エコツーリズム検定を受験

　インターネットを調べていると、エコツーリズム検定というのがあった。日本エコツーリズム協会というところがやっている。初級、中級、上級の3種類がある。

　さっそく、2千円を払って、初級を受験してみた。30問中27問の正解で合格。エコツーリズムで1問、自然保護で1問、自然で1問落とした。得意分野の環境問題、エコツーリズムサイト、世界のエコツーリズム等は満点である。

　この検定の不満は学習する方法が明確でないことである。正確には、確かに参考となる書籍は列挙されているが、書籍数が多くて、どれを入手して読んでいいかわからない。また試験の冒頭、学習しなくても試験で覚えられる、と書かれている。どうも私の試験のカウント方法からやや外れる。

　常識で解けるものもあるが、中級になるとそれなりに知識が必要になるようだ。世界遺産検定、海外旅行地理検定の知識などが役に立つのだろうか。とりあえず初級に合格。合格すると、立派な認定証が印刷された。エコツーリズム検定初級、これで201種め。

脱工業化と内需拡大

　勝間和代＆小宮一慶のエコノトークという本を読んだ。この本は、共同通信の経済ウイークリーの経済記事をまとめたものだ。従って価格も千円と比較的安い。

　第一部、どうなる、どうする、これからの日本　で、印象に残ったこと。

　勝間和代さんの言葉、「脱工業化なんてもともムリ、内需拡大もムリに決まっていた。それなのにムリなことを目指したからここ15年おかしくなった。日本は、外需依存で工業化以外の道はないのだから」

　もっともな話である。「福祉」をいくら拡大しても、日本は金持ちにはならない。「環境」で外需をといっても額が小さすぎる。「ＩＴ」はすそ野が狭い。やはり、自動車や家電が外需を稼いできて、そのお金が国内を回り回って、初めて日本は豊かになるのである。稼げるところで稼ぐのである。

　加工貿易国はこれしかないのだ。ここに力を入れないと、日本は破滅してしまう。月刊文芸春秋の最新号にも、2014年国債と年金は破たんする、というような記事が載っていた。早くちゃんとした道に戻らないと・・