資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

中小企業の生き残り戦略

2010年12月12日 | 診断士活動(実務従事他)
 中小企業診断士向けのゼミナール、時々開催される。銀座の中小企業会館で。(写真はそばの銀座4丁目付近)講演者はA公庫総合研究所のF氏である。

1.中小企業の現状
 低迷する業況、全業種で売上不振、中小企業数は年々減少している。また、企業の寿命の話が印象に残る。1970年代は平均寿命は26年、日経が企業寿命30年説を出したのもこの頃、2004年では平均は16年、飲食店は12年、情報サービスは8年と、ぐっと短くなっている。

2.生き残り戦略
 製品のプロダクトライフサイクル、製品・市場の組み合わせによるアンゾフの成長ベクトルの解説の後、実例をいくつか。山形県のM電器、当初電気製品を売っていたが、現在は同じお客さんを対象に介護・リフォーム用品を売ってる。営業マンは達成感があり、営業マンから逆に取扱商品が提案されている。他に商品が同じで市場を開拓した宮城県の料亭T。商品、市場両方とも開拓した大阪市のRハウス。

3.生き残りのポイント
 ①REMOVE(しがらみを取り除く)、②REUSE(経営資源を再利用)、③REDUCE(リスクを軽減する) 中小企業診断士らしい講演会でした。

コメント
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