Reflections

時のかけらたち

2月の星岡日本料理講習会(2019) ・・・Hoshigaoka with Kimono (Feb.2019)

2019-02-19 23:59:20 | dish


和服を着て2倍楽しい星岡日本料理講習会。
どなたかがあるばとろすさんのブログで星岡倶楽部と書いていましたが、そんな感じです。

この日は寒いし、結城紬と決めていましたが、帯が今一つで、白地につづれ織りの予定
でしたが、白がどうも寒そうなので、朝、今まで一度も締めたことのない、ひなやの帯に
したところ、合ったので変更しました。この帯はからし色の花織の着物に合わせて
リサイクルのお店で何年も前に買ったのですが、まだ締める機会がありませんでした。
辛口の京都の呉服屋さんにいたことのあるお店の人に、「このくらい締めてくださいよ、
粋ですよ」と勧められたものです。そのころの私には少し難しかったかもしれません。
時と共に似合うようになったり、好きになったり、意外な組み合わせを発見したり、
おもしろさはつきません。



二葉苑で染めさせてもらった帯揚げで出かけました。他には柿渋の帯締めにベージュの
帯揚げも候補でした。

出がけにいろいろあり、後れを取った上に、パスモのチャージ切れもあり、中野からの
バスはあるばとろすさんたちを乗せてちょうど出発したところで、一台待ちました。




空も青く抜けていて、何か私の気持ちも霧が晴れてきたような日でした。
その気持ちの変化だけ、St.Valentein's Dayに書きました。




めずらしく粋な掛軸。黒水引は昔は紅白はなかったとの説明がありました。


 
2月の献立

 椀    湯葉巻しんじょう うぐいす菜 人参
焼 物   鶏味噌漬焼 出汁巻卵焼 えのき粕漬け
煮 物   大根とあげの煮物
温 物   芋真蒸 春菊菜
和え物   梅肉和え  白身魚 うど きゅうり りゅうひ昆布
浸し物   菜の花




今日はいつもの倍くらいの生徒さんです。おなじみの古くから、親の代から
いらしている方もいました。




湯葉に白身のすり身を巻いて行きます。










だし巻き、鶏のみそ漬け、えのき粕漬け




大根とあげの煮物




梅肉和え  白身魚 うど きゅうり りゅうひ昆布




菜の花からし味

子どもの頃、苦くて嫌いだった菜の花。今の菜の花はいただきやすいとのこと。
主人はよく、春のちらし寿司に飾っていました。
先生のお話では昆布ジメにしてもおいしいし、朧昆布をかかえていただいても
いいとのヒント。



芋真蒸 海老そぼろ 菊菜




湯葉巻きしんじょう

こちらも白身と海老をつかってのしんじょう
生平ゆばを使います。
うぐいす菜は小松菜を春なのでそうよんで・・

どのお料理もやさしく心と体に沁みる味でした。
今何よりも和食がおいしく感じる年頃になりました。

私が今習っているのは心と体にいいことばかり、ヨガ、声楽 ・・ そして日本料理。





あるばとろすさんと一緒に。私の大好きなコーディネート。久米島に花織の帯。
星岡に着物で参加をするようになったきっかけを作ってくれた方です。
私的にはマンネリ化していた料理講習会が活性化されました。


 




新しくご一緒する方は着物歴も長く、いろいろ研究されて着姿、立ち姿も美しいですね。
お着物は結城、帯は刺繍です。黒地の帯は引き締まって見えて、正式な感じがします。









お料理の詳しいレポートを知りたい方はあるばとろすさんのブログを参考にしてください。


お食事の後は着物の話題が尽きません。今回は高円寺の純情商店街の先の方のレトロな珈琲店で。



Feb.14   2019  Asagaya

 
コメント (8)
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