1から続く
バンバンの福島さんにまたもや(笑)「ビデオの中のアコギの師匠」と紹介されて誠さんご登場です。
そもそも、この「Layla」に衝撃(笑激?)を受けて(ゲストでバンバンの番組にご出演になったときも、泣くのと腹抱えるのと同時だったとおっしゃってました。)
これはぜひともお近づきにならなくては!ということだったのだそうです。
しかし、「自分たちくらいには「踏み絵」みたいなもの。若いからこそここまでいじれるんだろうなあ」と感心されていました。
で、しまいには
「・・・・一生着いていこうっと」(ぇ?)
1曲目は、古いギター(O-21とおっしゃってたかな)をお使いになって「夕陽の交差点」から誠さんのセットがスタートです。
因みに、最近のギターとちょっと作りが違うところがあって、、、
もしも、そこが壊れてしまったらば日本では直す術がなく、アメリカまで持っていかないとならないんだそうです。
それを聞いた誠さん・・・以来、弦は柔らかいものを張り、そぅっと弾くことにしたのだそうな(ほんとかなー。)。
現在、5年ぶりになるオリジナルアルバムを制作(レコーディング)中の誠さん。
まずはアルバム発売に先立って、7月にシングルを発売する予定。で、まずはシングル・・・・ではなくて(笑)・・・カップリングの方を披露してくださることに!!やったー。
「軽い気持ちで聴いてくださいよ」と謙遜なさる誠さん。
「昔で言うところのB面なんですけど・・・飛ばすヒトが多いけど」と、ボソッとおっしゃったのには申し訳ないけど笑ってしまいました。
私はむしろ昔から楽しみにする方で、そっちこそじっくり聴くヤツだったんですけどね(笑)。
「夢を持つ、夢があるとは言うけれど・・・・果たして自分はそれに近づけるための努力というのをしているだろうか?」
という問いかけ。
「ああ、あの方のお話だな」とすぐにわかりました。そんな気持ちを込められて作られた曲のようです。
「夢のリスト」といいます。
誠さん自らへの問いかけの気持ちがお強いのかもしれませんが、なんだか自分にも問いかけられたように思いました。
CDにはどのような音で入るのでしょうか。ギターだけなのでしょうか、それともシンプルなアコースティックのセットでいくつかの楽器が寄り添うのでしょうか。
ちょっと想像してみると、楽しいような気がします。
と、、、、MCを快調にしていたところに、、ん?
なにやら口元が気になる様子でして、、、出番前にどうやらちょっとお腹空いちゃったらしい誠さん、、、餡子ものをいただいた、、、それが犯人らしい(笑)。
何を召し上がったんでしょう、、、私の周囲では専ら「粒餡系に違いない」と推理されていましたけど(笑)。
で、、、本来予定した曲があったみたいなんですが、、「曲を変えます」
・・・フルライブでも、たまにあります。あまり珍しいことではないかと思いますが、マーティンでは直前に変えることはあっても、
ステージ上で変えられるってのは、初めてだったかもしれないなあ。
おそらくPAさんも、気心の知れたスタッフだったんではないかなと思うんですが、その信頼もあってこその自由度かな。
(そう、誠さんも含め・・今日の出演者を見ていて共通して感じたのは「自由さ」でした。
好き勝手にやるという意味だけでなく、、多少はあるけど(笑)。
「これは、こうでなきゃいけない!」という先入観みたいなものとはおよそ無縁の方たち・・・という印象です)
多少触発されたんでしょうか、、、
「少しくらい、他人と違っていたっていいじゃないかよーーーー!」
という、、若気の至り満載なナンバー(笑)。(最近は言わないようにしてるんだそうな、、「まあるくまあるく」(爆))
会場のみんな誰も知らないナンバー・・・んなこたあないですから(笑)。
なんとなんと、「歌えよヒッピー」だったんですね。
大体、これはフルメンのライブで聴くことが多いんですよね、
序盤のところとか、ここからいくぞ!みたいなところで、一丸となってドカン!って感じだったりする。
でも、去年の品川教会のネブラスカでギター1本で再現されたときは驚いたのなんのって。それも、きちんとエッセンスはぜーーーんぶ盛り込まれてて、心意気も盛り込まれてて。
かなり感動した覚えがあります。ちょっとこの曲に対する見方も違う方から出来ちゃったりね。
それに引き続いて、しかもこのライブで聴けるとはねーー!!
ぼそっと「ちっちぇぇぇ」(笑)だとか、、テンポを調節してみたりだとか、、、
かなり誠さんご自身も楽しんでらっしゃるなあ、、、という印象。
さてさて、そしてギターショウにも登場したという、、あのギターがお目見え。しかもね、、、「売約」になってるんだそうな(笑)。
「これ買ったヒト、僕が弾いちゃってるの知ってるんでしょうか」(笑)。
でもね、、、これってかなーーりのお値段らしいです、、、うっわーーーー(汗)。
そうそう、かねてから話題が出ていた、、ドゥービーブラザースのトム・ジョンストン シグニチャーモデルというやつです。
じゃらーーーん、て軽く鳴らしたときの音からして、低めでズシッとして深みがあってすごくいい音、、というのは私にだって分かります(笑)。
「ということは、、、ああいう音がするのかな?」
「チャイナグローヴ」のサワリを少し・・・やって寸止め(笑)。
「ということは、あんな音もするのかな?」
「Long Train Runnin'」・・・再び寸止め(笑)しつつも、嬉しそうな誠さん。
「・・・ということは?」パート3(笑)。あのフレーズが出ないわけがない、、、の「Listen to the music」。
これは寸止めじゃなくて、少しだけ唄って下さいました!!
会場のあちこちから、歓声が上がります。
あ、私も騒いでたクチなんですけど、、、一瞬こっち方向にチラッと目をやられたような、、、そんな妄想が全速力な瞬間だったのは言うまでもありません(笑)。
それを使って演奏したのは「音楽友達」。
なんとも、あのイントロのところとか間奏のところとか、、気持ちのいい音なんですよ。
ほんと、ギターってそれぞれ違いますね。
「最近の「音楽友達」を紹介したいと思います」
と誠さんがおっしゃって呼び込んだのが、山崎まさよしさんでした。
唄などから感じていたのと少し違って、ずいぶんガシッとたくましい佇まいだなあというのが私の第一印象。
傍にいらした誠さんが、かなりスレンダーでいらっしゃるからなおそういうふうに見えたのかな。
なんとなあーーく、お話の様子を見ていると双方ともに緊張していらっしゃるよう。
とはいえ、実は既に1回「呑み」は終っていらして、盛り上がってた仲らしいのです(笑)。
ただし、いつもと違う方向に話がいってしまったことで、、後で誠さん随分落ち込んだりとかされていたとか、、、、、、、
でもそれって山崎さんが「僕に対してココロを開いてくれたということですよね?」・・・「・・・全部開いちゃいましたねえ」、、少々苦笑いな誠さん。
以前、マーティンクラブの会報にインタビューが載ったことがありました。
その中でも、はっきりとおっしゃっていましたけど、、、本来は、山崎さんいうところの「グブスン」(爆)派。
しかし、それを承知の上で呼んでしまわれるのですから、マーティン(黒澤楽器)も大したものだと思いますね。
まずはお2人でCCRの「雨を見たかい」。
本来は、ちょっとヘヴィな内容の詞ではあるけれど、「日本人だからサラッといきましょう」とセッション!
山崎さんと誠さんのセッションなんて、想像したこともなかったから本当に貴重な瞬間だったんでしょうねえ、、、
唄のスタイルも違うから、面白いね。
そして、しばらく「・・・任せます」といって、山崎さんを置き去りに(笑)。
「・・・・任されてしまいました。」
やはり、いつもの自分のライブとは違う雰囲気に少々緊張されているとのこと、、、それはそうでしょうね、、、
緊張のあまり、ペットボトルの水、、2本同時に飲んでます(あらまー)。
そして緊張のあまり・・・
「・・・いつも弾かないギターなんで、、」
とポロリ。(あらまー)
1曲唄われたあとに、、
ライブハウスでの弾き語りというのは、随分やってきているのでお客さんが「ざざーーーっ」と引いて行く感じは慣れているし、、発言もあり(笑)。
「面白いことを期待されても・・・応えられないと思うので、、、」引くなり、ツッコむなり、、ご随意にとのことでしたが(笑)。
また、こういうギターのたくさんあるイベントともなると・・・「何本か盗んでいこうか」(笑・持ってかないでくださいねー。出演者の方、みんなそう言いますけどね。)
テレビドラマ絡みの超有名曲「僕はここにいる」なんて、モノを知らない私もさすがに知っていたりするナンバーも披露して下さいました。
再び、誠さんとLeyonaさんが登場。
山崎さん、Leyonaさん、誠さんと並ぶ感じ。
「ピーター、ポール、マリー」と言ったLeyonaさんに、「アンド!」とすかさず訂正をきっちり入れる誠さんがいたり(笑)。
ホールの音響のよさやら、ギターをかっさらっていく相談(どれが持っていきやすいか?とか、こらこらこらこら。)もありーの。
だけれども、今日はそれ1本しか持って来ていないし、ローディーさんもいないとのことで、
その間も、チューニングに余念がない山崎さん、、もしかしてファンの方にはなかなか珍しいシーンだったかな?
次の曲では、ブルースハープも吹かれるようでして、、、ホルダーも装着!
お三方による、山崎さんのオリジナル「根無し草」って言ったかしら?をセッション!!
ギターは言うまでもなく、先ほどのブルースハープが絶品でしたねー、、はあああとかため息出ちゃいますもん。
なんというか、、急ごしらえではこうは行かないでしょう。
ギターといい、ハープといい、唄といい、、鍛え上げられてきたヒトの「足腰の強さ」、
それも尋常ではないぞこりは!と言う最高のものを見せていただいたかもしれませんね。
そして、、、また誠さんステージに残ります。
改めて、今年はギターだけでなく唄のライブだったとお話になります。
また、ギタリストの方に来ていただいたりとか、今後も趣向をどんどん変えて続いていくんだろうな・・・と。
それでもって、今年ももう既に場所は決まっているらしいけれど・・・まだ教えてもらえない(笑)。
でも、何とかして言いたい誠さんが苦心して・・・ちょこっとだけ。
・・・わかっちゃいましたよ、2回も言うんだもの(笑)。(補足・・・あ、5/10発表になりました。まずは長崎と松江です。)
でも、何も聞かなかったことにしましょう、、改めて教えていただくことにしましょうか。
そして、この後アルバムが出た折には、、バンドスタイルで「ふぇんふぁー」(笑・そこも伏せてみますか。)なんかを弾いたりしちゃうかも!ということであります。
そうですよ、誠さんはアコギ「だけ」ではありません。
「アコギ」も「エレキ」も。そして、「弾き語り」も「バンド」も。
ぜーーーーんぶ揃ってこそ、「斎藤誠」の音楽なんです、、、興味をもたれたら是非、両方とも知って欲しいなあ、、と私も思います。
最後はバンバンのお三方と、おおはたさんを呼び込みます。
改めて、、、今回の発見について(笑)。
「特にね、おおはたくんの「温度」が好き」
と言う誠さんに、
「冷やし系」
と命名したのは、バンバンの福島さんだったかな。
熱くて寒い・・・寒くはないかー、そして微妙な「間」と。
絶妙のネーミングです、新しいジャンルだと思います!!!今回の意外に大きかった収穫のひとつです。
そして、全員で「Waltz In Blue」を演奏。
そうですね、、最初の年から毎回やってますし、毎回編成も違うんですよね。
そういえば、今回初めてかな?という気がするんだけれど。打楽器(パーカッション)がいない編成でしたね。
でも、それに殆ど最後まで気づかないくらいに、楽しんでのめりこんで聴いてたって・・・これ、ちょっと凄いんじゃないかな。
演奏中、ステージ後ろのスクリーンが開いて、、
いろーーんな、笑顔が映し出されましたね。
====
アンコール♪
もう、いっきなり男性陣全員登場です!
人数が増えたから、どうなるのかな、、、と見ていたら私たちが見てるほうの近くに山崎さんが、、、至近距離にいるよ、おおー!!
「アコギでブルースやロックをやるのがいいんじゃないか!」
とおっしゃる誠さん。
そのとーーりーーー!!ブルース好き、ロック好きばっかじゃないですか、ステージ上は!(あ、紅一点の方もそうですね♪)そこで、まずは大セッション大会でありました!!
「Everyday I Have The Blues」・・・歌詞から調べてみましたが、多分これかな。(バディ・ガイのをちらっと試聴して確認。)
いろーんな方がカバーされているようです。
お客さんも一緒に♪Everyday! Everyday!と、唄ってみました。
キーを変えてみたり、音をググッと落としてみたりして、、意地悪されました(嘘嘘。)。面白かったです!
山崎さんはブルースハープ、誠さん、おおはたさん、福島さんが少しずつボーカルを取ったり、
ギターのソロは、誠さん、おおはたさん、富永さん、山崎さんのハープってな具合なんだけど、、、
どんどん誠さんが横で立ち上がってギターを弾きながら、傍にいる山崎さんとかアオリまくるのね(笑)。
もう、痛快痛快って感じです。
そして、Leyonaさんは、、、ステージにはいらっしゃらなかったけど、袖で踊っていたらしいです(笑)。
全員揃って、ラストナンバーになりますが、、、、そのナンバーは、、、
「重いんだけど、、、、それ以上にカラッと。さっきの「Layla」以上にカラッと!!」
ということで、もう1回あの「Layla」をやって!!とリクエストしちゃう誠さん(笑)。
その期待にちゃあんと応える、バンバンのお三方、、、もう誠さん、大喜びです!!
(そうそう、皆さんより後ろにいらした黒川さんですが、もうずっとニコニコしてベースを弾いてらっしゃいました。それがものすごく印象的でしたね。
きっと音楽大好きなんだろうな、、、というのが語らずともわかるって雰囲気です。)
で・・・終っちゃうのが名残惜しくて仕方ないという誠さん、、、もう1回危うく頼みそうになります(笑)。それは自粛。
で・・・そうくれば私はピンときました。
というか、、お互いのカバーのことは知らなかった筈なのに、、、なんとここで繋がったんですよね。うわあああ。
去年の広島ですよ、あのアンコールですよ!
曲の説明を聴いていて、あれ、、いいんだよね?この曲だよね?と、混乱しかけたんですが。演奏された曲を聴いて、椅子から落ちそうになりましたって(笑)。
「Mother」
です。ジョンですジョンです。
そう、これもなんとカントリーバージョンなんですって!!かるーーいかるーーい、「Mother~!!」なんです。
最初はLeyonaさんが唄って、、、そのキーに合わせちゃったもんだから、
2コーラス目、、、男性陣が一応に上向いて高い声出そうとしてるの図が、、、なんとも可笑しかった、、、てか、そこまでして笑わさないでくれーー(笑)。
「高いんだよ」って、そうでしょうとも!
途中ソロを、Leyonaさんはハープで吹き、おおはたさん、山崎さんがソロをとってました・・・・と思うんだけど、、どうだろう、、、だんだんあやふやになってきた、、
お約束?!の♪Mama,don't GOOOOOOOOOO!!・・・ってどこまで伸ばすのか心配になります(笑)。しかも全員でやっているし(笑)。
小さく小さくするところは、、ところどころ歌詞を飛ばしてみたりして、、実に細かい。
ギターの音も、どんどん絞る、、、バンバンの福島さんにいたっては、ギター裏返して弾いているマネだけ、、、、それに気が付いたときにウケまくりでした。
けど、こんなに楽しい楽しい「Mother」で・・・よかったんだっけ、ほんとに?!
一番最後のご挨拶は、誠さんが促して全員がフロントに出てきて、、、高く高く手を上げて、、お辞儀!!
そして、それだけでは終らずに・・・・誠さんが「写真、写真!みんな写るからー!」とおっしゃるではありませんか。
慌ててお客さんもスタンダップ、、、出演者は私たちからみたら後ろを見て、、、一緒に写るーー、いぇーい♪て感じです。
さて、、、どんな感じになったでしょうね(笑)。
最後は福岡さんから、恒例のアンケートのお願いとクロージングのご挨拶がありました。
はい、しっかりと書いてコースター、今回もいただいてきましたよ。
これで何枚目のサウンドホールコースターになったものやら。今年はあと何枚集まることやら、、、、楽しみでもありコワくもあり(笑)。
ああ、終わってみたらやっぱり3時間を少し超えていました。どおりで思ったより疲れていた筈だなあと。
よく笑ったし、、しかも涙が出るくらいに笑ったし、、、
また、アコースティックのときは私はいつもそうなんですが、局地的に神経をかなり集中して耳を澄ましているみたいなんです。
そんなこともあって、、、結構ぐったり、、、出演される側もそうだと思うのですが、観る側も体力総力戦です。
でも、本当に楽しかったです。新しい発見もいっぱいあったし。今まで知っていたものだって、また少し違う角度から見えてきたり。
バンバンの福島さんにまたもや(笑)「ビデオの中のアコギの師匠」と紹介されて誠さんご登場です。
そもそも、この「Layla」に衝撃(笑激?)を受けて(ゲストでバンバンの番組にご出演になったときも、泣くのと腹抱えるのと同時だったとおっしゃってました。)
これはぜひともお近づきにならなくては!ということだったのだそうです。
しかし、「自分たちくらいには「踏み絵」みたいなもの。若いからこそここまでいじれるんだろうなあ」と感心されていました。
で、しまいには
「・・・・一生着いていこうっと」(ぇ?)
1曲目は、古いギター(O-21とおっしゃってたかな)をお使いになって「夕陽の交差点」から誠さんのセットがスタートです。
因みに、最近のギターとちょっと作りが違うところがあって、、、
もしも、そこが壊れてしまったらば日本では直す術がなく、アメリカまで持っていかないとならないんだそうです。
それを聞いた誠さん・・・以来、弦は柔らかいものを張り、そぅっと弾くことにしたのだそうな(ほんとかなー。)。
現在、5年ぶりになるオリジナルアルバムを制作(レコーディング)中の誠さん。
まずはアルバム発売に先立って、7月にシングルを発売する予定。で、まずはシングル・・・・ではなくて(笑)・・・カップリングの方を披露してくださることに!!やったー。
「軽い気持ちで聴いてくださいよ」と謙遜なさる誠さん。
「昔で言うところのB面なんですけど・・・飛ばすヒトが多いけど」と、ボソッとおっしゃったのには申し訳ないけど笑ってしまいました。
私はむしろ昔から楽しみにする方で、そっちこそじっくり聴くヤツだったんですけどね(笑)。
「夢を持つ、夢があるとは言うけれど・・・・果たして自分はそれに近づけるための努力というのをしているだろうか?」
という問いかけ。
「ああ、あの方のお話だな」とすぐにわかりました。そんな気持ちを込められて作られた曲のようです。
「夢のリスト」といいます。
誠さん自らへの問いかけの気持ちがお強いのかもしれませんが、なんだか自分にも問いかけられたように思いました。
CDにはどのような音で入るのでしょうか。ギターだけなのでしょうか、それともシンプルなアコースティックのセットでいくつかの楽器が寄り添うのでしょうか。
ちょっと想像してみると、楽しいような気がします。
と、、、、MCを快調にしていたところに、、ん?
なにやら口元が気になる様子でして、、、出番前にどうやらちょっとお腹空いちゃったらしい誠さん、、、餡子ものをいただいた、、、それが犯人らしい(笑)。
何を召し上がったんでしょう、、、私の周囲では専ら「粒餡系に違いない」と推理されていましたけど(笑)。
で、、、本来予定した曲があったみたいなんですが、、「曲を変えます」
・・・フルライブでも、たまにあります。あまり珍しいことではないかと思いますが、マーティンでは直前に変えることはあっても、
ステージ上で変えられるってのは、初めてだったかもしれないなあ。
おそらくPAさんも、気心の知れたスタッフだったんではないかなと思うんですが、その信頼もあってこその自由度かな。
(そう、誠さんも含め・・今日の出演者を見ていて共通して感じたのは「自由さ」でした。
好き勝手にやるという意味だけでなく、、多少はあるけど(笑)。
「これは、こうでなきゃいけない!」という先入観みたいなものとはおよそ無縁の方たち・・・という印象です)
多少触発されたんでしょうか、、、
「少しくらい、他人と違っていたっていいじゃないかよーーーー!」
という、、若気の至り満載なナンバー(笑)。(最近は言わないようにしてるんだそうな、、「まあるくまあるく」(爆))
会場のみんな誰も知らないナンバー・・・んなこたあないですから(笑)。
なんとなんと、「歌えよヒッピー」だったんですね。
大体、これはフルメンのライブで聴くことが多いんですよね、
序盤のところとか、ここからいくぞ!みたいなところで、一丸となってドカン!って感じだったりする。
でも、去年の品川教会のネブラスカでギター1本で再現されたときは驚いたのなんのって。それも、きちんとエッセンスはぜーーーんぶ盛り込まれてて、心意気も盛り込まれてて。
かなり感動した覚えがあります。ちょっとこの曲に対する見方も違う方から出来ちゃったりね。
それに引き続いて、しかもこのライブで聴けるとはねーー!!
ぼそっと「ちっちぇぇぇ」(笑)だとか、、テンポを調節してみたりだとか、、、
かなり誠さんご自身も楽しんでらっしゃるなあ、、、という印象。
さてさて、そしてギターショウにも登場したという、、あのギターがお目見え。しかもね、、、「売約」になってるんだそうな(笑)。
「これ買ったヒト、僕が弾いちゃってるの知ってるんでしょうか」(笑)。
でもね、、、これってかなーーりのお値段らしいです、、、うっわーーーー(汗)。
そうそう、かねてから話題が出ていた、、ドゥービーブラザースのトム・ジョンストン シグニチャーモデルというやつです。
じゃらーーーん、て軽く鳴らしたときの音からして、低めでズシッとして深みがあってすごくいい音、、というのは私にだって分かります(笑)。
「ということは、、、ああいう音がするのかな?」
「チャイナグローヴ」のサワリを少し・・・やって寸止め(笑)。
「ということは、あんな音もするのかな?」
「Long Train Runnin'」・・・再び寸止め(笑)しつつも、嬉しそうな誠さん。
「・・・ということは?」パート3(笑)。あのフレーズが出ないわけがない、、、の「Listen to the music」。
これは寸止めじゃなくて、少しだけ唄って下さいました!!
会場のあちこちから、歓声が上がります。
あ、私も騒いでたクチなんですけど、、、一瞬こっち方向にチラッと目をやられたような、、、そんな妄想が全速力な瞬間だったのは言うまでもありません(笑)。
それを使って演奏したのは「音楽友達」。
なんとも、あのイントロのところとか間奏のところとか、、気持ちのいい音なんですよ。
ほんと、ギターってそれぞれ違いますね。
「最近の「音楽友達」を紹介したいと思います」
と誠さんがおっしゃって呼び込んだのが、山崎まさよしさんでした。
唄などから感じていたのと少し違って、ずいぶんガシッとたくましい佇まいだなあというのが私の第一印象。
傍にいらした誠さんが、かなりスレンダーでいらっしゃるからなおそういうふうに見えたのかな。
なんとなあーーく、お話の様子を見ていると双方ともに緊張していらっしゃるよう。
とはいえ、実は既に1回「呑み」は終っていらして、盛り上がってた仲らしいのです(笑)。
ただし、いつもと違う方向に話がいってしまったことで、、後で誠さん随分落ち込んだりとかされていたとか、、、、、、、
でもそれって山崎さんが「僕に対してココロを開いてくれたということですよね?」・・・「・・・全部開いちゃいましたねえ」、、少々苦笑いな誠さん。
以前、マーティンクラブの会報にインタビューが載ったことがありました。
その中でも、はっきりとおっしゃっていましたけど、、、本来は、山崎さんいうところの「グブスン」(爆)派。
しかし、それを承知の上で呼んでしまわれるのですから、マーティン(黒澤楽器)も大したものだと思いますね。
まずはお2人でCCRの「雨を見たかい」。
本来は、ちょっとヘヴィな内容の詞ではあるけれど、「日本人だからサラッといきましょう」とセッション!
山崎さんと誠さんのセッションなんて、想像したこともなかったから本当に貴重な瞬間だったんでしょうねえ、、、
唄のスタイルも違うから、面白いね。
そして、しばらく「・・・任せます」といって、山崎さんを置き去りに(笑)。
「・・・・任されてしまいました。」
やはり、いつもの自分のライブとは違う雰囲気に少々緊張されているとのこと、、、それはそうでしょうね、、、
緊張のあまり、ペットボトルの水、、2本同時に飲んでます(あらまー)。
そして緊張のあまり・・・
「・・・いつも弾かないギターなんで、、」
とポロリ。(あらまー)
1曲唄われたあとに、、
ライブハウスでの弾き語りというのは、随分やってきているのでお客さんが「ざざーーーっ」と引いて行く感じは慣れているし、、発言もあり(笑)。
「面白いことを期待されても・・・応えられないと思うので、、、」引くなり、ツッコむなり、、ご随意にとのことでしたが(笑)。
また、こういうギターのたくさんあるイベントともなると・・・「何本か盗んでいこうか」(笑・持ってかないでくださいねー。出演者の方、みんなそう言いますけどね。)
テレビドラマ絡みの超有名曲「僕はここにいる」なんて、モノを知らない私もさすがに知っていたりするナンバーも披露して下さいました。
再び、誠さんとLeyonaさんが登場。
山崎さん、Leyonaさん、誠さんと並ぶ感じ。
「ピーター、ポール、マリー」と言ったLeyonaさんに、「アンド!」とすかさず訂正をきっちり入れる誠さんがいたり(笑)。
ホールの音響のよさやら、ギターをかっさらっていく相談(どれが持っていきやすいか?とか、こらこらこらこら。)もありーの。
だけれども、今日はそれ1本しか持って来ていないし、ローディーさんもいないとのことで、
その間も、チューニングに余念がない山崎さん、、もしかしてファンの方にはなかなか珍しいシーンだったかな?
次の曲では、ブルースハープも吹かれるようでして、、、ホルダーも装着!
お三方による、山崎さんのオリジナル「根無し草」って言ったかしら?をセッション!!
ギターは言うまでもなく、先ほどのブルースハープが絶品でしたねー、、はあああとかため息出ちゃいますもん。
なんというか、、急ごしらえではこうは行かないでしょう。
ギターといい、ハープといい、唄といい、、鍛え上げられてきたヒトの「足腰の強さ」、
それも尋常ではないぞこりは!と言う最高のものを見せていただいたかもしれませんね。
そして、、、また誠さんステージに残ります。
改めて、今年はギターだけでなく唄のライブだったとお話になります。
また、ギタリストの方に来ていただいたりとか、今後も趣向をどんどん変えて続いていくんだろうな・・・と。
それでもって、今年ももう既に場所は決まっているらしいけれど・・・まだ教えてもらえない(笑)。
でも、何とかして言いたい誠さんが苦心して・・・ちょこっとだけ。
・・・わかっちゃいましたよ、2回も言うんだもの(笑)。(補足・・・あ、5/10発表になりました。まずは長崎と松江です。)
でも、何も聞かなかったことにしましょう、、改めて教えていただくことにしましょうか。
そして、この後アルバムが出た折には、、バンドスタイルで「ふぇんふぁー」(笑・そこも伏せてみますか。)なんかを弾いたりしちゃうかも!ということであります。
そうですよ、誠さんはアコギ「だけ」ではありません。
「アコギ」も「エレキ」も。そして、「弾き語り」も「バンド」も。
ぜーーーーんぶ揃ってこそ、「斎藤誠」の音楽なんです、、、興味をもたれたら是非、両方とも知って欲しいなあ、、と私も思います。
最後はバンバンのお三方と、おおはたさんを呼び込みます。
改めて、、、今回の発見について(笑)。
「特にね、おおはたくんの「温度」が好き」
と言う誠さんに、
「冷やし系」
と命名したのは、バンバンの福島さんだったかな。
熱くて寒い・・・寒くはないかー、そして微妙な「間」と。
絶妙のネーミングです、新しいジャンルだと思います!!!今回の意外に大きかった収穫のひとつです。
そして、全員で「Waltz In Blue」を演奏。
そうですね、、最初の年から毎回やってますし、毎回編成も違うんですよね。
そういえば、今回初めてかな?という気がするんだけれど。打楽器(パーカッション)がいない編成でしたね。
でも、それに殆ど最後まで気づかないくらいに、楽しんでのめりこんで聴いてたって・・・これ、ちょっと凄いんじゃないかな。
演奏中、ステージ後ろのスクリーンが開いて、、
いろーーんな、笑顔が映し出されましたね。
====
アンコール♪
もう、いっきなり男性陣全員登場です!
人数が増えたから、どうなるのかな、、、と見ていたら私たちが見てるほうの近くに山崎さんが、、、至近距離にいるよ、おおー!!
「アコギでブルースやロックをやるのがいいんじゃないか!」
とおっしゃる誠さん。
そのとーーりーーー!!ブルース好き、ロック好きばっかじゃないですか、ステージ上は!(あ、紅一点の方もそうですね♪)そこで、まずは大セッション大会でありました!!
「Everyday I Have The Blues」・・・歌詞から調べてみましたが、多分これかな。(バディ・ガイのをちらっと試聴して確認。)
いろーんな方がカバーされているようです。
お客さんも一緒に♪Everyday! Everyday!と、唄ってみました。
キーを変えてみたり、音をググッと落としてみたりして、、意地悪されました(嘘嘘。)。面白かったです!
山崎さんはブルースハープ、誠さん、おおはたさん、福島さんが少しずつボーカルを取ったり、
ギターのソロは、誠さん、おおはたさん、富永さん、山崎さんのハープってな具合なんだけど、、、
どんどん誠さんが横で立ち上がってギターを弾きながら、傍にいる山崎さんとかアオリまくるのね(笑)。
もう、痛快痛快って感じです。
そして、Leyonaさんは、、、ステージにはいらっしゃらなかったけど、袖で踊っていたらしいです(笑)。
全員揃って、ラストナンバーになりますが、、、、そのナンバーは、、、
「重いんだけど、、、、それ以上にカラッと。さっきの「Layla」以上にカラッと!!」
ということで、もう1回あの「Layla」をやって!!とリクエストしちゃう誠さん(笑)。
その期待にちゃあんと応える、バンバンのお三方、、、もう誠さん、大喜びです!!
(そうそう、皆さんより後ろにいらした黒川さんですが、もうずっとニコニコしてベースを弾いてらっしゃいました。それがものすごく印象的でしたね。
きっと音楽大好きなんだろうな、、、というのが語らずともわかるって雰囲気です。)
で・・・終っちゃうのが名残惜しくて仕方ないという誠さん、、、もう1回危うく頼みそうになります(笑)。それは自粛。
で・・・そうくれば私はピンときました。
というか、、お互いのカバーのことは知らなかった筈なのに、、、なんとここで繋がったんですよね。うわあああ。
去年の広島ですよ、あのアンコールですよ!
曲の説明を聴いていて、あれ、、いいんだよね?この曲だよね?と、混乱しかけたんですが。演奏された曲を聴いて、椅子から落ちそうになりましたって(笑)。
「Mother」
です。ジョンですジョンです。
そう、これもなんとカントリーバージョンなんですって!!かるーーいかるーーい、「Mother~!!」なんです。
最初はLeyonaさんが唄って、、、そのキーに合わせちゃったもんだから、
2コーラス目、、、男性陣が一応に上向いて高い声出そうとしてるの図が、、、なんとも可笑しかった、、、てか、そこまでして笑わさないでくれーー(笑)。
「高いんだよ」って、そうでしょうとも!
途中ソロを、Leyonaさんはハープで吹き、おおはたさん、山崎さんがソロをとってました・・・・と思うんだけど、、どうだろう、、、だんだんあやふやになってきた、、
お約束?!の♪Mama,don't GOOOOOOOOOO!!・・・ってどこまで伸ばすのか心配になります(笑)。しかも全員でやっているし(笑)。
小さく小さくするところは、、ところどころ歌詞を飛ばしてみたりして、、実に細かい。
ギターの音も、どんどん絞る、、、バンバンの福島さんにいたっては、ギター裏返して弾いているマネだけ、、、、それに気が付いたときにウケまくりでした。
けど、こんなに楽しい楽しい「Mother」で・・・よかったんだっけ、ほんとに?!
一番最後のご挨拶は、誠さんが促して全員がフロントに出てきて、、、高く高く手を上げて、、お辞儀!!
そして、それだけでは終らずに・・・・誠さんが「写真、写真!みんな写るからー!」とおっしゃるではありませんか。
慌ててお客さんもスタンダップ、、、出演者は私たちからみたら後ろを見て、、、一緒に写るーー、いぇーい♪て感じです。
さて、、、どんな感じになったでしょうね(笑)。
最後は福岡さんから、恒例のアンケートのお願いとクロージングのご挨拶がありました。
はい、しっかりと書いてコースター、今回もいただいてきましたよ。
これで何枚目のサウンドホールコースターになったものやら。今年はあと何枚集まることやら、、、、楽しみでもありコワくもあり(笑)。
ああ、終わってみたらやっぱり3時間を少し超えていました。どおりで思ったより疲れていた筈だなあと。
よく笑ったし、、しかも涙が出るくらいに笑ったし、、、
また、アコースティックのときは私はいつもそうなんですが、局地的に神経をかなり集中して耳を澄ましているみたいなんです。
そんなこともあって、、、結構ぐったり、、、出演される側もそうだと思うのですが、観る側も体力総力戦です。
でも、本当に楽しかったです。新しい発見もいっぱいあったし。今まで知っていたものだって、また少し違う角度から見えてきたり。