“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

謹賀新年

2013-01-07 23:51:03 | 日記
今晩は。

新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが、
明けましておめでとうございます。
今年も恐らくこのような更新ペースのブログではありますが、
気持ちを新たに引き締めてまた頑張っていきたいと思いますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。

今日は早くも1月7日、七草粥の日です。
春の七草は漢字で書くと、
芹・薺・御形・繁[糸+婁]・仏座・菘・清白
となります。
薺・菘は1級問題で慣れている反面、
御形などは却って浮かびにくいかも知れません。

今日しろねこはといえば、実際は七草粥をいただいたわけではなく、
仕事の後で母とドーナツ屋さんでお茶をしてから、
大根おろしソースで唐揚げを食べたという展開でした。
この年末年始は三が日を除いて受験生と合宿だったので、
(食事は縁起担ぎで豚カツを何回か出してもらったりしました)
母と街で過ごすのは少し久しぶりだったのです。

ドーナツの当て字は何だろうと考えて引いてみると、
中国ではミスドのことを「美仕唐納磁」と表記するらしく、
沖縄のドーナツに似た揚げ菓子は「砂糖天麩羅(サーターアンダーギー)」と書けるらしいです。
後者は実際のドーナツをイメージしやすいですが、唐納磁のほうは本当に音繋がりに尽きるのでしょう。

さらにトンカツにいたってはどう書くのかよく判りません。

しろねこにとって、唐納磁と同じくらい食べ物の感じがしない表記のひとつが、
車厘(ゼリー)です。
いっそ車の形に型抜きしたら、しっくりくるのかも??

などと今年も思考が迷走していますが、
迷走から時には新たな発見もあることをも目指して、
言葉と関わっていきたいと思います。