ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

今年の総帆展帆が始まった

2012-04-15 | 帆船日本丸

■本年度第1回目の帆船日本丸・総帆展帆でした。
北よりの風のおかげで、帆はめったいに見られないきれいな膨らみでした。でも寒かった! 特に午後になって曇ってきてしまい、冷たい風は堪(こた)えました。
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■4月1日から、新しい指導部に変わりました。
まずマストリーダの、現役航海士さん2名共が異動したこと。甲板員さんの定年退職、そして若い人の異動が多数あり、思っていた以上の変わりようです。

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■指導部の変わりようもありますが、朝のミーティングが始まったとき、思ったことがあります。
それはボランティアカモメに、白髪の混ざっている人が増えたことでした。かくゆう私も、すっかり白髪頭なのです。
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■本日は第290回目の総帆展帆で、85名の参加がありました。
いつも人手不足のフォアマストですが、今回はそれなりの人数がいました。ゲルンマスト担当者は6名で、多くもなく少なくもなく、全員が程よい作業ができる人数でした。新しい期のカモメを挟んで、ゆっくり教えながらの作業ができました。とてもよいことです。
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■個人的なことですが、今年は総帆展帆参加が勤務の都合で回数が減ります。
皆勤賞はもちろんのことですが、いったい年何回出席できるか判りません。その旨を仲間に伝えておきますと、ブレース担当を育てておいてください・・・・・・という話しがありました。確かにその通りです。フォアで人気もので、やる気もバイタリティもある方に、話させてもらいました。彼には、了解していただいたものと思っています。
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■多くの総帆展帆では、ポート側のブレース操作と、縦帆展帆のダンホールのアテンドは任されるようになりました。
この役を、彼に任せます。ちょっと一緒に作業して様子を見て、私が出席できる日もこの役は彼に任せ、手を退きます。年老いた人間の、ちょうどよい引き際ができたと思っています。これからは、中堅の人たちの活躍を見て、喜んで、そして時にはサポートし支えられるような役ができれば幸いです。

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■60歳の誕生日には、今までと違った思いがありました。
「第2の人生」を感じ、第2の人生の生き方を考え始めています。横浜に帆船日本丸が来て、27年経っています。本日の永年皆勤表彰でも、26回という驚異的な数字の人がいました。私自身もカモメになって21年、表彰は19回になります。ボランテイアで活動する人も、それなりの年齢になるはずです・・・・・・・