■今日で5連休は終わりです。
この連休は、結局、デジカメ写真で過ごしました。ブログの「フォトアルバム」に写真をアップした・・・・・だけのことでした。お金を気にせずバシャバシャ撮れるデジカメの特徴が、逆に欠点となり、整理できないままになっているのです。
■その一方で、公開している自分の写真がきれいなものか、以前より気になっています。
この点につきましては、ニュー越後屋さんが、何回か丁寧なアドバイスを送ってくださっています。ありがとうございます。写真の色調や諧調に、気を使う仕事をしている人のアドバイスは、重きのあるものです。本人としては、病的に神経質になっている訳ではありません。しかし、確認した写真が、見てくださる人のデスプレー上で、色カブリがあったり、調子が浅かったり、色固まりが出ていたり・・・・、そんなのがイヤなだけのことです。
■自分のディスプレーは元より、全ての人のディスプレーが、色評価チェックをしている訳ではありませんので、
それを気にするのは、無意味な事であると判っていますが・・・・・ かつて色の仕事をしていた者の「性(さが)」なのでしょう。いずれにせよ金銭的な余裕ができたら、最新の液晶デスプレーに変えたいと思っています。机も広く使えることだし・・・・・
■そんなこともあり、コンパクトデジカメの「すっきりカラー」と「はっきりカラー」の差をみるため、写真を撮ってみました。
左が「すっきりカラー」、右が「はっきりカラー」になります。撮影済みデータには、修正等、何も手を加えていません。
■サンプル数としては不足ですし、テストチャートではありませんが、ここから感じることは、
(1)色がコントラストでない分、「すっきり」が全体にスミっぽく見える
(2)「はっきり」は色部分だけを強めているだけでなく、グレーを含む調子再現カーブも変えている
いずれにせよ修正を加えて使うなら、色が強くでていた方が修正しやすいし、見栄えもいいので、「はっきりカラー」を常用した方が良さそうです。
■ここで気をつけなければならない事があります。
テスト写真を条件を同じにして撮影したつもりでも、「すっきり」と「はっきり」を切り替えると、改めてシャッターを半押しする事になります。コンパクトデジカメでは、シャッターを半押しするたびに、デジカメの「自動」が諸条件を測定し直し、「自動」がベストマッチを捜し出し、その条件で写真に現像します。露光量測定は「広い面積の平均側光」を使いましたが、その他のパラメータが同じでも、露光量測定の段階で、一番判りやすいライト側の明るさが違って出ています。つまり、同じデータ条件で撮影したとは言えないのです。
■やはり私は、病的に神経質なのでしょうか・・・・・
普通、写真って、もっとラフで、結果オーライなもんですよネ!