5月11日
検査入院から戻った翌日に目白庭園の茶席にお邪魔しました。
このイベントを知ったのはカルガモの赤ちゃんを見に行ったつい最近のこと。
HPでカルガモが何羽生まれたのか調べていた時のことでした。
お茶はコロナの流行ですることさえ大変難しい時期が続きました。
やっと集まってお茶が頂けるようになったかと思います。
近くでお茶に触れることができるなんて思ってもみませんでした。退院直後でしたが
お茶をいただくだけならできそうだし、1か月に一度あるかないかのこのイベントに
行きたくなり、午後出かけて行きました。雨だし前日まで病院にいたので楽な洋服で参加です。
チケットは当日並ぶのであせって出かけてなんと忘れたことのないスマホを忘れ、家を出てすぐ気が
ついたのですが、取りに戻ると当日券が売り切れたら困るのでそのまま行きました。
流派にこだわらず、お話を伺うのは面白いとは思いますが、表千家が多いのも嬉しいです。
この日は八代宗晴先生という80歳超えのおばあちゃま、とても気さくなかわいい方でした。
後ろの方にいたら、隣にいらした和服の方と一緒に前の方に行かされてしまいました。正客は男性が来ていたので
その方が収まっていました。和服の方は次客となりました。椅子に座っている方も数名いたし、台湾とデンマーク
から来た人もいて、何か自由で堅苦しくないお茶席で楽しかったです。私は小さな正座椅子を借りました。
お茶をいただいた後、先生からいろいろ説明がありました。
今回のテーマは「水」ということで、お軸は蓑傘。
かぶると上が見えなくなって、人と比較しないというような意味だったような・・・
又は身の丈に合った・・ と言うような意味とのかすかな記憶。
スマホを忘れたので、お写真は隣に座られた和服の方から送っていただきました。
公開を快諾していただきありがたく思いました。
ミズバショウの棗は、先生のご主人が撮った写真をデザインして輪島の作家さんに作って
もらったオリジナルとか・・
お茶杓は珍しいべっ甲と象牙のもの。
リョウブ、ミヤコワスレ、ヒメユリ 江の島さざえ籠に入れて
終わってからも雨も降っているし、雑談が続きました。
池にはカルガモちゃんが・・
主茶碗は高麗茶碗で雨漏り出(雨漏り)
次客は竹の模様のお茶碗で、花の季節だと外に花があるので、かえって緑を
選ぶことがあるとか・・
お菓子は板橋 梅香亭 の水牡丹
梅香亭と言う名前は私が吉祥寺で若いころお茶を習っていた時と同じお菓子屋さんの名前です。
神楽坂にもありますが、吉祥寺店はずいぶん前に閉じています。懐かしい響きです。
お茶名も「式部の昔」でこれも懐かしく、よくお稽古で使っていたものです。
お釜のこととかいろいろ説明があったのですが、ちょっと分かりづらいものもありました。
スマホを忘れたのでLet's Enjoy Tokyo より写真をお借りした赤鳥庵
お隣の方とはまた次回もお会いできるといいですねと話してお別れしました。
お茶席でお茶をたてている所とかは撮影できないので、昨年のお茶会の様子がありましたので、
別の先生のですが、リンクを貼りました。
May 11 2023 Mejiro
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