ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

非情な雨

2015-12-13 | うんちく・小ネタ
■カレンダープレゼントのお知らせをアップしてから、すぐ外出しました。
大倉山に住む弟夫婦に、面倒を見てもらっている母のところです。昨日の午後、市立図書館の郷土資料フロアーに行って、昭和の写真がたくさん載っている本を、2冊借りています。
■91歳の母、ちょっと認知症があり、足が不便で、独りでは外出できません。
家に閉じ籠(こも)りぎみなんですけど、家では座っているだけで、とにかく退屈にしているんです。そんな母に、若い頃、住んでいた場所や昭和の頃の写真を見せると、懐かしがり、生き生きととしてきます。そんな母と、写真を見ながら話し込んでくるのです。
■こんな方法もあるっていう例です。
弟夫婦も、母とのコミニケーションが取れると言って、喜んでくれています。なかなかいい方法を見つけたと思っていますが、そろそろネタになる写真集も尽きてきました。文字だらけの本はたくさんあるんですけど、年老いた母には、活字だらけはかわいそうな気がします。
そのうち、ネタ探しに県立図書館に足を延ばそうかな~っとも思っています。

■その帰り道。
いつも通勤で突っ切っている公園で、雨の中、催し物をやっていました。地域のボランティア団体・グループが、光を題材にした展示と露店を出して、活動資金を集める催しものなんでしょうか。昨夜も通りがかったのですが、その時は多くの人が集まり、露店には行列ができていました。
■でも今日は冷たい雨が降っていて、人の出はイマイチ。
一部展示は撤去されていますし、ステージ関連の行事は全て中止になっているようでした。すぐに夕食になってしまう時間だし、私は、全然、お腹は空(す)いていないし・・・・・・でもちょっと気の毒になってしまい、露店で買い求めたものを歩き食べしながら帰ったのでした。
■何と言う名前か知りません。
千切りキャベツと長い粗びきソーセージ、それにマスタードとケチャップをトッピングして、薄めに焼いたパンケーキに挟み込んであるものです。「売り上げ増加に、ご協力いただきまして、ありがとうございました」とお礼を言われました。ソーセージは袋ごと湯煎したものだし、パンケーキは作り置き、決して美味しいものではありませんでした。

■厳しいかもしれませんが、「ボランティアは、一生懸命やっているのを、見せるだけではいけない」という言葉を思い出しました。
約30年前のこと。公立保育園のベテラン保母さんが、私に注意した言葉です。「お客さまに、一生懸命やっているなぁ~と、同情させてはいけない。お互いに満足感が生まれることが大切なんだ」と言われたのでした。でも、日曜日の人出を当て込んで、大量に仕入れた食材は・・・・・・・・他人事(ひとごと)ながら気になってしまいます。


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