い2月頃、シギの中で一番早く春の渡りで飛来し、5月の連休頃には黒い夏羽に換羽したツルシギが多く観察できましたが、ここ最近は飛来数が少なく藤前干潟で見る事は少ないシギになってしまいました。

 

なお、秋の渡りで今年はかなり遅くまで観察できていたオオソリハシシギ、オグロシギ、ホウロクシギは確認できませんでした。

遂に渡っていったのでしょうか。

 

今日の尾張野鳥の会・名古屋鳥類調査会実施藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
カンムリカイツブリ141、カワウ557、ダイサギ23、コサギ11、アオサギ80、マガモ140、カルガモ220、コガモ503、オカヨシガモ79、ヒドリガモ119、オナガガモ724、シマアジ2、ハシビロガモ25、ホシハジロ22、キンクロハジロ86、スズガモ463、ミサゴ20、トビ3、オオタカ1、ハイイロチュウヒ1、チュウヒ2、ハヤブサ1、オオバン25、ハジロコチドリ3、シロチドリ33、ダイゼン27、ハマシギ722、コオバシギ1、ツルシギ4、コアオアシシギ3、アオアシシギ12、イソシギ11、タシギ18、オオハシシギ3、ユリカモメ16、セグロカモメ25、オオセグロカモメ4、ウミネコ27、ズグロカモメ3  他  合計51種 4,511羽

 

※明日、11月11日(月)は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の満潮時間 5時12分 潮位231cm

月曜日の干潮時間11時10分 潮位 78cm

火曜日の満潮時間 5時46分 潮位241cm

火曜日の干潮時間11時42分 潮位 79cm


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