ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その2)

2005年11月03日 | 2005年ライブ・イベント
その1から続き、、

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その2)

そして、誠さんが、、ステージに戻ってきました^^

ここで、座談会^^;というか、
誠さんの質問タイムになります^^
おそらくは、ご自身大方わかる筈だとは思うのだけど・・・、
(通訳してもらう前にわかってらしたもん^^。)
お客様のことを配慮してのことでしょう。
お友達を通訳としてステージにお呼びになりました。
吉田玲雄さん。
何度か、雑誌POPEYEのコラムで誠さんの写真や文章を書いて下さっていた彼です。
そういえば、いくつかのライブ会場でお見かけしてたような気もする。

いくつか用意してきた(ちゃんとメモも作成^^)質問+ライブをご覧になっての質問をいくつか。
ウィングスに加入された経緯とか、、
日本人としては知りたいが、当事者としては果たして^^;;?!
というような、アノ質問、、(苦笑)。
それから、ギターの奏法についてもお尋ねになったかな。
フィンガーピッキングの、アメリカンスタイルと、英国スタイルについて実演していただけました^^
誠さんなりに、緊張されていたのでしょうか。
残念ながら、少し遠目だったので「緊迫感」^^;みたいなものがよくわからなかったのですが、、
何をどう思ったのか、、

「・・・ええと、野菜と肉はどちらが好きですか!」

会場一同・・・苦笑い。後で聞いたら、これがツボ入ってしまった方が何名かいらした模様^^;

通訳を介すまでもなく、、

「スシー」

・・・ほんとに、おあとがよろしいようで(笑)。

(日本に来られる前は、韓国・ソウルでライブをされていたそう。
その時には肉肉肉だったとかで、昨日誠さんが夕食をご一緒したときは、野菜をかなり召し上がってたとかで。
・・・で、ホントは何が訊きたかったんでしょう、誠さん^^;;;
「そんなこと訊くつもりじゃなかったのに」って^^;;;;)

さてさて、、オチがついたところで(コラ。)
今度は、ジュバー氏と誠さん2人のセッションになります。
本当に縁(ゆかり)の曲になりますね^^
誠さんが20周年記念アルバムの中でもカバーした「My Love」。
ただし、そちらは誠さんが唄いやすいようにキーを下げたもの。
今回は、オリジナルキー(つまり、ポールが唄っているのと同じ。)に上げて唄われるという!!

「声、出んのかあー」、、、(ぼそ)

(ビートルズ・・・特にジョンの曲中心のカバーライブがあったとき、
誠さんはポールの部分のコーラスを主に担当されてましたが、、
ご自分のオリジナルより「高い声」のがあるっておっしゃってましたもんね。)
でも、何の何の^^バッチリでいらっしゃいました。
キーが違うと、少し雰囲気が違いますよね・・・ってアタリメーか^^;;
でも、本当に緊張されたらしく、、、
「いつもより高いキーで唄っていたこと、すっかり忘れてた」とおっしゃるくらい、、
・・・帽子の中、いっぱい汗をかいてらしたそうです、、、^^;;;;

ジュバー氏をお見送りして^^
入れ替わりに、メンバーさんたちが、ステージに戻ってきます。

「オイ、早くきてくれよー」^^;;

早速助けを求めておられます^^;

で、再開後は「今僕を泣かせて」。
皆さんでまた音を出すと、ほっと安堵というかなんというか。
やっぱり・・・のびのびと誠さん唄ってらっしゃる気がするのは、私だけでしょうか^^

繊細なギターな音色から、ベースの音色へ。
これがまた、なんといい音をしてるんでしょう。
オリジナルのも素敵なんだけど。「恋は知らぬ間に」。
(ただ、いかんせん年初にあったフルメンでのライブ。
あの時の「ステキすぎるコーラス」のあるバージョンも、ついついアタマをよぎってしまうのであります^^)

「行き場がない」では、抑え気味な感じにも聴こえるギターから始まって、、
どんどん、どんどん盛り上がる感じかなー。
おそらくは、いや間違いなく、
今日はアコースティック編成ということで、
相当カースケさんは抑え目に叩いておられたと思うのですが。
ここで炸裂!!!もう、何てかっこいいんだっ^^!!

今年は色々なタイプのライブをやって。
その中には、今日の仲間+片山さんによるthe bondとも一緒にやったり。
また、昨年に引き続き「マーティン」のライブもあったりなんかして。
で、行く先々で「口を酸っぱくして言ってきたのが」・・・

「クリームの再結成です」^^

誠さんの中では、

「今年はクリームの年」^^

に決まっているのだそうです。
ということで、、このメンバーでも1曲!!
いえーーい♪
かるーく、、「Sunshine of your love」を流してみるも、「全く動く気配ない」角田さん(笑)。
誠さんも「そーだとは思ったんだけどさ。」
といって、今度は「Badge」のサワリを少しやって、、
微妙に動こうとした角田さんを見て、、・・・すぐ止める(笑)。

「やんないよーだ。しかえしー。」

・・・あのーーー、おにいさまがたっ^^;;;!!

気を取り直して、「I'm so glad」。
・・・悪いけど、これはかっこいいぞー!!
230さん、角田さん、誠さんでソロを回すんだけど。
なんなんだ、これーー!!たのしすぎーーー^^。
オリジナルバージョンとは、一味も二味も違う楽しさがあるよね。
あ、これ、ロンドンでのRAHで再結成公演のときの1曲目だそうですね。

「HOLDING ON」は、元々すごく好きな曲なのでありますが。
とりわけ今回は、皆々様のコーラスワークにやられましたね!!
あ、お客さんもまじって唄ってましたけど、、てか、私は唄いました^^
誠さんが上手い具合に「1人ずつやろうか、どこ唄ってんの?」って。
聞いて行くんだな。
そうすると、、、おおーー、ほっほーーなるほどね^^
そのパートなんだ!!と、結構楽しかったりする。
唄われる方は必死かもしれませんね、ごめんなさい^^;;
因みに、、ワタクシの感じだと、カースケさんのパートが合うような気がします^^

この曲に限らず、メンバーさん、結構コーラスをこなしておられましたよ。
特に、カースケさん叩きながらだと、、難しいだろうなあと思うのは、
素人考えですか^^;;

マーティンツアーで全国を回るようになって、今まで行ったことはあっても、
ご自分の唄を唄いに行ったことのない場所へ行けて。
また、見に来られる方も、「なんなんだあ?」って、顔をしていたオジサンも、
だんだん表情が柔らかくなってくるのが、
誠さんとしては「しめしめ」^^みたいな。
それも新しい出会いがあったことによって、そういう機会にたくさん恵まれて。
改めて感謝の言葉を述べておられましたね^^

どうやら、この「リバースツアー」は、来年もある様子です。

「また、みんなでいろんなとこ行きましょう^^」

・・・あらら、お誘いいただいちゃいましたね、さあ、どうする^^?

20周年以降、何度も何度もこの唄を唄って来たけれど、唄えば唄うほどに、
もっともっと聴いて欲しいと思う、とても珍しい曲なんだそう。
本編の最後は「Waltz In Blue」。

(「最後の曲です」と言った時に、一瞬会場の様子を伺うかのような間があり、、、
あ、いかんいかんと思って「ぅえーーー!!」と慌てて応戦^^;
「・・・待ってました(*^-^*)」と、とてもにこやかに言われてしまうお客さんたち^^;なのでした)

========

盛大なアンコールの拍手と歓声の中、、
ステージでは、チューニングをするローディさん達、、、

誠さんは、Acoustic Love! の黒いTシャツで戻ってらっさいました。

まずは、230さんと2人なのですが、、

「・・・堂々としたローディだったよねえ。」

と、230さんに話し掛けつつ、、、
ギターを鳴らしてみて、、、

「・・・チューニングしてくれたんだあ・・・」

お2人してチューニングし直してるし(笑)。
・・・お気に召してなかったのでしょうかねえ^^;

チューニングしながらも、本日のライブがTVやラジオでオンエアになる旨、
お知らせして下さいます。
(多分これから誠さんのサイトで^^・・・きっちりと)

で、えーと「89年のスマッシュヒットアルバム(笑・おなじみのフレーズー!!)、
「Mah Mah Mah」から」で、「ゆるして」。
これ「も」すごく好きなんですね、私は^^。
多分一番最初に聴いたのは、ラジオでの生唄だったと記憶してます。
完全に1人で弾き語る時は、確か間奏は口笛でやってらっしゃい、、、ますよね?
でも、230さんがいらっしゃるときは、、、230さんの珠玉のギターが聴けるんですよ。
それが本当にピュアな音色で、美しくて・・・涙が出そうになるんですよ、、、
このお2人のギターのアンサンブルって、私の中では史上最強ですから!!
誠さん、色々からかい気味におっしゃってはいても、
230さんの素晴らしさや本当に頼りになるところを、
ギタリストの立場からして、隅々までわかってらっしゃるのは間違いないしね。

しっとりと唄われた後は、またまたジュバー氏と角田さん、カースケさんもステージへ。
もう、全員が集結^^

「今まで一度もやったことのない曲をやるよ」って^^

わー、なになになになになになにっ!!

「ロックの名曲・・・「ヘイジュード」」と誠さんが言うと、
ジュバー氏もギターでちゃんと付き合ってくださる(涙)。
ほんとに、いい方ダー!!
でも、「本国に帰ったら、(日本で)ヘンな奴に会ったって言われそうな気がするー」^^;;;
まあ、冗談はさておき。
曲はなんと「Little Wing」なのでした。・・・とにかく。ジミヘンですから。
うわーーー、ひゃーーー、きゃーーーーって。内心もう大騒ぎですよ(笑)。

クラプトンもアルバム「レイラ」(デレク&ザ・ドミノス)でやってたりするし、、
そのクラプトンカバーライブをやった、誠さんの先輩桑田さんも唄ったし、、(このとき、誠さんバンマス^^)
更には、五島良子さんがカバーアルバムで取り上げています。
(中野督夫さんのご子息がギター弾いています。興味のある方は探してみて下さいませ!)

とにかく、これが誠さんのボーカルでですよ。
そりゃあ、ギターのひそかな熱いバトルも素晴らしかったけど、、
ひゃーでしょ?きゃーでしょ?・・・思いっきりロックでしたからね^^
大変満足です^^ワタクシ。

そして、ここでここ暫く誠さんの写真を撮り続けている、カメラマンの六本木氏を紹介。
本当にシャイな方ということで、「一瞬しか出ませんよ」と、さんざん釘を刺されてたんだとか。
で、、、ふっと後ろの方に出て、、誠さん、そこでちゃあんとギター持ってポーズ取って、、、パチリ!!
・・・・あっちゅう間に、逃走されました、電光石火(ほんとに早っ)。
(この間、誠さんが段取りを少し間違え、ドタドタ気味、、
で、次の曲の口火を切る予定という230さんも、キョトンとしてるし(笑)なんかちょっくら、可笑しかったです。)

カバーだけでなく、誠さん曰く「役得」ということで、
ジュバー氏にも加わっていただいて、誠さんのオリジナル「あなたに逢いたい」を。
・・・マーティンのツアーでは、結構思い出ありますよ^^
写真集にも出てましたが、ステージに誠さん手書きによる大きな楽譜が登場^^
あーだこーだと、、解説いただきましたっけね(笑)。楽しかったなあ!
この曲では、誠さんのツアー等を支えて下さっていたお友達や
スタッフがぞろぞろっとステージ上に集合^^
客席ともども、とても賑やかに盛り上がりました。
ステージ上でも、撮影のカメラは回っていたみたいで。
たまたま、、私の視界に入る位置にいらしたから気づいたんだけど。
座ったままぐるんぐるん椅子回しながら、
ベース弾いておられる方が^^;・・・もしかして、カメラ狙い^^;?

最後は皆さん中央で、ご挨拶です^^
あっちこっちから、サイトーとか、マコトーとか、声が飛ぶ飛ぶ(笑)。
あ、私もやってたけど、、、
いや、アレだけのもの見てですね、大人しくしてろって方が、
私には絶対に無理なんです、、^^;
半分疲れてるかなあ、、とか言いながら出かけたくせに、、、どこから声出てんのよ?!
と、つっこまれること間違いない勢いだったかと。

二度めのアンコールは誠さんお1人で登場。
この2年くらい、、非常に「出会い」というのが凝縮されている感じなのだとか。
ここ10年くらいみても、こんなに続いたことは記憶にないとおっしゃいます。
それもこれも、音楽やギターがあったおかげ。
もし、それがなかったら自分は「だらしない」「日常生活がちゃんとできない」^^;人間なのだとおっしゃいます。
今回、発売された写真集にはCDも付いていますが、
最初はライブ音源のみ、という話だったのだそうです。
でも「新しいCDとして出す以上、何も新しいものがないのは買ってくださる/聴いてくださる方に失礼ではないか」と、考えられて。
短いけれど新曲を収録することに決めたのだそうです。

「短いから聞き逃さないでね」(笑)と、そっとお話になって、、、

「きらめきの街へ」を唄われました。
これ、本当に佳曲だと思います。
曲の長さ云々でなく、曲に込められている誠さんの「想い」とでも言うのかな。
もうひしひしと伝わってくるんですね。
私は聴きながら、

ギターケースを提げて歩く誠さんの後ろ姿をはっきりとイメージ出来た

くらいなんですから。
それに続いては、去年の夏の赤レンガ倉庫でのライブ会場のみの、限定で配布されたCDに収録されていた「恋歌倉庫」。
(れんがそうこ・・・と読みます。)
思いがけず、この曲が飛び出したので本当に驚きました。
あの時だけのもの・・もう、唄わないんじゃないかな、、と思ったこともあったので。
まさにスペシャルなライブでの、スペシャルな締め括りにふさわしいものだったのかもしれません^^
本当に、、こんな事を考えられたなんて、、ニクイなあ、、やられたなあって感じでした。

エンディングのBGMは、先ほど唄われた「Little Wing」のオリジナルバージョンだったんじゃないかなあ。
ちょっとその場で、エレキを弾く真似もしながら^^
でも、告知を思いっきりしてたのは、「ありがとう、クリーム!」(神戸・名古屋)のこと^^
これはもう、、、かなり、気合い入ってますね?

直前に見せられた素晴らしい唄の後で、黙ってられるわけもなく。
久し振りに・・・聞えてきたお友達の「さいとーーー!!」の声に、
あっちこっちから「まことーー!!」って続けて叫んどきました^^。

(後で聞いたのですが、ライブ前に会えなかった友達・・・。
ここで叫んだワタシの声をキャッチし・・・「あ、いた」^^;;って。
先日の誠さんの「夕陽の交差点」のコメントで、
ハッピーに客席がハッピーに盛り上がってるのが楽しいんだって。
30、40代の人たちがワイワイ楽しんでいるのが、嬉しいんだっていうのがあって。
ど真ん中にいるワタシとしては、これで安心してまた一段と叫べるってもんです^^)←実に都合のいい正当化^^;;;;;

最後に「まことー」ってやった時に、
ちらっと、「まことー」側(笑)に反応して下さったような気がして、、
ええ、妄想多分だとは思うんですけどね、、、いいんです。これで暫く生きてけるんですから!!

===========

ライブが終って、改めて思ったことなのだけど、

ステージ上ではもちろん、お客さん、そしてバックステージで。
本当にたくさんの皆さんが、支えていたんだなあ、盛り上げていたんだなあ、、って。
しみじみ感じ入って。
そうしたら、本当に泣けてきた。

誠さんのライブって、そういうことが本当に多いと常々思っているんですが。
やっぱり、ステージの上にも、客席にも・・・双方に「愛」がある、と思うんですね。
でも、それにしたってこの日は本当に凄かった、、、
暫くそれで感覚みたいなものが、シビレていたもんね、、

ワタクシごとですが、毎年このくらいの時期って結構へろへろになってるんですね。
お疲れ気味、、、ゆったりと見ることになるのかなあって、、

とんでもなーーい!!

「どこが疲れてんだよ」!!
でもね、それくらいの力が湧いてくるというか、、、
どこかでつかえていたものを、
すとん、と、それを押し流すくらいの大きな力とか、、元気を下さるのですから^^。

~~~~~~~~~~~~

ぼけぼけー、、でも心意気だけでご勘弁下さいませ^^;;;;

~~~~~~~~~~~~

そうそう。
赤レンガのホールを降りる階段のとこ。
思いっきりみんなが気づくように(笑)ポスターが貼ってありましたねー。
「ありがとう、クリーム!」の。
2枚違うバージョン、、PCで起こした・・・よね?
もお、、ヒトがいなかったらひっぺがしてお持ち帰りしたいくらいでしたよー。
代わりに写真は撮ってみたが、、イマヒトツ、、、うーむ。
11月16日には、今回はゲストで片山さんがご出演になることも決定!!
これはますます、、エキサイティングになること間違いナシ!!
演奏だけでなくて、そのやりとりとかも(笑)。
これは楽しみ!!迷ってる方は今からでもGO!!^^

セットリスト

1 I sing my song for you
2 空にお願い
3 横浜
4 Smile & Sleep
5 WOO BABE
6 While my guitar gently weeps

7、8、9 、10  はローレンス・ジュバーさんのセット。
8は、ストロベリーフィールズフォーエバー

11 My Love
12 今僕を泣かせて
13 恋は知らぬ間に
14 行き場がない
15 I'm so glad
16 HOLDING ON
17 Waltz In Blue

********

En1 ゆるして
En2 Little Wing
En3 あなたに逢いたい
En4 きらめきの街へ
En5 恋歌倉庫

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その1)

2005年11月03日 | 2005年ライブ・イベント
THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT
MARTIN CLUB Rebirth Tour Special
「斎藤誠の今年最後のスペシャル・アコースティック・バンド!」

2005年11月3日(木)@横浜赤レンガ倉庫第一号館ホール

~ 出演 ~

斎藤誠(Vo/G)

角田俊介(B)
河村カースケ智康(Drs)
柳沢二三男(G)

**スペシャルゲスト **
元 ポール・マッカートニー&ウィングスのギタリスト
ローレンス・ジュバー(G)   

※時間を少し置いてから色々書き始めたので、
勘違いやら、間違いも多々あるかと思いますが、、、
仕方ないヤツ・・・と、どうぞ少し大目に見てやって下さいね^^;;;;;。

去年、ここに来た時は横浜駅そばから「シーバス」に乗ってヨコヅケ状態だったのだけど。
実を言うと、、、、若干船酔いしました^^;
「うそー」とか、言わないで下さいまし。
ホントなんだもんね、、、とほほ。
今回はその反省を踏まえ、みなとみらい線で横浜からぐるっと回り
「馬車道」から徒歩で行ってみることにしました。
・・・いや、これ正解。
出口を上がったら道は真っ直ぐなので間違えようがないし、近い!!
なあんだそういうことなのか。
今まで桜木町からぐるぐる、、とか悩んでたのは一体なんだったのだよ(汗)。

てなことで、久しぶり、、というか、
ライブやらイベントがある時だけ来る、、というか、
そういう時にしか来ない^^;横浜赤レンガ倉庫です。
今日は、誠さんといつもの皆さんが・・・スペシャルゲストをお迎えしてのライブなのです。
年の初めに、フルメンはあったものの、
弾き語りによるものが多かったので、何だかスゴク嬉しい。
まあ、途中、the bondや春名バンドとのコラボという、とっても楽しいツアーもありましたけど。

今日は、寒いかなどうかな、、家を出る時に、まあ大丈夫だろう、、
と、思った私が甘かった。
開場1時間前くらいに到着し、、あたりをふらつき、、
そうこうしてるうちにきっと開場になるだろう、、
と踏んでいたのだけど。
お茶をする場所を物色していたのだけれど、、

ぽつ・・・ぽつ、、、

あれっ^^;;;?!

傘・・・置いてきちゃったのに、、、やられた^^;

慌てて、今日の会場の1号館の1階にあるカフェへ駆け込み。
一息ムリヤリつくことにいたしました、、ふう。

お茶をしてるときも、若干お店とか見て歩こう、
とかやってるときも、ぼつぼつ知った顔に出会い始め、、^^
それでも、何か気になるモノがあると目を離さないやつなんです、、ごめんね^^;

****

ここらにいれば、「必ず通るでありましょう」
という出入り口及び階段近くにいて、、
何とか、お会いしなきゃーな方には皆さんに無事お会いできました^^

同じところで、キャパ(ロバート・キャパ)の写真展もあったりして、
気にはなったのですが、そんな時間にも気持ちにも余裕はナシ。
もし、機会があったら次にね、、ということにする。

会場のホールのあるフロアへは、階段で。
・・・ここ、前回も思ったのだけど、、
階段がこわいーー。
なぜこわいのか、、非常に説明が難しいけれど、、、(写真撮っておけばよかったかなあ。)
ガラス張りなんです、、どこまで足を下ろしたらいいのか、、
ちょっと微妙にスリルがあります、、行った方にはおわかりいただけますよね。

今回いろんな意味で、特別なライブなのです。
ライブそのものも、夏場に全国を回ったマーティンクラブツアーの
集大成、総決算みたいな趣もあり、、
デビュー以来初めて、、という、「斎藤誠写真展」があり、

(ネブラスカツアー中に、数枚ほど小出しにしていたものです^^
今思うと、すごくいいショットを出していらしたのだと思います。)

これまたデビュー以来初めてという、「写真集」(CD付き)の先行発売というものもあるのです。
後者については、せっかく前者があるんだから、、
よく美術展なんかにある「目録・カタログ」みたいに、
ダイジェストでいいから作って下さらないかなあ、、と実は密かに思っていたのでした。
だから実現したときは、「驚いた!」というよりは「よかった(*^-^*)」というのが、私の心境でした。

階段を上がって、長い長い廊下のような通路が続きます。
しかも、なんとなく温かい木のぬくもりを感じる。
去年の夏もここ来たのに、よく覚えてなかったんだよね、、なんでだろ。

さささっと写真集を入手。
実はポスターもあったのですが、、

「アタシの部屋には、貼るとこがありましぇん・・・(泣)」

ということもあり、断念しています。
持っていることそのものに意義もあるのかもしれないんですけど。
うーん、どうなんでしょうね?

開演前のロビーは大賑わい^^
写真展を見ながら、、「あ゛、亡霊がっっ」^^;
・・・軽く冷汗。まあ、あれだけ大きく引き伸ばしてると、はっきりわかるもんだなあ、、(汗)。
でもちょっと不思議な気持ちになるなあ。
あれは、(場所は)あそこだな、、ここだな、、
写真によっては、これは何の曲を唄ってるのかもわかりますよ^^

ロビーで見渡していると、
あんな方やこんな方もフラっといらっしゃったりなんかして。
・・・いいんですかっ^^;;

てなことをやりながら、
開演が近づいてきたので、席へ着くことにする。
全席指定だから、慌てる必要がないのでありますね。
で、今回は結構退き気味で見る位置なので、まあゆっくりとね。
今日は、席が売り切れ。当日券がなく、、
また、ギリギリ追加で出していたらしいですが、、立見まで出てましたらね!!
すごいなあ!!

会場は、その倉庫の箱みたいな質感を生かした感じで、ウッディな印象。
ステージの背景は、レンガを組んである感じ。
今日は向かって左がベース、右がギターのようです。
私は、今回は左を見ろってことだったんでしょうか^^

どうもカメラが何台か会場に入っている様子で、
てことはテレビでのオンエアありなのですか^^?
(・・あるみたいです。)

*****

最初に黒澤楽器の福岡さんが、ステージ袖あたりにご登場^^。
マーチン君連れで(笑)。
ツアーではすっかりおなじみの感じです。

(あ、そっか、今日はそうだった^^;とか、、、
いささかアタマの回転が鈍くなっておった昨今、、、)

あ、この日もロビーに出られて物販のところなど実にお忙しく立ち回られていました。
いつもお疲れさまですm(__)m

マーティン社からクリス・マーティン氏も来日しており。
といっても、例の長い通路を行列して待っていたら、
ホントに飄々としたご様子で、横を通り過ぎていかれ・・
あまりにもさりげなくて、かえってびっくりしてしまいましたが^^;

ステージでご挨拶をされ、、

「これは、マーティン社のマスコット「フレッティ」です」

と、受け取られたマーチン君を手にお話されておられました^^

(で、これは本当です。
その日、すっかり連れて行くのを忘れちゃってたんですが、、、ごめんね、我が家のマーチン君^^;
Frettyのタグがあるんですよ。)

お話の中に「museum」が出来るとのことでしたが、どんな様子なんでしょう。
やっぱりギターがお好きな方には、興味津々なんでしょうね。

そして、そのクリス・マーティン氏に紹介されて誠さんご登場!!
今日は、遠目なのであまり細かく観察しきれませんが、
ボーダーのシャツ?途中切り替えのあるやつをお召しでいらっしゃいました。
それこそ盛大な拍手と歓声^^

ゾクゾクとメンバーさんもご登場、、、

で、、

あれ、、

全員・・・前に並ぶのかい?

カースケさん、、ギター?!

いや、ものすごくお好きなのは知っていましたよ。
ちょこっとシャレで弾いて下さったこともありますよね。
他の方のライブで、弾いておられるという噂も聞いてましたよ。
ギターを誇らしげに見せびらかしておられましたが、、、
誠さんのおニューだったのですか。合ってます?

角田さん、カースケさん、誠さん、230さん、、な並び。

ちょこっと、、思いっきりロケンロールなフレーズも弾いておられましたね^^

誠さんに「カースケ、あれ言っていいよ!」

とお許しが出て、、いきなりの、、

「(こほん。とはおっさらなかったけど)アーユーレディ!!」^^・・・みたいな。

やったね♪

音が出た瞬間に、、気持ちがほろっとなってしまいました。
いや、正確には皆さんが揃った時に、、かな。
うわーー、やっぱりこの方たちの音は大好きだあ、、、
ってアタマで思うより先に、感覚みたいなのが反応したっていうのかな。
最初から軽く・・・風景が霞みました^^;;

小編成かもしれないけれど、バンドはバンドなんですよ。
皆さんの音がぐっぐっと重なってくるときの気持ちよさは、やはり格別なんであります。
特に、夏場とか弾き語りが多かったから、ベース1枚加わる時の音の厚みがねー。
アンサンブルってすごいなあって改めて思う。

2曲目で、カースケさんは定位置へお戻り♪
てか、そうでないと困ります(笑)。
誠さん・・・曲間、手にしたギターをしげしげと見て

「あ゛っ、これは!!」

と、見せびらかしかけるも、、、すぐ引っ込める(笑)えーっ!!

代わりに、

「・・・ヤナちゃん、いーい?」・・・昔は、ヤナちゃんとよく言われていたそうです。

「つんちゃん、いーい?」・・・その呼びかけ、微妙に挑発しているような気がしました、誠さん^^;

久しぶりにいつもの仲間とライブの空気感を、心から楽しんでおられる様子です^^

230さん、、
今回すんごく遠くて確認出来ていませんが、、
お履き物は、どうなさっていたのでしょう、、、
ガソリン燃料の投入はいかがされていたのでしょうか。
角田さんは、、、最初のうち客席を「観察」^^;しておられたような気がするのは、
私の気のせいでしょうか。
でも、その後は演奏に集中、、
正面でなく、身体ごと誠さんの方に傾けてベースを弾いておられたのが、なんとなくらしいような気がしました。
カースケさん、残念ながら時々見えなくなっちゃう角度だったんだけど、、、
でも、時折なんかあると立ち上がってアピールされていた由^^

久しぶりにこのメンツで聴く「横浜」。
泣けました、ホントに。
ご当地ソング^^のようでいて、誠さんが以前MCでお話されていたのだけど、
普遍的なんだよね。
別にその場所は「横浜」でなくても構わない。

で。

MCになった途端、大大大大大自慢大会が炸裂(笑)。
ここぞとばかりに、新しいギターの自慢をステージからされてしまう、お客さん(笑)。
今年の2月にアメリカのマーティン社へ行き、発注依頼をしてきたもの。
ギター好きの方にはお馴染みなのでしょうが、
かのエリック・クラプトンや、ポール・サイモンといった「超」大物ミュージシャンのギターなども制作しているという、
ディック・ボーグさんの手によるもの。
(確か、最初の方の「斎藤誠とマーチン君」(ヤフーオークション内、ギターラボの連載)にお写真が出ていたんじゃないかと思います。)

「まあ、オレの人徳かな・・」

と、軽く反り返る誠さん^^にギターの音や咳払い等で、抗議するメンバーさん(笑)。

「・・・わかんないだろうけど・・・いい匂いがするんだー^^」

・・・また楽器にすりすりして、にほひをかいでおられました^^;;

この日は、全員がマーティンを使用。
ドラムセットもそうみたいなんだよーーー!!
しかもね、カースケさんは野球のユニフォーム着用だな、、、と思ったら。
マーティンの野球チームに入ってるそうな^^

角田さんも、とうとうアコースティックベースを購入。
んでもって、こちらも匂いかぎまくってました^^;

てか、、全員でやってる^^;;・・・なんで?
かくも、木の匂いはそんなまでに?
残念ながら、ギター弾きでない私にはわからない世界でありますが。

因みに、去年の秋のリバースツアーで使用されていたものとは違うタイプのを購入されているようですよ。

そうなると、230さん、、
「・・・僕のはぁー?」
・・・なんか、その心細げな様子が目に浮かんでしまいます^^;
このライブ用に、230さん用に借りたものがあったそうなのですが。
既に2度めのリハで傷つけてたらしい、、
「・・・これ、僕のもの」みたいな^^;
それを買い取って、無事に手にされたらしいです。
めでたしめでたし(←そうなんかいっ)。

今回は誠さんの新しいギターのお披露目という意味合いもありますが。

斎藤誠 写真展&写真集。

これがおっきな出来事なのかもしれません。
デビュー以来、初めてのこと。
開場前のロビー(開場3分前くらい)をぐるっと見てご覧になってたそうです。
感想・・・

「オレもなかなかやるぜ!!」^^

・・・大きく引き伸ばしたの、1つくらい欲しいなあ(ぼそ。)
・・・ポスター、いちお、断念してるくせに、、です(あゝ、矛盾^^)
「グラビア!」なんて、オチャラケておられました^^

マーティンのツアーでは、たっくさん使いまわしていたようですが、
今回はギターの本数少なめでしたね。
まあ、230さんという心強いサポートギタリストがいるから、
ギターの音色を気にしつつも、唄にしっかりと専念できるっていうところもあったのかもしれません。

新しいギターの詳しい仕様については、先日の「Player」マガジンのインタビューにあった気がします。
まだその出来立てほやほやのギターの音色は、硬めで荒々しい感じの鳴りにも思えました。
ギターは、弾き込んでナンボのものだそうですね。
それでどんどん音色が成長というか、変化していくものだとか。
今後、誠さんが使っていくうちにどんな味のある音色になるんでしょうね。
これは、楽しみです^^

それを使って初めて唄う、、まあどれもそうですが^^;
「Smile&Sleep」
完全に1人で弾き語りをされるときは、どこか張り詰めた感じになるような気がしますが、
バンドだと、やはり少し唄も柔らかい感じがするんだな。
私の気のせいなのか。

「WOO BABE」は、完全に誠さんや皆さんの本領発揮だったりします。
アレンジに、時々ミニー・リパートンが混じってる(笑)なあ、、
ということもあるのですが、このときはもう最初っから巧みに曲に織り込んであると。
間奏では、交互に出てくると^^
聴いている方もすごく楽しいんだから、やってる方もこれは「絶対に楽しいでしょ」って思っちゃう。
ほんと、聴きながら笑顔になるよなあ^^

と、ここまで来て。
もういきなりスペシャルゲストを呼び込んでしまいます。

「昨日、一緒にディナーしちゃったんだぞ」・・・そんな自慢って^^;

Mr.ローレンス・ジュバー。
なかなか、お茶目な方でいらして。
いきなり、、バットを構えるが如く(笑)。
そんなことをやってたヒトが他にもいたなあ、ヲイ。

ジュバー氏も演奏に入って、
もうこれは超・有名曲ですねー。

「While my guitar gently weeps」

・・・うむ。
とにかく色々な意味で意義深い、、曲ですよね。
殆どぶっつけではないにしても、でもそれに近い状態でセッションしても、ぴたっと合いますからね。
楽器の出来る人たちは、すごいなあと改めて思いますね。
この曲、、今年の春のAXでもやってました。
編成もメンバーも異なる、アコースティックバンドセッションでしたが、
もうめちゃくちゃかっこいいんだよ、これがねー。
誠さんの唄が改めてかっこええ!!と、思ってしまうのだな。

その後、数曲ジュバー氏のソロステージとなります。
MCでは、通訳を全く介しませんでしたが、(挨拶程度の日本語を交え。)
まあ、義務教育+α(プラスアルファ)くらいを無難にこなしていれば、、、
のヒトにも分かるように^^、語彙を選び、
ゆっくりとお話下さいましたので、ばっちりでした。
オリジナルナンバー数曲のほか、
ビートルズの「ストロベリーフィールズフォーエバー」を。
後で誠さんも書いておられましたが、
完全にあれを1人で、ギターで再現されてましたからねー。
今年の夏、何人かフィンガーピッキングやソロギターの名手という方々のステージを拝見しましたので、
その手法みたいなのは、理屈では薄ぼんやりはわかりかけてきましたが、、
でも、音楽って空気を震わして、そこにいるお客さんの心を震わしてナンボですもの。
やっぱり、目の当たりにすると驚きですね。
ただ単に現を爪弾くだけではないんです、はい。
時々は、打楽器のようにも、鍵盤楽器のようにも思えました。

誠さんたちは、今回もギターをマイク取りしていましたが、
ジュバー氏は、ライン取り。
どこが、具体的にどう、、とはうまく説明出来ないんだけど、
その質感というか、ニュアンスみたいなのは、
こうしてみると、はっきり違うなあ、、ということも改めて感じましたね^^。
聴き手としても、色々な経験を積めるような気がして、
こういうライブは楽しいです。

その2へ続く、、