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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

干潟を音であそぼ♪2021

2021-08-13 23:50:25 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 8時46分 潮位236cm 

今日の干潮時間14時58分 潮位 69cm

 

大雨で被害の出ているところもあるようです。

藤前干潟周辺も午前中はそんなには雨が降っていませんでしたが、午後からは雨脚が強くなり、さらに警報が出ています。

大きな被害がないことを願っています。

 

今日の午前中は藤前干潟ふれあい事業「干潟を音であそぼ」を野鳥観察館と稲永ビジターセンターで開催しました。

「干潟を音であそぼ」は、パーカッショニストの本多”tacobow”正典さんと一緒に、音(歌)や映像などを通じて、藤前干潟や干潟の生きもののことを楽しく知ってもらうイベントで、

ここ数年、毎年夏休みに小学生を対象に行っています。

今年の「干潟を音であそぼ」は、音や映像だけでなく、さらに絵を描いてもらうプログラムも用意しました。

講師とスタッフが試行錯誤の上、作ったプログラムですが、本当に小学生に楽しんでもらえるかドキドキしながら今日を迎えました。

 

イベントの最初は、干潟の生きものになって、tacobowさんの演奏する音と歌に合わせて動いてもらったアイスブレイク。

講師のtacobowさんはタコさん姿で(藤前干潟には普段はタコはいませんが)。

その次は音と絵を組み合わせた新しいプログラムを実施。

tacobowさんの鳴らす短い長さの音を何種類か聞いて、それぞれ色や形をイメージしてもらいました。

その後、tacobowさんの演奏を聴いて、それぞれ自由に絵を描いてもらいました。

音を感じて、その感じたものを絵にするという作業は大人でも(もしかしたら大人の方が)難しく、悩んでいるお子さんもいましたが、

みんな、それぞれに素敵な絵を完成させてくれました。(この絵は、稲永ビジターセンターで展示する予定です。)

 

イベントの後半は稲永ビジターセンターに移動して実施。

ジャンベというタイコをみんなで一緒にたたく、タイココミュニケーションをしました。

その後は、藤前干潟の風景や生きものの映像とtacobowさんの生演奏、スタッフ(環境省の岸アクティブレンジャー)の生ナレーションを鑑賞し、

藤前干潟の生きもののことを目と耳で感じ、知ってもらいました。

最後に「藤前干潟ウキウキソング(作詞・作曲:tacobowさん)」をハミングして、終了。

 

今年の「干潟を音であそぼ」も絵だけでなく、新たな試みを随所に取り入れたり、新型コロナウイルス感染症対策もいろいろ考えたりと、

今日の本番に向けて講師やスタッフは一生懸命、準備を行ってきました。

ちょっと伝わりにくい部分もあったかもしれませんが、小学生のみなさんに音と干潟を楽しんでもらえたら何よりだと思っています。

参加してくださったみなさん、講師のtacobowさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

また、新しく楽しいイベントを実施できたら良いなと思っています。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,165、ダイサギ16、コサギ1、アオサギ10、マガモ9、カルガモ152、ミサゴ3、ダイゼン2、キョウジョシギ1、オバシギ2、アオアシシギ11、イソシギ1、ソリハシシギ27、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ5、ウミネコ172

 

明日の満潮時間 9時38分 潮位224cm 

明日の干潮時間15時35分 潮位 93cm

コメント
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