資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

都市ガスはどのようにして安全になったのか?

2020年01月18日 | 読書感想

 

 この書籍の著者、㈱エフユーの竹中氏から献本いただいたものである。2日ほどで読み終わった。都市ガスによる死者は、昭和30~50年代は、年間の死者が100人、現在はほぼゼロだ。

 いろいろな安全対策をして、現在は安全になっているが、どのようにして安全になったのか、先人達の努力の歴史を描いたものだ。

 昭和30年代から50年代の事故の多さから、ガス機器を事後対応型から予防保全型に転換し、安全装置と安全周知に力を入れ始めた。そして天然ガスへの熱量変更による一酸化炭素ゼロや無公害化、マイコンメーターの導入などで一層安全になった。

 私は昭和51年東京ガスに入社した。ちょうど安全機器の普及時期と同じである。天然ガスの熱量変更は、数年間、その仕事に参加したし、マイコンメーター関連業務も緊急保安業務で扱った。そんな意味で、懐かしく読ませてもらった。

 最後の7章8章には、最近のガス機器の解説が書かれている。最近のガス機器は安全装置が沢山ついていて、全体がどうなっているのかよくわからないが、この書籍を読めば、その辺がわかる。

 ガス主任技術者試験の消費機器分野の学習にピッタリだ。なぜ今の安全装置がついている歴史から理解ができる。来年度の試験対策に、この書籍使おうかな。


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