Reflections

時のかけらたち

薬用植物園の温室で見た無憂樹(ムユウジュ)  ・・・Sorrowless tree

2020-05-26 23:57:07 | wonderland


2ヶ月ちょっと前の懐かしく感じられる季節の写真です。
3月17日に薬用植物園にセリバオウレンを見に行った時、温室にも入ってみました。
珍しい花が咲いていて、ブログにアップするようにタイトルだけ残しておいたのを
思い出して、振り返りました。

この2ヵ月で世界が変わってしまいました。春の始まりが違う世界のように見えます。

バイカオウレンが見たいと思って行った薬用植物園でセリバオウレンを見ました。






アネモネプランタ



杏やアーモンド、桃の花などが咲いていた時期でした。


















シロヤマブキの実






温室の中に入っていきました。












無憂樹 (むゆうじゅ): 
インドでの原名 asoka が「憂いのない」という意味で、これを漢訳したのが「無憂樹」であり、和名はその音読みである。

「阿輸迦の木(あそかのき)」

(Sorrowless tree,  Asoka tree, Ashoka tree)

「仏教の三大聖樹」の一つ

ムユウジュは紀元前5世紀(一説に紀元前6世紀)にサーキヤ(Sakiya)族の国王の長男として生まれたゴータマ
シッダールタ、後のブッタ。 懐妊中の母マーヤーが現在のネパール国にあるルンビニーで、この木の花を見て
右手でひと枝折ろうとした時に、右脇腹から生まれたという言い伝えのある木です。
 
インドでは乙女の恋心をかなえる木、また、出産、誕生・結婚にかかわる「幸福の木」として愛好されている。

仏教三大聖樹(無憂樹、沙羅双樹、印度菩提樹)の一つです。 
無憂樹 (マメ科): 釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹 (クワ科): 釈迦が悟りを開いた所にあった木
沙羅双樹 (フタバガキ科): 釈迦が亡くなった所にあった木


花祭りは本来この花をめでるためにあったらしいです。




































温室の入口に菜の花の鉢が置いてありました。


緊急事態宣言が解除され、今日の散歩は曇りがちで雨が降りそうで行きたくないと思っていましたが、
目白庭園の庭だけ開園していたので、そこまで歩いて行きました。
徐々に生活が戻ってきますが、まだ少し早いのではとの町の人々の声です。それぞれがまだ充分注意して、新しい
生活習慣のもと暮らしていくのでしょう。
東京都薬用植物園も6月2日より、開園とHPに書いてありました。また公園に入れるのがうれしいです。
ブルーポピーがまだ咲いていたら、行ってみたいです。

無憂とは言えませんが、少しずつ普通の暮らしが取り戻せて行けたら幸せです。どこか広い野原に行ってみたい。

March 17  2020  Tokyo Metropolitan Medical Plant Garden (Higashi-yamato)


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