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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

ロジカルシンキング研修を受講

2020年01月17日 | 診断士活動(実務従事他)

 

 労働安全コンサルタント試験の前々日の話だ。月曜日の午前は、年に一度の中小企業診断士の理論政策研修、今年私が選んだのは、あきない総研の「提案力強化のためのロジカルシンキング」4時間、講師は、私と同じプロ講師養成講座の卒業生Nさん、会場は新橋、駅から少し歩く。

 ロジカルシンキングとは何か、ロジカシンキングの基本講座構造、イシュ・ツリー、そして事例研究。さらに仮説思考、仮説思考とは何か、仮説の立案、仮説の検証、帰納法と演繹法、総合演習と続く。最後は中小企業白書からIT利活用による生産性向上だ。

 ロジカルシンキングは、ぼんやりとは知っていたが、今回改めての学習。ミッシーによるロジカルツリー、ゴールデンカット、風鈴など、新しい用語を知る。

 最近思うことがある。先日読んだ「アウトプット大全」で一層思うようになったのが、「研修の成果は使ってナンボ!」だ。受講したコストが、アウトプットした成果に見合えばそれでいい、受講しても、それを使ってアウトプットを出さないと、意味がない。

 そんな意味では、土日の大学の授業はもったいない。ほとんどアウトプトする場面がないのである。講義の受講ばかり、つまりインプットばかりで、理論研修のようにアウトプットする機会がないのだ。

 というわけで、このロジックツリーや、仮説思考、今年新たに挑戦しようと思っていることに、使えそうな気がする。使ってナンボだ。

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診断士仲間の共著、初校完了

2020年01月04日 | 診断士活動(実務従事他)

 診断士仲間5人で執筆をしようと執筆作業をしてきた。原稿が揃い、出版社で編集していただき、校正段階に入った。初校である。原稿の出来がいいと、初校で終わりになる。執筆者全員にレターパックで初校版を送って、校正作業をしてもらった。そして昨日ようやく完成、出版社に送って私の作業は終わり。あとは印刷が終わったら、支払いくらいだ。ここまできてホッとしている。

 この書籍は、タ-ゲットがちょっと違う。普通は書店に並べるから、一般の読者向けなんだが、今回は、研修を希望する中小企業さんに、各自名刺代わりに配布し、執筆者のPRをするのが目的だ。従ってそれほど多くの部数は必要ない。

 普通の出版の場合、執筆者がかなりの数を買い取るのだが、今回は、私の場合、わずかに20冊。これならあっという間にはけてしまう。今までお世話になった企業さんなどに配布して終わりになる。手元になくなると、出版社へ増刷の依頼ができる。この場合、契約にもよるが私の場合は2割引きで買える。

 それ以外は、売れた分は印税になり、執筆者の懐に入る。まあ、あんまり売れるとは思えないが。

 今回の書籍は、出版社の計らいで、表紙と背表紙に5名の名前が入る。書店の本棚にに飾られるとすぐに目につく。これ、気分いいよ。そして出版されたら、記念パーティだ。ただの飲み会だけど、結構楽しい飲み会になるぞ。

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商工会議所でリスクセミナーを開催します

2019年12月21日 | 診断士活動(実務従事他)

 来年(2020年)2月20日(木)、東京商工会議所葛飾支部で、「中小企業のリスクマネジメントセミナー」を開催します。内容は、リスクマネジメントとは何か、各種リスク、そしてリスクマップの書き方、最後はパーソナル・リスクマップ作製の演習です。セミナーのお土産は、「参加者自身のリスクマップ」となります。

 これ、昨年ある大手企業さん向けにセミナーを行いましたが、その内容をアレンジして開催するものです。話は商工会議所の知り合いの方から頂きました。せっかくの機会なので、仕事を受けることにしました。商工会議所の仕事は2度目です。

 リスクマップに興味のある方、セミナーは2時間ですが、参加無料です。お申し込みは、こちらをご覧ください。

 

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そうか、資格はこんな時に役立つのか

2019年12月17日 | 診断士活動(実務従事他)

 先日、東京都中小企業振興公社に呼ばれて、専門家派遣事業の専門家資格の更新を行った。係員から制度などの説明を改めて受けた後、一人ずつ書類の審査がある。専門家派遣は2年間のうち1回でも専門家として仕事をしていれば、資格を更新できる。していなければ更新できない。私は、夏に一度エネルギー関係の専門家として、仕事をしているから、問題なく、資格は継続できた。

 さて、その書類審査だが、係員の方とこんなやり取りがあった。主な保有資格の欄に、中小企業診断士、甲種ガス主任技術者、エネルギー管理士、衛生工学衛生管理者の4つを書いておいたが、それを証明する、証明書のコピーなどは、診断士以外持って行かなかった。

 係員の方は、証明書がないと、登録できず、また公表(ネットで検索できるようになる)できませんがと。当初、私は面倒だから、それならいいや、と思ったが、待て待て、資格を登録しておけば、お客さんが専門家を探すのに有利になる。そもそもエネルギー業界を専門分野とする診断士など少ないが、これにガス主任だの、エネ管などを持っていれば、確実に検索にヒットする。

 そう考えて、それでは、後日コピーを送りますとした。そして写真のようなコピーを送った。そうか、資格って、こんな時にこういう風に役に立つんだな、って、今更ながら感じた次第でした。

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中小機構セミナーは、ロイヤルホスト様

2019年09月17日 | 診断士活動(実務従事他)

 丸の内の中小機構セミナーに参加した。講演者は、ロイヤルホストの会長さん。金融出身だそうだが、需要縮小時代の経営戦略から、生産性向上の話まで内容は十分だった。

 ロイヤルホストは、店舗のロイヤルホストから天丼のてんや、それに空港の店舗、飛行機の機内食、ホテルまで展開している。需要の拡大が見込まれるマーケットから、縮小マーケットまで、ブランドは再構築はするが、事業に応じてマーケティングは市場に合わせて変えており、見事である。

 そして生産性の向上。24時間の営業時間を止めて、さらに定休日を設けたら、売り上げは減少するはずが、かえって上がったそうだ。従業員の生産性向上に繋がった。

 店舗には、キャッシュレス、セルフオーダー、清掃ロボット、セントラルキッチンなど、機械化投資も積極的だ。来店予測もAIで誤差2%まで上がってきている。

 そして肉体労働はロボットで、頭脳労働はAIで、感情労働は、従業員でと、従業員に説明しているそうだ。GDP=人口×生産性 だから人口減少社会は、生産性を上げないと成長できない。至極もっともな考えだ。

 会場外の丸の内には、ワールドカップの影響だろうか、ラグビー神社が登場していた。そんな季節になってきたね。 

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プロ講師養成講座20周年記念講演会

2019年08月28日 | 診断士活動(実務従事他)

 金曜日のは、渋谷のプレミアムセミナーの後、錦糸町で、プロ講師養成講座20周年記念講演会であった。この講演会は2名の講演と参加者の自己紹介だった。

 最初は、名古屋商科大の先生の「中小企業のイノベーション成功のポイントとは」。そして二つ目は私の「私を一人前にしてくれたプロ講師養成講座」である。

 私の持ち時間は30分。パワポは32枚。私は、パワポ1枚を1分と換算しているが、ほぼぴったりの時間であった。キャリアアンカーからキャリアサバイバル、ホリエモンの百万人に一人のスキルに加えて、スキルを活かすキャリアサバイバル、私の場合プロ講師のスキル、が必要と話す。

 後半は、マネジメント研修のうち、パーソナルマップやOJT教育の話。面対講座と動画講座の比較など、私の経験した例を話す。2,3質問があって終了。

 二次会は近所の飲み屋で、懐かしい方々とお会いする。新しい名刺も2枚頂いた。また一つ8月のイベントが終わった。

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キャリア・アンカーとキャリア・サバイバル

2019年08月24日 | 診断士活動(実務従事他)

 本日8月24日の夜は、プロ講師養成講座20周年を記念して、OB会が開催される。私はプレミアムセミナーの最終回を終えて、このイベントに参加する。内容は2人の講演と参加者の近況紹介なんだが、講演は、お一人は基調講演で大学の先生、もう一人は私だ。

 私は、その中で、キャリア・アンカーとキャリア・サバイバルについて話す予定だ。キャリア・アンカーは読者の方も何となくわかるでしょう。もう一つのキャリア・サバイバル、米国の組織心理学者サイン氏が提唱したものだ。

 所属する組織のターゲットが変わってしまったとき、今までのキャリア・アンカーをどうするか、という問題にぶち当たる。今まで鍛えてきたアンカーが使えなくなってしまったら、どうするかという問題だ。その時は、組織のニーズに徐々に自分のアンカーを近づけていくこと、これをキャリア・サバイバルという。これをやらなければ、もうその組織から退出するしかない。

 私の場合、キャリア・アンカーは、ガス業界の供給保安の知識、資格の達人、そしてブログによる情報発信だ。しかしこのキャリアアンカー、確かにブランドが築けるが、そのまま収入には結びつかない。そこで、中小企業診断士と研修講師というキャリア・サバイバルを行うことで、成功した。この話を30分ほどで、事例を上げて分かりやすくするつもりだ。また講演の感想を書きます。

 

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中小企業等強靭化対策事業指導人材育成研修

2019年08月04日 | 診断士活動(実務従事他)

 中小企業庁の「中小企業等強靭化対策事業指導人財育成研修」という長い名前の研修を受講してきた。東京でも実施しているが、日程の都合上、大阪での受講である。

 この研修は、資格で言うと、事業継続管理者の方、防災士の方、中小企業診断士の方が集まっているそうだ。そして、講師の方が言っていたが、経営に深くかかわりを持ってほしいため、今回は、中小企業診断士がピッタリの研修であるそうだ。

 BCPは企業経営と密接に関係するが、BCPの専門家は、経営のこと、わかってるのか疑問に思ったことがある。あるBCPの研修会のワークショップで、あるBCPの専門家は「BCPは不変だ!」という。私は、企業経営は外部環境に合わせて内部資源を変えていく、従って「BCPなどは外部環境が変われば、変わってしまう」と言って、怪訝な顔をされたことがある。もう議論は止めた。

 講師の方は、BCPの専門家は経営を見ずに、まずリスクを見てしまう。これではいけないと。ということで気分よく研修を受ける。今回の研修のポイントは、今までの小難しいBCPの導入方法を変えて、経営者にとって、自社のBCPの目的は何かを考えてもらい、その後BCP導入に入るという、ことのようだ。

 この研修は、中小企業が、「事業継続力計画」を作成して、認定を受けると、税制や減価償却などの優遇、補助金の優先順位が上がるなどのメリットがある。この申請の書き方の指導をするための研修である。また、この研修を受講しても修了証が発行されるわけでもなく、別に診断士だけが指導できる訳でもない。ああ、わざわざ大阪まで来て、あんまりメリットのない話を聞かされた。

 この事業継続力の申請は、BCPに比べて簡単になっている。記入字数は少ないが、作成目的が重要だ。これなら半日もヒアリングすれば十分作成できる。機会があれば申請のお手伝いをしてみたい。事業継続力の申請を希望する中小企業さんは、私のホームページから、メールでお申し込みください。

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白書説明会に参加

2019年06月18日 | 診断士活動(実務従事他)

 中小企業診断士にとって、中小企業白書はバイブルである。受験の時も白書は手放せなかった。熟読したものだ。現在ではそれそれほどでもないが、それでも新しい白書ができたら、時間があれば説明を受けに行く。それほど仕事で使えるのである。金曜日は、渋谷で中小企業庁の方から、説明を伺った。渋谷って、行くたびに街が変わっていて、なかなか目的地までたどりつけない。さて、中身に移る。

 

 まず今年のテーマは、「経営者の交代」と「企業者に期待される自己変革」。まず事業者の動向。業況判断DIはここ数年上向き、経常利益や設備投資も改善傾向、黒字企業も2/3ほどに伸びてきた。結構いいね。ただし、売上の中央値は3~4千万円、自己資本比率の中央値は、0%以上20%未満、つまりほとんどの資本は借り入れだということだ。

 そして人手不足の問題。大企業の求人倍率はほぼ1.0倍。一方中小企業は10倍、給与が月8万円ほど違い、休暇が年4日ほど違う。これじゃ人、集まらないね。日本の企業数は減少傾向だが、働く人は増えている。中小企業経営者の年齢は、23年間で22歳を取った。つまりほどんどの経営者がそのまま歳を重ねているということ。

 次の章は、経営者の世代交代。親族内承継が50%。まだまだ交代を支援して行く必要がある。30,40歳代の経営者に事業承継した方が、50代の経営者に交代するよりも、売上を高めている。そして若い経営者は、事業を拡大したいと思っている。若い経営者又はその予定者の最大の課題は、資質や経験不足、早くから経験を積む必要がある。創業面では、フリーランスは満足度が高く、比較的簡単に創業できるチャンスが到来しているそうだ。

 期待される自己変革の章。SNSが新たなマーケティングツールになっている。一方、IOTやAIは、中小企業は導入に消極的。その理由はビジネスモデルがわからない。つまりどうやって使っていくか見当がつかないというのだ。シェアリングやフィンテックなどはもっと遠い。

 グローバル化への対応は、競合は国内だけではなく海外とも。輸出は、地方で伸び率が高く、拡大の余地あり。サプライチェーンとしての役割は変化なし。地域経済を活性化する役割としては、多くの産地産業は企業数・出荷額とも減少傾向。海外を含む販路開拓が一層重要。自然災害に対しては、リスクを把握していない企業が半数、ハザードマップを確認した企業も半数以下、BCPの策定企業は、中小企業のせいもあって1割以下。

 

 ざっとこんなところ。3分で知る今年の中小企業白書の概要でした。

 

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診断士バッジを手に入れる

2019年05月28日 | 診断士活動(実務従事他)
新・中小企業診断士の実像
クリエーター情報なし
同友館

 久しぶりに銀座に行ったついでに、中小企業会館に寄る。中小企業診断士のバッジを手に入れるためだ。しばらく前にバッジが新しくなったと聞いていたが、ようやく手に入れた。このバッジは、診断士には有料で貸与になる。診断士資格を返上するときに、このバッジも返却する。そう言えば、昔、サラリーマン時代も同じだった。退職の時、会社に返却したはずだ。

 この新しいデザインのバッジ、羅針盤がモチーフだ。羅針盤は「中小企業診断士の使命」を表現している。そして直線で構成された図柄は、「ぶれのない誠意」を表す。なかなかのデザインだと思う。

 私の所属する研究会は、弁護士さんも所属しているが、弁護士さんはバッジをしている。あれ、いいなと思っていた。これからは、お客様のところに行くときは、このバッジ付けて行こう。スーツに付けておけば、なくならないしね。

 

 

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東京診断士会スプリングフォーラムに参加

2019年04月16日 | 診断士活動(実務従事他)

 土曜日は、東京診断士会のスプリングフォーラムであった。このイベントは、新しい診断士さんに東京診断士協会の説明や、研究会の勧誘を行うイベントだ。社労士や税理士さんと違うのは、この研究会活動である。東京協会には何と170もの研究会があるそうだ。会場は市谷TKP。

 私は、まず新入会員向けの、研究会プレゼンを行う。人財開発研究会は、研究会としては10番目だ。2分15秒という限られた時間で、研究会のPRを行う。私のプレゼンはちょうど2分15秒、ピッタリだ。

 これが終わって、幹事4人で手分けして、研究会ブースで、チラシを配り研究会の説明をする。30秒ほどの間に研究会の活動を説明するから、これ、エレベータ―トークだ。何人もに説明をするのでかなり疲れる。説明後、興味を持ってくれた方に、研究会の見学の案内をするため、名刺やメルアドリストが貯まってくる。2時間の説明会の後は約40人分の名刺・メルアドが貯まった。

 

 この日は、例年の倍の人数が集まった、収穫というところ。このイベントが終わって今年度も診断士活動が始まる。

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大事なものが欠けてるサイン盗み疑惑

2019年03月31日 | 診断士活動(実務従事他)

 私は高校野球はあまり得意分野ではない。しかし今日は感じたことを書く。先日の高校野球、星稜対習志野戦のことだ。習志野の選手がサイン盗みをしていて、試合後、星稜の監督が習志野の監督のところへ抗議に行ったことがネットニュースで流れた。星稜側から、試合中抗議を受けて、審判団が協議して、サイン盗みはやってないことになっていたそうだが、よほど頭に来たんだろう。星稜の監督も証拠はここにある、と言ってる。その翌日、星稜の監督は高野連に謝罪している。習志野側は不正はないということだろうか、動きはないようだ。この後も話は続くのか、一件落着かは今の時点では読めない。このブログを読んでいる方なら、おおよそご存知だろう。

 そしてYAHOOコメなどには何千件ものコメントが寄せられている。その反応は様々だが、実際はやってたんじゃないか、という意見が多い。サイン盗みが試合に与える影響などは、素人の私では分からないが、昔から行われていたそうで、日米高校野球でも米国の監督から不正を指摘された件だ。日本人としてはちょっとはずかしい。なんだか有耶無耶になりそうでスッキリしない。 

 私は、教育・人材育成やコンプライアンスを専門とするコンサルタントだ。その立場から今回の件、私ならこれからどうするかを考えてみた。

 まず、そもそも高校野球は何のためにあるかだ。プロ野球ならお客さんに観てもらって、入場料などを頂き、それを収入とする。都市対抗野球は、都市間の対抗と言っても、今は大手企業のブランド作りや維持が目的だ。そして高校野球は何だ? 高校の存在価値は「教育機関」だ。私学の場合、ブランド価値を高め、売上を拡大し利益を上げるのもあるが、第一は教育だ。従って高校で野球をやるのは「教育」の一環だ。まだ若い高校生の「人材育成」のためが第一だ。

 私が、コンサルタントとして、もしクライアントから助言を求められたら、次のようにアドバイスする。教育・人材育成の場に不正を持ち込まれたとしたら、これは放っておけない。積極的に疑惑を晴らすべきと。(ただし、監督が選手に不正を指示しているとしたらだいぶ話が違うため、これは除外)

 まず、監督が選手に問う。星稜の監督は証拠を持ってるそうだ。否定し続けて、明白な証拠が出たら、君らはもう終わりだよ! と選手に問いかけ、正直に言ったらと。そして選手が告白したら、それを持って、校長に進言する。最低限、学校として謝罪してくれと。できれば「出場辞退」、次の試合は不戦負け。ほんとはこれが一番いいが、不正のレベルにもよるだろうし、そこまでは、学校側も承知しないかもしれない。不正をやってないなら、出てきた証拠を堂々と否定すればよい。

 選手がかわいそう? そんなことはない。自分に降りかかった疑惑を自分で被るか、振り払うだけだ。聞けば、習志野高校には、かなりの意見が寄せられているそうだ。そりゃそうだろう。なんで教育の場で不正をするんだ、どんな教育してるんだ、という声が来るのは想像がつく。 

 仮にやってたとしたら、学校は世間に対して謝罪する。これで習志野高校の名誉やブランドはかなり守られる。やり方によってはブランドはかえって強化されるかもしれない。選手も過ちを自ら認めた高校生となり、傷は軽傷で済む。このままじゃ、この高校生達は一生、心の傷を負って過ごすことになってしまう。こちらのほうがよほどかわいそうだ。(あくまで不正をやっていたとすればという仮定の話ですよ)

 もう一つ、監督にも教育が必要だ。最近強豪校は、野球を職業とするプロ監督も多いそうだ。従って「教育」などは頭にないかもしれない。そんな監督には、高校の場合、「教育、人材育成」は「勝負」より優先することを、研修することだ。

 一般企業の先の読める経営者なら、先回りしてコンプライアンス対応はやるのだが、今回はどうかな。

 

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産能大入学説明会に参加、そして決めた!

2019年02月21日 | 診断士活動(実務従事他)

 今日は一つの決断をした。その経緯を書き留める。私は現在、研修講師を中心に仕事をしている。マネジメント研修や資格の受験研修、それを動画にした研修も開講している。最近、受験生に最も大切なものは何か、また講師の私として、最も大切なものは何か、を考えてきた。

 ガス主任ならガスの基礎知識や法令知識、土木施工管理技士なら土やコンクリートの知識などがあるが、最も大切なものは、受験生のモチベーション、やる気だ。また講師の私にとって最も重要なものは、いかに、そのモチベーションを継続してもらうか、そのためのインストラクション技法である。そして、人材育成や動機付けの上流をもっと学習してみたいと考えた。

 そこで、新年度に向けて、動機付けや教え方の研修や講座を探してみた。コーチングなどはあるが、かなり高価だ。それに、もう持ってるし。また研修技法などは1日講座程度で、あまり充実したものはない。診断士会でも時折、研修講師の講座があり、それも受講して、一通りの技法は見につけている。放送大学なども探してみたが、該当するようなものはなかった。産業能率大学の通信講座を探している途中に、大学の通信制が目に留まった。

 資料を取り寄せてみると、人材育成の講座や教え方の講座などが何単位かある。その前提としての人事マネジメント講座もいくつか揃ってる。そして新年度に向けて、最後の説明会がこの日曜だったため、滑り込みで、自由ケ丘の入学説明会に参加した。そこでいくつか興味あることを聞いた。

 

 入学するとしたら私は3年から2年間だ。3年からだと、通信制の配本は年間36単位分×2年間=72単位分だ。テキストで言うと、30冊ほどだ。そして履修義務は2年間で62単位。ところがこの大学、入学時で公的資格を持っているとその資格により、30単位分まで履修が免除になる。

 私はおかげさまで、公的資格は余るほど持ってる。従って履修義務は、62-30=32単位。テキストでいうと十数冊になる。3年次は人材関係の指定科目から選ぶが、4年になると選択コース以外でも選べる。スポーツビジネス、一流プロ選手の動機付け、アドラー心理学など、面白そうな科目がうじゃうじゃしている。さらに、60歳以上はシニア奨学金が出て、授業料が半額になる。おお。

 公的資格で履修単位が半減し、授業料が半額近くになる。そして3年次で人材育成の学習ができ、スクーリングにも参加できる。4年次には、自分の好きな分野のモチベーション等が学べる。これはいいぞ。ということで、4月から産業能率大学に入学しようと決めた。入学試験? それはなし。決断したよ。そして、昔卒業した学校の卒業証明を取り寄せ、入学申し込みをした。 

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指導員お役立ちミーティングに参加して

2019年01月29日 | 診断士活動(実務従事他)
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 日曜日の午後は、中小企業診断士の集まりに参加した。「指導員・副指導員のためのお役立ちミーティング」という集まりだ。夜の懇親会まで参加した。そもそも中小企業診断士は、その資格を維持するのに大変なエネルギーを要する。毎年1回は、理論研修を受講する。これは大したことはないが、加えて、中小企業さんの診断を年間6日間6ポイントほどしなくてはならない。そして中小企業さんからその証明を貰う。これを5年分合計30ポイント集めて、更新手続きをする。私は独立診断士だから、中小企業さんとのお付き合いもあるが、企業内診断士の方は、これ、結構大変なエネルギーを使う。

 

 そこで、企業内診断士向けに、診断士協会では、「実務従事」という制度を用意している。希望する診断士(主に企業内診断士)を数名集めて臨時にチームを作り、指導員が中小企業にお願いして、企業診断を行う。そして報告書を作成し、プレゼンする。この一連の指導を行うのが、実務従事指導員である。この指導員、多少のお金はもらえるが、ボランティアに近い。

 日曜日は、この指導員になるための、お役立ちミーティングである。午後3時間みっちりだ。制度の説明、指導員経験者のパネルディスカッション、実務従事実施のポイント等の情報提供を受けた。パネルディスカッションで、なぜ指導員になったか、指導員のやりがい、についてお話しいただいた。①中小企業さんに感謝されること、②自身を含めた参加者のレベルアップ、③診断士仲間との出会いなどなど・・サラリーマン生活では体験できない。そして最後の言葉、「行動してほしい!」

 私は、独立したての数年前に副指導員を一度経験した。指導員の補助である。その後は実務従事とは縁がない。ミーティングでのお話を聞くと、先輩の指導員の方は、大したお金ももらず、やりがいを優先して活動しておられる。中小企業診断士とはそれほど魅力のある職業なのだろうか。

 終わって、懇親会では、9枚も名刺交換する。このトシになって、新たに、親しくお話しできる人が増えるのは嬉しい。普段は自宅事務所で一人、コツコツと資料を作っているため、このような出会いは愉しい。診断士になってよかった、と思う。私も実務従事の指導員、やろう。

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中央支部まつりに参加

2018年11月19日 | 診断士活動(実務従事他)
そうだったんだ! 中小企業経営 ~社長の経営戦略がまるごとわかる本~
クリエーター情報なし
三恵社

 土曜日は、中小企業診断協会の中央支部まつりに参加した。診断士会は、各都道府県にあるが、東京都の場合、診断士の人数も多いせいか、5つの支部に分かれている。私はそのうちの千代田、中央、港、文京エリアの中央支部という支部に属している。サラリーマン時代に港区に勤めていたこともある。

 

 その支部のイベントは、研究会・マスターコースの活動報告、それにゲストスピーカーを呼んでの講演会がセットになっている。そして終了後はワイガヤ交流という懇親会だ。研究会・マスターコースの活動報告は、私も以前の中央まつりで、参加している「プロ講師養成講座」の活動報告を何度もプレゼンしたことがある。ただし、今回は聴くだけだった。

 この後の講演会は、国産ワインの「都農ワイン」様の事業家精神とそのストーリーの講演、そして女性の社会起業家「下着屋Clove」様の支援例だった。私は、都合があり、このお二人の講演は聴けなかったが、満員御礼のようで、何よりだ。

 感想を書く。準備委員や発表者の方は、私の知らない方ばかりだ。以前は結構知り合いもいて、おう、という感じで、情報交換したもんだが、私は、もう支部に入会して15年になる。今はその後入会してきた若い方が多く、ちょっとなじめない。

 しかし、この会合は、出席しておくと、診断協会の仕事の割り振りの際に、出席を報告でき、受注が有利になることがある。従って時間のある時には極力参加しているが、来年はもう・・という感想だ。

 

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