先の1日(土)には、紀尾井町辺りを、ちょっとだけど歩きました
コンサートに行ったのですが、ちょっと早めに出たんです
と、言うのも、紀尾井町近くには駅がないんです
皇居の西側で、内濠と外濠の間の外郭(かく)エリアが紀尾井町です
各街道口には、「見附(みつけ)」と呼ばれる城門が設置され、
番所には警固の武士が詰めていた・・・という武士の町だった・・・とあります
政治的に重要な大名屋敷があったエリアになるんですネ
近くには、迎賓館や参議院宿舎、衆議院宿舎があり、東に行けば永田町になります
岩倉具視(ともみ)が襲われたり、大久保利通(としみち)暗殺されたのもここらになります
弁慶濠に釣り堀がありました。橋の上で、外国の夫婦らしき人たちが、珍しいのか、長い事、見ていました
時代小説が私のマイブームなんですが、
私が読む町民モノの舞台は、皇居の東南側~南、ちょっと足を延ばして品川辺りです
西側の紀尾井町エリアとか、近くの四谷・麹町・番町は、
大名モノとか武士モノの時代小説が好きな人には、お馴染みのエリアになります
地名の由来は、よく知られているんですが、
徳川御三家の紀伊和歌山藩の上屋敷、尾張名古屋藩の中屋敷
そして、近江彦根藩井伊家の中屋敷があったことから
頭の文字をとり、「紀尾井町」と名付けられた・・・・
参議院宿舎交差点のはす向かいに、アウディ販売店がありました。暖簾(のれん)が麻?の生成り(きなり)で洒落ているんで、思わず写真を撮りました
時代小説を読んでいると判るんですが、
江戸幕府は、武家地の町屋を「まち」、町人地の町屋を「ちょう」と呼び、区別していたんです
「紀尾井町」の読みは「きおいちょう」・・・・ここらはよく判らない私なんですが・・・・
紀尾井坂側から、直接、ホテルニューオータニの日本庭園に入る事ができます
横浜から、この紀尾井町に行くに、ちょっと悩んだんです
東京駅に出て、JR中央線・四谷駅で降りるか・・・・電車で回り込むが、駅から最も近い
有楽町駅に出て、地下鉄有楽町線・永田町で降りるか
新橋駅に出て、地下鉄銀座線・赤坂見附駅で降りるか
渋谷駅に出て、地下鉄銀座線・赤坂見附駅で降りるか
新宿駅に出て、JR中央線・四谷駅で降りるか
乗り換え検索すると、いろいろ出てくるんですが、
いずれの駅に出ても、坂道を10分弱歩くことになるんですけどもネ
ホテルニューオタニ庭園の、お馴染みの水景です。多くの人たちが写真を撮っていました
ビル管免状を取った時の試験会場は、上智大学だったんですが、この時は、JR四谷駅でした
今回は、新橋駅~赤坂見附駅のコースで行きました
赤坂見附駅は、仕事で行っていた溜池山王駅の次駅で、慣れていたし
駅から歩く距離はちょっとあるんですが、散歩コースとして面白そうだったからです
赤坂見附駅からは、弁慶濠を渡り、緩やかな登り坂を行きました
左側はうっそうとした緑が続くんですが、緑の中はホテルニューオータニ・・・広いですネ
紀尾井ホールの前が、ホテルの正面入り口で、その端の歩道を進むと、庭園に入れるんです
ホテルオークラ庭園の一角に、料理店があったんですが、何と、懐石料理チェーンの「なだ万本店」とありました
その庭園を30分くらい、散歩しました
ちょうどいい時間潰しになったんですが・・・・・けど、全部回り切れていません
・・・・広いんですネ
その後、ホールに入り、コンサートを聞いたんですが・・・・
東京に出るのは、ちょっと面倒だけど、いい気分転換にもなりました・・・・・