ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

ジャズのイメージ

2014-10-05 | うんちく・小ネタ

■前回ブログで方緒千恵子さんのライブを書きました。
このライブ会場は「くんくんしーらや」というお店。ジャズのライブとのお誘いとのことで、その気になって構えていたら、全然、違いました。面白いお店でした。このお店、何と上大岡にあるんです。私の常識では、まず上大岡にあるなんて信じられないことなんです。

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■随分と昔のことになりますが、私の高校2年頃から1年間のぷーたろ生活時代のことでしょうか。
約45年くらい前の時代で、世の中は学生運動真っ盛りの頃になります。ジャズ喫茶なるものが私周辺で流行り、野毛に、たまに? ちょこっと? ちょこちょこ? 行きました。「ちぐさ」とかエイトビートだかダウンビートだか忘れましたが、何とかビートというお店。それともう1軒くらいあったのかな? はっきり記憶がありません。その頃の、普通の高校生でしたら、こんな所(失礼しました)には行きません。
■カウンター横の、ちょっと奥まった場所に大きなレコード棚にぎっしりLPがつまっていて、大きなりっぱなスピーカが置かれていて、ジャズを流しっぱなしにしているそんなに大きくない「喫茶店」なのでした。今なら考えられないですが、当たり前のように紫煙がたなびいていましたし、ウィスキーなどのアルコール類を飲んでいる人が多かったような気がします。その当時、流行っていた?「コークハイ」とか「ジンライム」なる飲み物を頼むのでした。
■今考えてみると、どちらかというと叫ぶような楽器音を聴かされていたような気がします。これってそれほど好きな部類ではありません。ちょと背伸びしたい年頃だったのでしょうか。今の野毛は明るい街になりました。その頃のジャズ喫茶がどこらにあったか、皆目、見当つきません。
■その後、よく聴いたのが渡辺貞夫のアルバムでした。
TVで資生堂のコマーシャルが大ヒット。MG5のワンランク上の「ブラバス」っていう男性化粧品シリーズで、統一されたデザインがお洒落だし(一時、美術部に属し、グラフィックデザインに憧れた)、バックを流れるリズミカルなメロディが大好きになりました。渡辺貞夫のアルバムはフュージョンっぽいものからアフリカンのものまで、かなり長い時期、聴いていましたが、カセットテープの廃退と共に、聴くこともなくなりました。

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■てなわけで、私のジャズイメージって貧弱で、どこか危ない場所にあるんです。
まして生演奏をしているところは、考えすらできない、とてつもなく危ない場所なんです。今回の「上大岡」って、住宅地につながる京急のターミナル駅で、全然、危ないイメージではないのです。「くんくんしーらや」ってどんな意味なんでしょうか? 沖縄と東南アジアの料理のお店か、いろいろなライブをしているお店か、よく判らないのですが、要は両方です。たまたまこの日はジャズだっただけの話しのようです。料理・つまみもおいしく、お値段もそこそこ。面白そうなライブの時に、おそらく顔を出す事でしょう。

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■今回は「Nakajima Quartet」にボーカルの「方緒千恵子」が加わったもの。
ピアノを弾いていた女性が中島さんって紹介されていましたけど、演奏前に席に挨拶に来てくださりました。サックスやドラムが近かった分、ピアノがちょっと遠かったナ もっと手元が見えるとこで、もっと近くで聞きたかった気がします。
■それにしても「ライブ」って身近になりました。こんな簡単に身近に聴けるなんて。臨場感がいいし、音源の距離感はもちろん、ボーカルや演奏者とのふれあいを感じるところがいいのです。私にとっては、なんたって絵になりそう!! これって邪道かな?

■身近になったライブを楽しめる方緒千恵子さんの次回ライブは、

  10月14日(火)20:00~

  「ステージコーチ」

   (ミュージックチャージ1000円、テーブルチャージ500円)

であります。東海道線「辻堂駅」徒歩2分だそうですが、横浜の人にはちょっと遠いかな。そんな方には、

  10月23日(木)19:30~

  「ジャズクラブ FAROUT」

   (ミュージックチャージ2000円)

はいかがでしょうか。JR「関内駅」徒歩8分ですが、ちょっとわかりづらく危ないにおいのするエリアにあります。京急「日ノ出町駅」からの方が近くて、帰りも安心ありそう。

気になる方は、ネットでちょっとい調べると、どんな感じの店か、どんな飲み物やつまみがあり、どのくらいの金額かなど確認できて安心です。