“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

風邪が「蔓延」

2009-07-21 22:16:38 | 日記
どうやらしろねこ風邪をひいたようです。ぐるじー。そして職場にも蔓延してます。
そういえば少し古い1級の過去問には、「蔓延」を書き取る問題があります。しろねこは当初これが意外と頭に入りにくかった記憶があります。「蔓」は「漫」にしてしまう癖が抜けず、「延」には勝手にさんずいを付けたりして、あまり間違いすぎてとうとう用心する癖がついてやっと覚えた語です。「漫」にしてしまったのは、
「蔓延」→「病気」→「具合最悪」→「頭がぼーっとなる」→「気も漫ろ(そぞろ)になる」
という勝手なイメージ連想が中々直せなかったから。丁度今日みたいな気分でしょうか(笑)

「窕しい」って、人間として大切な要素だと思いますが…

2009-07-20 23:45:11 | 日記
今日は、昨日から取り掛かった書写の続きで、
○当て字・熟字訓の読み問題を約150題
○訓読み問題を約180題
写しました。解いた問題はいつも、問題(黒い字)と解答(赤い字)両方をルーズリーフに肉筆で写し、持ち歩いて見られるようにします。
相変わらず「婉しい(うつくしい)」「曼しい(うつくしい)」「窕しい(おくゆかしい)」「嫻やか(みやびやか)」「娟やか(しなやか)」などがすっと頭に入ってきません。この類の語は、本番直前にいつも見るようにして頭に入れ直しています。
特に「窕しい(おくゆかしい)」は中々定着しません。自分が窕しくない人間だからでしょうか…(笑)

「蒲葵」が覚えられない!

2009-07-19 23:59:00 | 日記
昨夜はまた日記無しでした。その前の晩、ほぼ徹夜で仕事を仕上げて出勤したので、帰宅後即爆睡でした。
今日は数日前の内容から総復習して、問題の書写も少ししました。最近覚えられないのが、「蒲葵(ビロウ)」です。「檳榔」の字面で見れば「ああ、あれか」とすぐ分かるのですが(こちらの表記は、小難しい漢字教養本の植物コーナーにはよく載っており、古典でもたまに出てきます)、「蒲葵」の方になると、全く読みが浮かんできません。多分こじつけがうまく行かないんですね。こういうものは、「覚えられない~~」と念を入れているうちに、目で覚えるので、それを待つことにします。

当て字・熟字訓のエピソード⑪

2009-07-17 19:45:40 | 日記
1日日記を書き逃してしまったしろねこです;^_^)
昨日は珍しく終日年休を取り、午前中用事を済ませ、午後は一休みして溜まった仕事と勉強を…、と思いきや、連日フル稼働の緊張のタガ(漢字が出ない(泣))が弛んだのか、日付が変わるまで爆睡してしまったのです。あ~あ。
…で、今日は1日職場の特別行事の為、殆どPCの前に座ることなく、でも100問弱を解きました。
「錦帯花(ハコネウツギ)」は覚えたようです。"箱根駅伝の襷(タスキ←1級の勉強を始めた頃覚えた字)は名誉な錦の帯"!…という連想で、「錦帯」から「ハコネ」を思いつけるようになりました。「ウツギ」は気合いで。【続く。】

当て字・熟字訓のエピソード⑩ 「アシタバ」

2009-07-15 23:55:29 | 日記
今日は、復習も含めて300問余りを解きました。
「アシタバ(字が出ませんが、「鹵」と「咸」を組合わせた字+「草」)」が出てきて懐かしかったです。しろねこの職場の同僚で八丈島出身の人が、以前八丈島の名産品について話していました。
「あとはアシタバの栽培とか?」
と言うのを聞いて、咄嗟にしろねこは、
「『アシタバ』は漢字で書くとああだよな~」
と字を思い浮べたのですが、普通なら「アシタバって何?」という疑問がまず頭を過る筈なのです。しろねこの思考回路は「その言葉は漢字でこう書くんだよな」という方に先に動くので、ある意味問題があるかもしれません。 【続く。】