ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

超生ライブ

2022-03-14 | *小ネタ
これは偶然なんだけど、JAZZを2週続けて聞く機会がありました


今日14日(月)の午後、大佛次郎記念館のサロンコンサートに行ったのです

  話しは、ちょっと横道に逸(そ)れますが、
  51年前、本屋チェーン店で働いていた事があるんです
  そこで「大佛次郎」を「おおぼとけ・・・」と読み、店長に笑われた事を思い出しました
  その頃、「おさらぎ・・・」って、読めなかった大学生だったんです

本道に戻りまして、サロンコンサートの話しです

主催者は、横浜みなとみらいホールと大佛次郎記念館、
後援は、フェーズメーションというブランドでした
フェーズメーションというブランドは、
横浜にある真空管を使った高級オーディオ機器メーカだそうです

本日は、大佛次郎記念館は休館日で、サロンコンサートのために貸切りでした


港の見える丘公園南側、ローズガーデン向こうにある洒落た建物が「大佛治郎記念館」


2部構成で
1部は、高級オーディオ機器を使い、レコードを聞きながら
司会者と本日出演のサックス奏者中村俊也さんのJAZZ解説でした

流された音楽はJAZZなんですが、まぁ、滑(なめ)らかでした
いつも聞いているのと比べ、シャープさがない・・・と、言うか、角がないと言うか・・・
音が抑えめなのに、変に跳ねた音もないし、飛び出て音もない・・・
ながら族的聞き方にはピッタリでしょうか
落ち着きます

昔、鎌倉にカフェサンスーシンっていう、灰汁(あく)の強い蓄音機喫茶があって
何回か聞きに行き、ライブを聞いた覚えがあります
今もあるんでしょうか?
その音とも違いますけど、とても良くなったアナログ音ってなかんじでしょうか
ただ・・・・ただ、機器のお値段が、けた違いで・・・・驚きました


真空管のイメージって、もっとオレンジ色なんだけど、意外とクールだった
スピーカー1台に真空管アンプ1台設置されていた。これで280万円くらいだそうだ



2部は、生ライブです

中村俊也(アルトサックス)、小川晋平(ベース)のデュオです
聞いてて、難しいなぁ~と感じた私です

サックスがメロディ中心で、ベースは・・・となると、
本来のベースに、リズムも担当しなくちゃならないし、サックスと共にハモル事もして・・・
と、ベースの小川晋平さんが言っていました
ピアノあたりが入れば、もっともっと、サックスもベースも活躍できるんでしょうネ


写真OK、顔出しOK。20台前半だけど、かなり若い頃からのキャリアや実績は多い2人
近々、渋谷でライブするんで、SNSを検索して欲しいと言っていた



まぁ、サロンコンサートって、演奏者と観客が近いんで、ライブ感が凄かったです
サックスのマウスピースというかリードの吹き音とか、
ベース弦の擦れ音とか・・・身近に聞こえるんです

私は有料チケットなんですが、募集は20名、関係者も20名くらいいたでしょうか
演奏者と観客は、アクリル板を挟んで、2m弱・・・・
臨場感は、半端なしでした

 
サロンでの対談は逆光で、見づらかった。ただ、窓から海が見えてきれいだ
ライブでは、窓にカーテンが引かれ暗くなったが、アクリル板に観客が写りこみ、見難い。演奏者側にスポットライトが欲しいかった



観客は、決してJAZZファンばかりではなかったようです
割と品の良い中年から高齢者・・・・どちらかと言えば女性が多かったか
関係者は、男性が多かったようですが、記念館のスタッフは女性が多めか?

大佛次郎記念館を訪れたのは、今回、初めてです

猫が好き、音楽もクラシックからJAZZも聞く、写真をよく撮っていた、
横浜を題材にした小説があり・・・・

おそらく、近いうちに、またここを訪れような気がします

港の見える丘公園って、私の住む横浜南部からだと、一度、横浜駅に出て回り込むんで、
ちょっと面倒・・・・いえ、かなり面倒なエリアなことは確かです

次、来る気になるのは、いつの事になるのかなぁ・・・・・・・