観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

多くのシギ・チドリが藤前干潟から抜けました。

2015-10-08 22:01:11 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  8時55分 潮位 91cm

今日の満潮時間 15時40分 潮位215cm

晴天が1週間近く続き、先週の週末には多く観察出来たダイゼンやオグロシギなどのシギチドリが週の初めから次々と藤前干潟から抜けていき、今日のシギ・チドリはシロチドリとアオアシシギしか観察出来ませんでした。冬鳥のカモ類はコガモが1000羽を越え、オナガガモも500羽を越えてきました。

秋のシギ・チドリの渡りはピークを終えて、この先再び種類や数を増やすことがあっても、先週までの数を超えることは無いと思います。

今後は、冬鳥のカモ達が次々と到着し数を増やしてきます。シギ・チドリは越冬組のダイゼン・ハマシギ・ダイシャクシギ待ちとなります。

今日観察出来た主な野鳥 カワウ3652、ダイサギ14、コサギ2、アオサギ28、マガモ60、カルガモ211、コガモ1121、ヒドリガモ33、オナガガモ535、ホシハジロ5、キンクロハジロ1、スズガモ32、ミサゴ27、トビ1、ノスリ1、ハマシギ2、アオアシシギ3、ユリカモメ2、セグロカモメ7、オオセグロカモメ2、ウミネコ64、ハクセキレイ1

今週末は中潮から大潮に当たるため、午前中は干潟の野鳥の観察に適した3日間になります。
シギ・チドリは少なくなったけど、カモ達は数を増やしています。今週末にはミサゴも30羽を越えて来るはずです。

現在、今年の探鳥週間に行っている、写真展の作品を現在募集しています。

今回のテーマは「狩りをする鳥たち」と11月18日に藤前干潟がラムサール条約登録湿地に決まった藤前干潟の日に合わせて「みんなに魅せたい藤前干潟」のテーマで行います。
「狩りをする鳥達」は国内で撮影された、生態系の頂点である猛禽類をテーマに募集します。
また「みんなに魅せたい藤前干潟」は、皆さんだけが知っている藤前干潟の魅力を写真を通して紹介していただけるような写真をお願いします。撮影対象は風景・生き物等幅広く募集します。

 応募用紙は野鳥観察館に設置の他、明日中に野鳥観察館HPからもダウンロードが出来ます。
写真展作品募集チラシpdf直接リンク http://www.inae-bird-watching-place.org/2015photo_ta.pdf

明日の干潮時間  9時44分 潮位 83cm

明日の満潮時間 16時12分 潮位226cm

コメント
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