金曜日は、中小機構の虎ノ門セミナー、この日は「EVシフト」、講師は、自動車メーカーで電気自動車の開発をされていた方だ。スマホで、羽生選手のショートプログラムの結果を気にしながら、講演を聴く。
なぜ、今、EVシフトが話題か。①ドイツは新エネルギーが普及してきて、風の強い日には電力が余るほどになってきたそうで、これをEVに溜めたいということ。②フォルクスワーゲンの不正事件以来、ディーゼルから電気自動車に方向転換したこと。③トヨタへに攻勢をかけた。ことだそうだ。フム。
そして、電気自動車は、①発電まで考えても、二酸化炭素は発生量は少なくなる。②使う電力量も、内燃機関の部品製造が減少し、バッテリーの製造量が増えて、トータルであんまり変わらないこと。③2025年にフォルクスワーゲンは、EVを300万台製造する。一方、トヨタは、100万台。トヨタはあと7年でエンジン専用車は作らなくなる。PHVは作るそうだが。
EVシフトに伴い、①電力シフトの中間で天然ガス自動車が活躍すること、②バーチャル・パワー・プラントが普及するんじゃないか。③インターネットと常時接続され、車が朝、利用者にあいさつするようになる、など。④ほかに「感情エンジン」、ドライバーの表情からストレスを測り、安全運転のサポートをする。
エネルギー業界で働く者として、EVは無縁ではない。この日は、結構、夢のある話が聞けたな。