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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

写真集「夢」

2020年05月24日 | 読書感想

 写真集「夢」を購入した。ネット販売である。ツイッターで作家の百田尚樹さんが推薦していたので、買ってみた。作者は、津熊青嗣さんという写真家の方、私は初めて知った。

 表紙が写真のもの。この写真集は、作者が見た「夢」を実際に丁寧に追っかけたもののようだ。3題で構成され、シエスタの夢、森の扉、枯景である。私はこのうち、「シエスタの夢」が好きだ。欧州のスペインだろうか、オランダだろうか、風車や古城が巧みに撮られている。ほんとに写真なんだろうか、とも思ってしまう。

 「森の扉」は、森の木々が丁寧に撮られている。最後の「枯景」は、日常のスクラップを暗い景色で撮っている。表紙の後に序文がある。ここには百田尚樹さんの文章で、サインもある。このサインは、印刷だな。面白そうだと思った方、入手はこちらですよ。

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「移民で読み解く世界史」を読んで

2020年05月17日 | 読書感想

  「移民で読み解く世界史」を読む。著者はあの予備校河合塾の講師の方だ。世界の歴史は、地球の温暖化と寒冷化が繰り返し、その度に大量の移民が発生し、その移民が新しい国、文化を作り出し、世界史が変わる。この繰り返しだ。

 新しい国、文化を作り出し、と書いたが、例外もある。基本これは、戦争だ。私は歴史の本を読むたびに、人間とは何でこんなに戦争が好きなんだろうと思ってしまう、それほど歴史とは、「戦争の歴史」だ。アメリカインディアンなど人の好い民族はひとたまりもなく滅亡してしまう。日本もお人よしだが、海に囲まれていて幸運なだけだ。

 交通手段が発達し、情報もふんだんに行きかうようになると、移民はどんどん増えていく。企業の短期的な課題、「働き手不足」をきっけかにこれから移民は増えていくだろう。かつてヨーロッパのある方の言、「欧州は労働力不足で、労働力を受け入れた、しかし来たのは、人間だった」という言葉を思い出した。

 本書にも書かれているが、移民受け入策は「禁断の果実」。人口減少を前提とした社会を作っていくことが必要と実感する。今はまだ政府は「移民」には踏み込んでいない。「出稼ぎ」を受け入れてるだけだが、そのうち移民論議が活発になるだろう。新型コロナにように、出稼ぎだけだって、日本中大騒ぎしている。移民になるとどうなることやら。私は移民に反対だ。お人よしの民族は滅亡する、歴史が証明している。

 蛇足だが覚えたことを一つ。万世一系は、世界で日本だけだと思っていたが、実は最近まで、「エチオピア」も万世一系だったそうだ。それが1970年代に革命が起きて変わってしまった。現在は、2000年以上同じ王朝が続いているのは、日本だけになってしまった。これ、知らなかった知識です。

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カエルの楽園2020が無料で読めるぞ!!

2020年05月07日 | 読書感想

 引き籠り用に買っておいた本、百田尚樹さんの本を読み終わった。まずは、1冊目の「バカの国」、これはネットに載せた短文を書籍化したもの。ネタはやや古い。

 次は、2冊目の石平氏との共著、「カエルの楽園が地獄と化す日」だ。こちらは最近に中国の動きを追っかけたもの。もちろんコロナの初期のことも入っている。

 「カエルの楽園」のことがよく出てくるが、私は読んでいないため、注文した。しかし品切れ、そこでキンドル版を購入、3冊目だ。こちらは品切れがない。これはネットのいいところだ。このカエル・・は、中国をウシガエルと見立てて、ナパージュのツチガエルの楽園が侵略される寓話だ。ナパージュは、逆から読むと、ジャパンだ。

 ネタバレになるから、これ以上は書かないが、あっという間に読んでしった。そして登場人物が、ああこいつか、と推定しながら、読み進める。

 最後の4冊目は、出たばかり、これは無料で読める。「カエルの楽園2020」、パラレルワールドのカエルの楽園の寓話だ。ウシガエルの世界では、伝染病が流行っている。ナパージュにウシガエルを入れるか止めるかの問題から始まって、どんどん話が進んでいく。最後は・・

 この寓話、百田氏が引き籠りになってから、書いたものだ。そしてWebページに無料で掲載したばかりである。こちらです。リンクフリーのようです。このネット本は書籍化しない、環境がすぐ変わってしまうからだそうだ。

 カエルの楽園は読んでおいた方がいいが、読んでなくてもカエルの楽園2020は楽しめる。どうぞお読みくださいな。

 

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自社の事業にSDGsを取り入れてみよう

2020年04月25日 | 読書感想

  引き籠り生活が続いている。ウチの団地はハナミズキとツツジが真っ盛りだ。写真の場所だけじゃなく、通りの前後、延々とこのような風景が続いている。ここを毎朝、毎夕、ノルディックウォークしている。

 さて、本題。写真の「SDGs入門」という新書を読む。全体像はなんとなくわかったが、SDGsは、自社の事業に取り入れて、提案営業などに使えるのがメリットのようだ。そこでさっそく、私の会社の事業がSDGsにどのように取り組めるかを考えてみた。

 私の合同会社の事業は、中小企業診断士だから、企業診断に、企業研修、執筆などだ。SDGsで該当するのは、17の目標のうち、4「すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」が当てはまりそうだ。

 さらにターゲットを絞ると、4.3「2030年までにすべての人々・・手ごろな価格で質の高い技術教育、職業教育・・得られるようにする」、4.4「2030年までに・・働きがいのある人間らしい仕事・・・必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる」の2つが該当しそうだ。

 ガス、土木の資格試験の受験講座は4.3に該当し、労働衛生の特別教育は、4.4に該当する。これ該当することを自社が知ってるだけじゃダメで、それを企業のホームページや名刺などで対外PRして初めて効果がでる。まずは、ホームページにPRしてみるか。

 それと、できてた、できてた、SDGs検定、第1回は昨年10月、第2回は2月開催(実際試験できたかは不明)、第3回は6月の予定だったが、中止。11月になるそうだ。受験テキストもまだないようだが、そのうちできるだろう。今年の日曜、当初空きがなかったが、コロナの影響で、だんだん空きが目立つようになってきた。11月なら受験できそうだ。

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時間があるので読書~新書大賞の独ソ戦

2020年03月15日 | 読書感想

 

 新型コロナの影響でずいぶん時間ができた。資料作りもかなり前倒しで作業ができた。12月から数えると、①ガス主任技術者模擬問題集甲種約300頁、②同乙種約300頁、③土木施工管理技士2級の全面改訂資料パワポ約600頁、④1級土木施工管理技士の令和2年度用資料約100頁。⑤リスクマネジメント研修用資料約60頁、⑥有機溶剤教育全面改訂約300頁。

 現在、ここまでが終了。これからは⑦某社のガス主任技術者講座乙種約300頁、⑧同プレミアム塾の資料約600頁が残りと、イベントがほとんど中止になって、作業は順調に進んでいる。

 大学のテキスト読み込みも順調でもう7冊、資格試験も今年になって7個の受験した、もっと前倒しも考えている。余裕ができたため、読書。新書大賞2020というのがあるそうで、手に取ったのは「独ソ戦」。第二次世界大戦の中のもので、世界史上最大の戦争だ。

 戦線は、数千kmが同時に動いた。日本列島は細長くて3千kmだから、ドイツとソ連が日本列島全体の南北に同時に戦争をした。ソ連の戦死は民間人を含め2,700万人、日本の十倍だ。ドイツは500万人。こちらもとてつもない数字だ。

 バルバロッサ作戦でドイツがソ連に侵攻、ソ連が巻き返して、逆にドイツに侵攻するバクラチオン作戦。この4年間に戦いだけではなく、ジェノサイト、収奪、捕虜虐殺などが行われた。私は昔NHKでスターリングラードの攻防戦を観たことがある程度の予備知識だったが、まあ、悲惨だ。

 人類の歴史上、最大の戦争、知っておいて損はないね。

 

 

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「トヨタの研修現場をなめるな!」を読んで

2020年03月03日 | 読書感想

 

トヨタの研修を20年続けたプロが直言する 現場をなめるな! ~自ら考え自ら動くリーダーの育て方~
早矢仕 正克
あさ出版

 昨年、名古屋のトヨタ産業技術記念館に行ったときにグッズコーナーで買った書籍。まず、刺激的なタイトル。内容は、トヨタの企業研修を20年続けてきた著者が、その研修内容について書いたものだ。従って著者は、研修講師、私と同業だ。何か私の企業研修に役立つことはないか、と思って買ってみたものだ。

 心の鎧を脱ぐ、本質理解力、思考力と人間力などのキーワードが出てくる。そして中には「追放」と言って、一旦研修から脱落して、反省する人も出る。これはかなりすさまじい研修だ。後半には、この研修を受けた企業さんの感想の言葉が並ぶ。

 もう少し突っ込むと、研修を受けさせたい側にとっては、かなり魅力的だ。自ら動く人間にするためには、ピッタリの研修のようだ。

 一方、私のような研修講師側から見ると、研修の中身がよくわからない。思考力や人間力を磨くとは、具体的にどんなことをするんだろうか。インバスケットか、グループ討議か、そして具体的なテーマは何か、スケジュールなど書かれていないため、研修内容が掴めない。もしかしたら意図的に書いてないのかもしれないと勘ぐってしまう。

 DMP研修と呼ぶ3泊4日の研修がメインのようだ。これで人間、そんなに劇的に変われるだろうか。効果があって、面白そうだが、私にとって未知数の多い研修だ。

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古事記と日本書紀

2020年02月24日 | 読書感想

 

 東博の「出雲と大和」展のグッズコーナーで買った本である。私、買うのはいいが、買って安心して、ツンドク状態が続く。そしてしばらくして読み始める、というパターンだ。

 展覧会で見た「古事記」の写本、古事記と日本書紀を併せて「記紀」というが、この辺の本は何度も読んでるんだが、あんまり頭に入っていない。

 古事記に登場するのは、難しい漢字とそのフリカナのついたカタカナの神様だ。どうも読みずらい。イザナギ、イザナミはいいとして、知ってる神様を挙げると、アマテラス、スサノオ、オホクニヌシ、ウミサチヒコ、ヤマサチヒコ、ヤマトタケル当たりかな。この人たちがドラマを続けている。

 そして日本書紀、こちらは、古事記の神話を少し書き換えしてる。主な登場人物は、全国を統一した崇神天皇、卑弥呼ではないかという説があるヤマトトヒモモノヒメ、景行天皇の九州遠征、神功皇后の朝鮮遠征(この時代にもう大陸に進出していた)、極悪人の武烈天皇、天皇に即位したはいいが、20年も大和に入れなかった継体天皇。

 ピンチヒッターの女性天皇推古天皇と摂政の聖徳太子、初回トラブルのあった遣隋使、乙巳の変、大化の改新に白村江の戦い、壬申の乱、と戦争が続く。この古代当時は、天皇が権力を持っていたから、権力争いで、殺し合いが続く。そして最後には持統天皇が登場し、記紀は終わる。

 全体の感想は、日本は大変な歴史を持っていて、万世一系が続く、世界唯一の国、世界に誇れる国だ。それといつの時代も戦いが続く。世界の歴史も戦いの歴史だが、日本だって相当なものだ。平和を愛する国民ということだが、なかなかどうして。たまには古代に遡ってみるのもいいね。

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2030年の世界地図帳

2020年01月26日 | 読書感想

 

 2030年の世界地図帳、落合陽一さんの本だ。かなり前に買っておいた。350頁もありなかなか読めなかったが、ようやく読み終わった。内容は、4つのデジタルイデオロギー、貧困と格差、環境、SDGsだ。各章の初めに、その内容を世界地図にしている。ぶ厚い本だから、私の印象に残ったところだけを書く。

 デジタルイデオロギーのところ、オープンソースのアメリカンデジタル、ブランド力によるヨーロピアンデジタル、国家を後ろ盾にしたチャイニーズデジタル、一足飛びのサードウエーブデジタルの4つだ。日本は入っていない。

 環境のところ、見たことある図だな、と思っていると、昨年のエネルギー白書の各国の温室効果ガスの削減状況だ。これ、私のエネルギー基本業務研修に使ってる資料だ。削減状況は、日本、イギリス、EUが計画通り、アメリカ、フランス、ドイツがは上振れしてる。日本は真面目だからね。

 もう一つ環境のところ、アメリカンデジタルが、限界費用をゼロにし、環境と経済成長を両立すると。デジタルの世界ではコピーの原価はほぼタダだ。また共有という概念が強くなり、1個当たりの変動費が大きく減少する。従って環境と経済成長は両立するらしい。これそうなってほしいもんだ。

 そして、SDGsのところ、スイスと日本の比較、私、ハイキングで何度かスイスに滞在したが、漫然と、スイスこそ日本が目指す国だと思っていた。それが書かれている。

 スイスは日本に比べて、収入は高く、労働時間は短い。時計に代表される職人が高付加価値の製品を編み出す。量産が効かないから高付加価値、そしてデザインや人気があり、その価値は簡単には落ちない。まさにヨーロピアンデジタルだ。私は、スマートウウォチをしているが、こちらはアメリカンデジタル。

ほかに落合さんはいろいろ言いたいことがあるようだが、私の理解はこの程度です。

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都市ガスはどのようにして安全になったのか?

2020年01月18日 | 読書感想

 

 この書籍の著者、㈱エフユーの竹中氏から献本いただいたものである。2日ほどで読み終わった。都市ガスによる死者は、昭和30~50年代は、年間の死者が100人、現在はほぼゼロだ。

 いろいろな安全対策をして、現在は安全になっているが、どのようにして安全になったのか、先人達の努力の歴史を描いたものだ。

 昭和30年代から50年代の事故の多さから、ガス機器を事後対応型から予防保全型に転換し、安全装置と安全周知に力を入れ始めた。そして天然ガスへの熱量変更による一酸化炭素ゼロや無公害化、マイコンメーターの導入などで一層安全になった。

 私は昭和51年東京ガスに入社した。ちょうど安全機器の普及時期と同じである。天然ガスの熱量変更は、数年間、その仕事に参加したし、マイコンメーター関連業務も緊急保安業務で扱った。そんな意味で、懐かしく読ませてもらった。

 最後の7章8章には、最近のガス機器の解説が書かれている。最近のガス機器は安全装置が沢山ついていて、全体がどうなっているのかよくわからないが、この書籍を読めば、その辺がわかる。

 ガス主任技術者試験の消費機器分野の学習にピッタリだ。なぜ今の安全装置がついている歴史から理解ができる。来年度の試験対策に、この書籍使おうかな。

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アウトプット大全を読んで

2020年01月13日 | 読書感想

 

 名古屋に研修を受講した帰りに、東京駅で買った本だ。買ってしばらく放っておいたら、南流山の駅内書店で、売れてるビジネス書ランキングに入っていた。これはと思って読み始めた。

 久しぶりに、共感した書籍である。本を読んだ後のアウトプットは行動である。その通り、行動しないと読んだ価値がない。

 インプットとアウトプットの比率は、3:7がベスト。その通り、インプットはなかなか頭に定着しない。問題を解いて、間違えて、再度学習して、この方が定着する。今まで感じていたことを後押ししてくれた。

 本を読んだら、必ず感想を書く。その通り、これはもう実践している。ブログを書く。これもその通り、実践している。ブログは毎日更新、目標を書く、もう賛同はわざわざ書かない。

 他には、人事研修で使っている、コーチングのスキルや、ほめて育てるなど、私と共通項も多い。ブックオフに持っていかない、そばに置いておきたい一冊である。

 

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「起業アイディア」を読む

2019年12月09日 | 読書感想
起業アイデア3.0
村田 茂雄
秀和システム

 知り合いが本を書いたというので、さっそく買って読んでみた。「起業アイディア3.0」という書籍だ。著者は、村田茂雄さん、数年前、中小企業断士の集まり、「ビジネス出版アカデミー」というビジネス書を書くためのセミナーでご一緒した方だ。当時は銀行にお勤めで、その後監査法人に異動し、起業の支援に従事していたと思う。

 書籍の内容を見て驚いた。起業アイディアを何と1万個創出したそうだ。そして1千人以上の起業を支援している。これなら書籍も書けるだろう。1万時間の法則というのがある。どんな分野でも1万時間従事すれば、その分野のプロになるというものだ。1万時間は労働時間が年2千時間とすると、5年間だ。ふむ、そんなものかな。

 さて本書の内容だが、ネタバレにならぬよう、ちょっとだけ紹介。起業アイディアには、プロダクト・アウトとマーケット・インがある。筆者はそれに加えて、コンペティター・シフトを考えよ、としている。コンペティター・シフトとは競合企業のビジネスを研究して、少し変えるというものだ。これならアイディアはいくつも出てきそうだ。起業に関心のある方、本書読んでみてくださいな。起業アイディアがいっぱいですよ。

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反日種族主義

2019年12月03日 | 読書感想
反日種族主義 日韓危機の根源
李 栄薫
文藝春秋

 今、話題の本、しばらく売り切れでアマゾンにも書店になかったものだ。たまたま通りがかった大宮駅内の書店で見つけた。韓国人学者6名の書だ。韓国人自身への告発の書だ。2、3日で読み切った。さて、感想として何を書こうか、迷う。沢山のことを感じたからだ。

 まず、この種族がつく「嘘」。虚偽による訴訟件数は、一人あたりだと日本の1,250倍。保険詐欺はアメリカの100倍など、ものすごい数だ。ごく最近でも、GSOMIAの廃棄撤回の件で、いくつも韓国は嘘をついた。日本人はあきれているが、その倍率を考えると、まだ嘘の数は少ない。まあ、すごい国だ。

 反日種族の例が沢山出ている。一つこれを書こう。韓国には、土地に「気」が流れているという風水が今でも信じられている。戦前、日帝が測量のために杭を打った。それを国土に流れる「気」を分断させたと一部の占い師が言い始めた。これをなんと「青瓦台」が取り上げ、国家事業として杭を抜く作業の予算をつけて取り組み始めた。青瓦台とは日本でいう、政府のことだ。政府がまじめに迷信に取り組むとはねえ。韓国は科学より、迷信の方が上のようだ。

 反日種族のつく、数々の嘘。極めつけは、慰安婦だ。慰安婦問題は、専門書が沢山出ているから、それをお読みいただければと思うが、一つだけ。自分は慰安婦だと名乗り出た二番目の方が死ぬときに自分の人生を整理してしゃべった。日本に全く恨みなどは出てこなかった。しかし、この反日種族は、強制連行だの、性奴隷などと言って、嘘で固めて、日本を貶め(おとしめ)ている。

 他にこの本には、徴用工の嘘、独島の嘘などが、学者らしく、きちんと文献調査の結果を論理的に結論付けている。韓国人学者6名で書かれた書籍だが、立派な書籍だ。むしろ韓国国内で筆者たちが暴力に合わないか、そっちの方がよほど心配だ。日本と韓国は仲良くしないといけない、と言う方、この書籍読んでから言ってくださいな、と言う感想。良書ですよ。

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新聞という病~朝日の読者と朝日ジャーナリズム

2019年08月02日 | 読書感想

 

  新聞という病 (産経セレクト)
門田 隆将
産経新聞出版

 門田隆将氏の書籍、この方の書籍は原発の「地獄を見た男」以来だ。「新聞という病」という刺激的なタイトル。延々と新聞のダメなとことろを綴っている。特に後半の「吉田調書」、「慰安婦」の辺りは、朝日新聞を徹底的に批判している。「吉田調書」は、事実を捻じ曲げて報道する。「慰安婦」も同じだ。「慰安婦は」韓国との関係で国際問題になってしまった。こういったシナリオが先にあって、事実を捻じ曲げて主張する手法を筆者は「朝日ジャーナリズム」と呼んでいる。

 この「朝日ジャーナリズム」、一定層の朝日を支持する読者がいるから続いている。筆者は、この支持層は、団塊の世代だという。そして、その層はインターネットの発達で、だんだん減少している。

 何を隠そう、私も20歳代から50歳過ぎまでは「朝日の読者」だった。朝日の政府を鋭く突く、記事が好きだった。「朝日ファン」だった。しかし、インターネットの記事を読むようになって、あまりに違うため、おかしいと気づき、新聞を変えた。すると自分の感覚もだいぶまともになってきた。ネット記事との乖離が少なくなって、腹落ちするようになった。そのあとである。慰安婦問題で、朝日新聞が謝罪したのは。今は、朝日新聞がおかしいと気づき、購読を辞める人が続出しているという。私のように。

 朝日新聞縮小団というのがある。上念司氏が主宰しているようだ。縮小団のシールまであり、また朝日新聞の解約方法の手順まで書かれている。本書によると、朝日の記者は、日本を貶めている気は全然ないらしい。胸を張って「権力を監視」しているそうだ。私を含めて、誰も新聞に、そんな事、求めたことはない。事実を報道してくれればそれでいいのだ。

 朝日新聞と言えば、私、夕刊に載ったことがある。2017年7月14日だ。記事はこちら。以前、語彙読解力検定という検定があってこの2級の合格した時に、写真入りで載せて頂いた。しかし、それはそれ、これはこれだ。朝日の発行部数、どんどん減っていき、最後は廃刊になってしまうよ。

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経済で読み解く日本史~全5巻を読み終わる

2019年07月28日 | 読書感想

 経済で読み解く日本史、ようやく全5巻を読み終えた。経済の角度から見た日本史など、私は初めて読んだ。このような書籍、今までもあったのだろうが、私は初めてだ。結構売れてるというから、私のような一般人にとって、初めて読む方も多かろう。

 5巻目は大正・昭和時代だ。ポイントはなぜ日本は戦争に突っ込んでいったのか。今までその理由ははっきり聞いたことがなかった。本書では経済的な要因が書かれている。話は金本位制や日露戦争まで遡るが、詳細は内容を読んでいただくとして、私は結構満足する答えだった。

 全巻を通すと、室町時代から、現代に至るまで、マネーのコントロール次第で、インフレ・デフレを繰り返している。明の渡来銭、江戸時代の貨幣の改鋳、明治時代の金本位制など、いずれもマネーのコントロールの話だ。今でこそ、マクロ経済が発達していて、何をすればどうなるかは経済学の研究成果でおおよそわかるが、当時は難しかっただろう。

 この書籍、文庫本で1冊648円+税だから、そんなに高価でもないし、軽い。持ち運びできるため、私は登山などイベントに出かけるときでも持って行き、すきま時間で読み終えた。お薦めの書籍ですよ。

  

【数量限定】経済で読み解く日本史 文庫版5巻セット
上念 司
飛鳥新社
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夏休みにピッタリ、百田直樹最後の作品、夏の騎士

2019年07月25日 | 読書感想

 夏休みの読書にピッタリの本が出た。この作品で小説家から引退するという、百田尚樹さんの作品だ。舞台は昭和の終わり、3人の小学生が、騎士団を結成する。秘密の隠れ家、二人の友だち、憧れの美少女、意外な面を見せる嫌われ者のもう一人の少女。そして模擬試験に学芸会。

 ひと夏の勇気がテーマだ。センズリの百田尚樹さん、虎ノ門ニュースで毎週見るが、こんなロマンチックな作品も書けるんだ。人は見かけじゃないね。2時間ほどで一気読みできる、お薦めの本ですよ。

 

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