“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

しんこもち

2013-02-09 21:50:01 | 日記
こんばんは。
何故その話になったかは定かではないのですが、

「しんこもち」って何??

という会話が、今日の昼間、教科担当クラスに用があって入ったときに交わされていたので、思わずそちらに視線を向けると、
先生は知ってますか?
と尋ねられました。不覚にも餅という以上のことは何も知らなかったので、
よくわからん。
と答えると、一人の子がその場で電子辞書を引き、おっ、難しい字だ!とこちらに画面を見せてくれました。
ドキドキして見ると、そこには

[米+「驂」の右側]粉米

と書いてありました(ケータイで出ない字なのが残念)。
咄嗟に[米+「驂」の右側]の字の訓読みが出てこなかったので、職員室に戻って確認したところ、

こながき・めしつぶ・ま(ぜる)・まじ(える)

とありました。
因みに音読みはサン・シンです。

「こながき」とは何なのだ、、と調べてみると、どうやらもとは、米粉を水で溶いて煮た粥のような雑煮の前身のようなもののことらしい。要するに米粉の餅?
しかし「それって大福のこと?」という生徒に違いを説明もできません。
しかし、うちの地域にも数人の生徒がよく知っている、しんこもちを売っているところがあるらしく、彼らの説明に拠ると、それは白くてもちもちした餅が半分に折り畳んだ格好になっていて、茶色い筋(焼き色?)がついているらしい。
ネット上では、実に様々な「しんこもち」がアップされています。

24ー3では「糒」(=ほしいい、かれいい)も出題されたばかりで、またひとつ振り返る機会を得たり、という出来事でした。


話は変りますが、
今日は帰り際に、職場の後輩のことである程度予測もできたとはいえ、衝撃的な事実を知り、半ば呆然として通勤駅に戻り、勉強のために喫茶店に座ってからも上手く身体に力が入らず、少々ぼんやりとしてしまいました。これ以上具体的に書ける話題ではないのですが、なかなか後味のよくないお話で、世知辛い世相を反映したことでしたので、どんなことで明日は我が身になるか分からない、という思いで今夜はいっぱいです。人間常に覚悟の気持ちを持っていなくては、と改めて思い直す今日でした。

ノートの書式が定まるまで

2013-02-09 01:05:51 | 日記
こんばんは。

今日はしろねこにとっての仕事の休日が久々に巡ってきました。1月中旬以降、センター見送り、新入生入試準備、検定直前は地元私大対策で3週連続休日が消えてしまっていたので、家族と街で過ごしておりました。普段は落ち着いて買い物もできないので。

普段の通勤でもそうですし、今日のように外出先で買い物などすることも考えると、漢検漢字辞典を持ち歩くのも抵抗があります。でも漢検要覧は最近持ち歩くことが多いため、なんとか要覧の配当漢字に従い、それらを万遍無く把握する作業を、持ち歩きつつしたい、と思っておりました。
そう、深い理解よりは広い把握、というほどの軽さで構わないので、ひと通り万遍無くということを重視しようというわけです。
これまでは他の辞書より先ずは漢検漢字辞典を完璧に拾おうとしていたのですが、いつも纏める形式も固まらず、荷物も重くなり自宅では眠ってしまい全く長続きしなかったので、長丁場な計画ですが次のようにしてみようと仮に決めました。

携帯の漢和辞典(三省堂)

漢検漢字辞典

漢字源(学研)

の順で配当漢字を復習います。辞書が進む毎に拾う熟語(=辞書の収録語数)は増えるイメージです。

携帯漢和辞典については、簡単に例示されている熟語を抽出するほか、要覧と一致しない訓読みや、難読語、補説等があれば書き加えます。
コツはそのとき、全部をそのまま写すのではなく、熟語は半ば問題形式にして写すということです。今回は各単語と読みは各々左と右の端に寄せて、そこだけ赤ペンで書きました。間には普通にシャーペンで簡単に意味を書きます。使用ノートのサイズはA5です。愛らしい仔猫さんの後ろ姿が表紙になっております。

取り敢えず今日は、配当漢字の最初のページ分は実行してみました。この度見逃したと思われる「丕」を再認識したり、早速有意義でした。予定終了時期はもう少し様子を見て目処を付けようと思います。