“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

当て字・熟字訓のエピソード⑤ 「柳葉魚」と「柳葉菜」/記憶に鮮やかな当て字

2009-07-07 23:46:10 | 日記
漢検過去問でお馴染みの「柳葉魚(シシャモ=しろねこの好物)」はすぐに覚えられたのに、ここ数日奮闘している「柳葉菜(アカバナ)」が中々頭に残りません。柳の葉は赤い、柳の葉は赤い………(←嘘のこじつけ。)
…1級の当て字を勉強しはじめた当時、字面で一番感動した語は「メジロ」でした。当て字では
「繍眼児」
と書くそうです。確かに、あのアップリケのような眼の周辺が、ぬいとりのように瞼に浮かんでくるではありませんか。
「満天星(ドウダンツツジ)」も印象的です。子供の頃近所の公園に沢山咲いていたツツジを目に浮かべて覚えた、記憶に鮮やかな語です。【続く。】