3月2日
1日はボビンレースのレッスンだったので、帰ってからお雛さまを出すつもりでしたが、
疲れて出すことができませんでした。それで飾ったのはなんとひな祭りの前日。
こんなに遅かったことは初めてです。
それでもどこか華やいだこのお祭りは好きです。
白酒と桜餅、蛤を買いに出かけましたが、白酒は最近は取り扱っているところがなくて、
三越で買っていましたが、新宿のデパートでは取り扱いがなかったり、売り切れたりしていました。
それでいつも買っている白酒のメーカーが神保町に本店があることを知り、新宿から都営新宿線で
すぐなので行ってみました。ちょうど「さゝま」も近くにあるので好都合。
江戸時代から続く酒屋です。
途中、文房堂のカフェで休憩してほっと一息。
としちゃんのブログを見ていたら辻が花風の帯が出ていて私も池田でそんな感じのものを
買ったことを思い出して、ブログで検索していたら、池田さんの本のことを書いていたのを
思い出しました。
遅く咲くのは枯れぬ花 / 池田重子
合わないものどうしで妥協しないこと。
着物も、人と人もコーディネートが命です。
人の暮らしも、人生もまたコーディネートだと思います。
どんな器にどんな料理を盛るかも、どんな人とどんな時間を過ごすかも、すべてコーディネートです。
コーディネートがうまくいけば、楽しく、美しく、実りのある人生を歩むことができる。
反対にコーディネートがうまくいかなければ、すべての歯車がかみ合わなくなってしまう・・
仕事も恋も人生半ばから始まって
それはそれはすてきな日々でした。
若いころ大変な苦労をされた反対に人生の後半で素敵な人生を過ごすことが
出来た人のすてきな言葉です。
3日
ひな祭り当日は夕食は超簡単なちらし寿司とお吸い物のみ。
1日中ボビンレースと格闘していました。
お抹茶でいただく、きんとんの和菓子が最高。
菜種(きんとん)
冷凍してある京都辻利の清音は本当にさわやかです。
桜餅は翌日まで持たなかったので、2日にいただいてしまいました。
1月に連絡をもらっていた中・高一緒だった脱サラして鎌倉でお茶を教えている同級生の
ライブコンサートのチラシができたので送られてきました。
どうもお茶室で和服を着ている姿とギャップがありすぎてついていけないのですが、
高校の頃から軽音部でガンガンやっていた人でした。2足のわらじと言うけれど違いすぎますよね。
困ったことにちょうどその日は5年ぶりに来日のヒラリー・ハーンの東京でのコンサートとバッティング。
ヒラリー・ハーンのコンサートは西宮、名古屋、東京の3か所で各1回のみ。悩みぬいて名古屋の愛知国際音楽祭
でのコンサートに行くことにしました。東京でのコンサートのチケットはサイトによっては予定枚数終了になって
いました。水戸芸術館でのコンサートはチケットを手配してから知りました。惜しかったと思いましたが、名古屋の
友人は人混みが苦手でコンサートはNGだったのですが、行ってみるとのことでそれはそれでよかったと思いました。
しかしチケットの売れ行きのスピードに驚いています。安い方からあっという間に売れて行っています。
久々のヒラリー・ハーンのコンサートがとても楽しみです。どんな音を出してくれるのかしら?
同級生のバースディ・ライブも友人だけで和気あいあいとなりそう。ハードなことになってしまいましたが
最後のコンサートになるだろうと話していたので、行くことにしたら、世界的に心臓の名医として知られている
斎藤滋さんと言う高校の同級生も来ることを知らされました。同級生にそんな人がいるなんて知らなかった。
ところて斎藤滋さんという方、検索してみました。インタビュー記事によると、浜田山の高校で、校舎が火事になった、とあるので、たしかに同級生ですね。一浪して猛勉し、阪大医学部にいったそうです。
どのクラスだったのでしょうね。
カテーテルの名医だそうです。
そして驚かせてm(__)m。好きなのに一度も締めたことのない帯を思い出してしまったので。
斎藤さん私も全然記憶にない人でした。同じ記事見たのかと思うけれど本文中にリンクを貼りました。
ハッキリ高校名が書かれています。あの放火事件もまだ謎と書いてあったのが謎でした。私が数年前にその事件を捜査した刑事の娘に当たる人と偶然会って驚いたことがありました。高校のあの校風も語られていて面白かったです。阪大医学部だとT君と同じですね。高校時代フラメンコギターに夢中になり、受験勉強として800Pもあるモームを辞書を使わないで読んだとか面白い人。熊のプーさんを読んでいた私とはえらい違いです。
私もお世話になっている橈骨動脈からのカテーテルの一人者だそうです。イワナミ君の知り合いには医者も多いとのことなので、バースディ・ライブも面白そうです。