Reflections

時のかけらたち

バイカオウレンに誘われて ・・・ fascinated by coptis quinquefolia

2019-03-21 23:59:19 | seasons
3月8日



スプリング・エフェメラルが大好きだったことをユキワリイチゲとの偶然の出会いで
思い出して、私が大好きだったセリバオウレンを何年ぶりにか思い出していました。
セツブンソウのようにはポピュラーではないこの花が大好きでした。そしてバイカオウレンも。
バイカオウレンはもっと東京では見れない花。
ネットで調布市の野草園で咲いているのを見て、いてもたってもいられなくなり、
前日とは打って変わってのお天気の今日お弁当を持って、ピクニック気分で出かけて行きました。

調布駅から途中までバスに乗って佐須駅で降りて地図を片手に歩きました。途中わからなったので
道を通してくれた郵便局の配達員の人に聞きました。
そこはまるで里山風景が広がるこれが調布駅から割と近い場所とは思えないほどのどかで
きれいなところでした。






















野草園は広場の中にあるこじんまりした園でした。思ったよりずっと小さかったので驚きました。
ぐるっと回ってから自分ではみつけられないと思いバイカオウレンの場所を園の人に聞きました。
本当にドッグランのように小さなところです。
バイカオウレンはぎりぎり間に合いました。一つの花だけ残っていて、しかも花弁は少し散って
しまっていて残り3枚でした。










今日は最初はクマガイ・モリカズ美術館に行って、ぼうずカフェでゆっくりと本でも読もうかしらと
思っていたのですが、花となると今日でしょということになりました。今日行けて良かった。
明日だともう残りの花びらも散ってしまうでしょう。













かわいい鳴き声はエナガでした。

























枯れ花まで輝いて




キジムシロ(雉筵)




オオイヌフグリ (ベロニカ)







しばらくしてまわって、園の方にいろいろ伺いました。月に1回90歳の先生が観察会を開催されて
いるとのことでチェックシートをもらいました。横山譲二さんという方で後からとしちゃんに聞いたら
調布市のFMワクワクステーションをやっている時に取材したということでした。
この辺は少なくなってきているとはいえまだまだ本当の自然が残っています。調布市民ではない
けれど参加したくなりました。

この野草園のところもカタクリの自生地があります。野草園には園芸種でない本当の野草が
自生しているようです。バイカオウレンは鉢に入っていましたが。次に行く神代植物公園への道を
聞いたらあそこは園芸種だからと野草園の人に言われました。




春の小さな野の花たちが咲き、もう春は始まっていた野草園でした。


March 8  2019  Chofu


コメント
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