Reflections

時のかけらたち

きものサローネ デビュー ・・・ kimono salone for the first time

2018-10-11 23:59:35 | a day in the life
やっと時間が取れてきたので、片付けや家事をボチボチ・・・
実は家事というのはやることが膨大にあります。
もう氷山の一角を崩して・・ 少しずつ・・

料理が好きなのかTVで料理をやっているとつい見てしまいます。
さつまいもを使った料理がおいしそうでした。
いつかやっていたチキンロール・・中にアンチョビペースト、くるみ、シメジ、にんにくを入れて
鶏むね肉で巻く料理もいつかやってみたいです。

昨日はコスモスを見に行ったけど、一昨日、いただいた反物をやっと仕立てに出すために
宅急便で送りました。一つは京都のお店(ベトナム仕立て)、もう1件は山形の和裁研究所です。何度も頼んでいる
方から実績をお聞きして頼むことにしました。手描きぼかしの縮緬は地味すぎで私に合いそうと
見せてくれて気に入ったものです。これは羽織用です。もう一つは久留米絣で大好きなものです。
安くてそれなりの実績を出してくれるところにお願いしました。

今日はチャッチャッと進めて午前中に買い物、洗濯を済ませました。
買い物に行く途中、保育園の子ども達が広い公園で遊んでいるのに何回か出会いました。最近まで仕事をしていたので
セキュリティーとか気になりつつも、地元のおじいちゃんが話しかけたりしていて、なんだかそういうことを
考えなくてはならないいやな時代になったものだと思ったり。
路地を歩いて行くとけだるい犬の遠吠えがしました。帰りはまた新たに見つけた新しい道、小さな路地をみつけて
まるでジブリの「耳を澄ませば」のねこになった気分。

午後は御礼状を書いて、着物の整理。普段手の届かなかったことをやっと片づける。

多治見に住んでいる父方の唯一のいとこが、栗きんとんを送ってくれました。
叔父が亡くなった時に会ったのが30年以上前だから、長いこと会っていません。
いつだったかお抹茶茶碗の本をいただいたことがあり、中国にもそういう骨董を扱うためために
しばらく住んでいたこともあると聞いたことがあります。
いつか会いたいですねと話しながら、なかなか実現していません。
今回いただいたはがきでは奄美大島に田中一村の絵を見に行くと書かれていました。
奄美、私もいつか行ってみたいところです。

この前のきものサローネでも大島のところで話したお店の方が、一村の絵をモチーフにして
作った大島紬の布で洋服を作って着ていました。


 

仕事を辞めたら情報量が増え、NHKで表千家の番組をしていたことに気が付いた。



もうほとんど終わっているけれど

「清流に間断無し」の言葉が清々しくも美しい。再び表千家の門をたたくか・・




* * * * * * * * * * * 

今日はきものサローネのまとめ。



仕事をしているときは、時間が取りにくかったのと、あまりお祭り的なのは
好きではないので、行ったことがありませんでした。
今回は二葉苑も出店するとのことで、平日に行けそうなので、初日にあるばとろすさん達と
合流させていただきました。

実演はあまり見ることはできませんでしたが、いろいろな地方でものづくりを続けている
人がたくさんいることを知り、貴重な機会でもありますが、狭いところで何でもアリのように
にぎわっていました。普段見ることもできないものがいろいろありましたが、
初めてだと目が回ります。

一番のお気に入りは草木染で糸から紡いでいる丹後の制作者のものでした。登喜蔵
草木染めは若いころずいぶんしたので、いろいろお伺いしました。



登喜蔵の出展者の方のお着物がすてきでした。




桜で染めたり、落ちが椿の花で染めたピンクがかった紬。最後に欲しいキモノ。
いつか越後染織工房で手紬手織りでこのお値段というのがあったけど、それでも手が出せませんでした。
私が若いころのピンクの色無地が母の家の荷物処分していた時に行方不明になってしまった衣装缶に入っていました。



心落ち着く、草木染の色です。


後はからむし(苧麻)を見ることができました。
芭蕉布とか手が出ない領域のものです。






大島紬のところにもしばらくいて、幅広に織ってあるショールに目が行きました。
その日はそのあと食事に行って、その場を離れるとどうでもよくなってしまうのですが、
泥染めの深い紫色がかった黒がすごくすてきで、翌日また見に行って買いました。洋服にでも
羽織ることができる軽くて暖かくて、小さくなるショールです。紫のグラデーションが気に入りました。
大きなグレーの縞のは現代的で素敵でした。





二葉苑のブースにもお邪魔して話して来ました。他小林染工房には二葉苑で江戸更紗や型絵をご一緒したガラスの作家さんが
工房とジョイントして作品を出されていました。


参考になりそうなコーディネイトを撮りました。あるばとろすさんのブログにはブースとコーデをうまくまとめられています。



「日日是好日」の中で樹木希林が着ていたコーデ。
若いころお茶を習っていた先生が着そうな感じです。何時も帯が素敵だな~と見ていました。



































牛首







あるばとろすさんの道明

この日は行けるかどうかわからなかったけれど、前日の道明の講演の日が雨で洋服で行ったので
それほど疲れてなかったので行くことができました。あるばとろすさんとYukamさんの計画にご一緒させていただきました。
しかも和服で雨コート持参です。



あるばとろすさんの鮮やかな芙蓉の着物は叔母様ので、丁寧にしみ抜きされたものです。
ちょうどいい季節に着ることができて良かったですね。







こちらは参加者でアメリカで和服を紹介している方たちです。日本のTV「Youは何しに日本へ」に出たとのこと。
時々見ることがありますが、この回は見ていませんでした。


出かける前に私のコーディネーションをチェック



まいづるの三眠蚕の単衣に秀やのドット帯。帯締めは貝紫が少しだけ入っています。





Oct. 5  2018  Nihonbashi





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2 コメント

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サローネ (あるばとろす)
2018-10-15 21:25:22
サローネにはお付き合いくださりありがとうございました。今回は実演がほとんどなかったですが、それぞれの工房の方の熱い想いは伝わってきて、よかったですね。大島のショールは和装だけでなくいろいろ使えそうで楽しみです。
返信する
サローネ (カンカン)
2018-10-16 01:06:46
私も一度行ってみたかったので、ご一緒させていただきありがとうございました。実際に話ができるのがいいですね。特に作り手の方と。
大島は軽くて小さくたためるので、洋服の時にもさっとバックの中に入れて持って行ったりしています。いとこが今一村の絵を見に奄美に行っていて、うらやましく思っているところです。
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