「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村8月の滞在(1) 夏の原村

2013-08-19 11:23:55 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村にちょっとだけ行って来た(今は鎌倉の自宅に戻っている)。

原村はそこら中、花だらけ。



ジョージ・ウィンストンをどうぞ♪



そう、「ここは原村」。武田信玄の棒道が通り抜ける。



原村の朝市は有名。皆さん朝早くから準備中。この季節は信玄の棒道のすぐ横で毎日開催。



信玄はまっすぐな道を好んだ。ローマ人と同じ。軍人は皆そうらしい。



来てみませんか、原村?

歴史をたどる道。かなり長距離にわたって歩けますよ。



県境を越えて八ヶ岳西麓を南北に貫く棒道。



この季節はこればかりが目立つ原村の森の中。いつも真っ黄色。



原村は高原野菜で有名。でも田もある。



とにかく田舎。



農家はみんな裕福そう(?)。



ご存知ですか、これ。



これ。



これ(↑)とこれ(↓)が私の中でどうも結びつかない、とうもろこし。



田舎なんだなぁーー、原村。いい景色でしょ。



歴史のお勉強。これはご存じでしょうか?



せぎ。一之瀬のせぎだ。

普通、川は上流から下流に向かっていくつもの細い支流を集めて順番に太い川になって行くけれど、ここでが逆の風景が見られる。八ヶ岳山麓の水が乏しい地区に農業用水を流すシステム。川から水を分流させ、その流れをまた別の川に流し込む。そうした分流をたくさん作れば、広大で乾いた山麓の土地が農地に変わって行くのも容易になる。

向こうが上流、手前が下流。柳川という大きな川から作った一之瀬のせぎと呼ばれる分流を、ここでさらに左右に分ける。



右へ左へ。



一之瀬のせぎは左へそのまま流れ、新しくつくられた分流は右へ。



周囲は別荘地です。



坂本養川氏は江戸時代の人。せぎ開発を先導し、山麓の農業の増産を可能にした方。

http://www.p-rg.com/history/yosen/

これは我が山荘前のあざみ。



ついでに歴史もの。

原村の中新田という集落の北はずれ。中新田という言葉自体、開拓を思わせるけれど、とにかくそこに面白いものがある。



狼の供養石。これは、以前に一度、このブログでご紹介しましたね。



この伝承についてはその記事をご参考にどうぞ。

http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/48d4740f79df9eeb8d9d54a2db99c954

昔はヤマイヌがいたのですね、日本オオカミ(すでに絶滅)が。

牙もある。



爪も。どこかユーモラス。



狼の供養石そばのタコのような松。ホント、タコのようなんです。

コメント (8)
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