クリスマス・シーズンはクリスマス・ソングを聴き、暮れには第九を聴くとすれば・・・別に聴かなくてもまったく悪影響はないが・・・正月聴くのは名曲「春の海」か?素晴らしい曲だとは思うが、春の海のCDを厳寒の地に建つ山荘内でずっと流しているのも違和感がある。それをするのは街中のショッピング・センターあるいは飲食店くらいか。
CDラックの中を探して正真正銘「正月用」音楽として見つけたのがこれだ。ウィーン・フィルの2002年新年コンサート。小沢征爾指揮で大成功だったと言われている。私にはウィーン・フィルによる生演奏も、その新年コンサートも実体験がないので、比較する術が無いが。シュトラウス族(そんな言い方はしない?)の楽曲のとにかく華やかで気楽な演奏である。成熟した文化を持つ国の大人の娯楽。オーストリアというのは一度しか行ったことがないけれど、良い国だなぁ。
正月だから寒さも序の口だが外気温はマイナス10度まで下がったので、薪ストーブは日中ずっと焚き続けであった。ストーブ歴18年の私にとって3台目、昨年手に入れたVermont Castings社のEncore Everburnはかなり使い勝手が良い。良いと思われる点は以下のとおり:
①火の調整が容易
ダンパーと空気の取り入れ口をあれこれ操れば、点火から火力の維持、調整まで自由自在である。昔からこうした有能な薪ストーブを入手されていた方々も多いのだろうが、私が以前所有していた薪ストーブはここまでお利口ではなかったのである。
②デザインが私好み
コテコテのクラシカルなデザインでも、あまりにシンプルでスッキリしたデザインでもなく、極めて中庸。非常に端正で、正統派の米国スタイルを感じさせるデザインである。ラルフ・ローレンないしはブルックス・ブラザーズ路線とも言えよう(?)。
③適度なサイズ
私の山荘は非常に小さい。1階床が長方形をした建物で縦横が6.0m×8.2mという狭さである。とは言え標高1600mの厳寒の土地では、ある程度出力のある薪ストーブが必要となる。これは小型の薪ストーブでは無理で、10,000kcal程度以上の中・大型モデルから選ばねばならなくなる。また料理を楽しむ場合、柄の付いたスキレットを中に入れたりするので、小さなモデルではストーブ内が狭くて無理である。そうしたことを考慮に入れれば、この薪ストーブは我が小屋にマッチしたサイズであると言える。
④オプションが多い
Vermont Castings社は営業熱心な米国のメーカーである。日本の輸入総代理店も非常にマーケティングに熱心で、日本でも様々なオプション・パーツが容易に手に入る。これもまた料理をする場合有難い。故障時やメンテナンスに必要なパーツの調達も時間がかからない。
⑤触媒がないクリーン・バーン方式
触媒があるストーブの方が、外に吐き出される煙がよりキレイである。ニオイも少ない。周囲へのインパクトが少ないという点が優れている。ただし触媒は消耗品であり、何年かすると交換が必要となり面倒である。このモデルはそもそも触媒がないためその交換が不要である。さらに触媒が無くても無いなりに、二次燃焼させて煙をクリーンに保つ機能をしっかりと持っている。
欠点はないのか?と言われそうだ。無くは無い。しかし最初から覚悟の上での購入だ。上記長所のひとつ⑤NC(触媒なし)のモデルであるという点が、逆に欠点でもある。煙に若干問題があるのだ。特に着火した後、薪ストーブ内の温度が250度前後まで上がって行く前に出る煙である。今回着火方法をいろいろ試してみた。着火剤のあるなし。着火時新聞紙やダンボールを利用する、あるいはしない。いずれもわずかではあるが、ニオイは避けられなかった。しかし八ヶ岳山麓の森の中のこと、一戸一戸の山荘も離れて建っていて、別荘地内をどこからともなく薪の燃える香りが漂って来るのも、雰囲気の味付けである。
自宅のある七里ガ浜の住宅地でも最近薪ストーブを設置しているお宅が多い。こちらは密集地ゆえ、隣家との間でいろいろ問題も生じるだろう。設置しないにこしたことはないが、敢えて設置する場合は触媒つきの薪ストーブにするのが望ましいだろう。それでも苦情が出る可能性はある。
今回新たに買ったのが、この灰受けバケツ。これまでは薪ストーブ底部の灰受け皿にたまった灰を、それがたまる度に敷地の隅に捨てに行っていた。このバケツがあればその手間も省ける。家の中で灰をこのバケツに捨てれば済む。何回分かまとめてたまに外に捨てに行けば良いのである。
厳寒の地でも家の中は薪を燃やしてポカポカだが、一歩外へ出るとかなりの寒さである。雪に触れた手の上で、体温により雪が溶け、その手でドアノブを握ると指がノブにくっつく。ご覧のジャケットは日本が誇るアウトドア用品メーカーとなったモンベル社製パウダー・ホップ・ジャケットだ。表地はゴアテックスで、ジャケット・シェルの中はエクセロフトという軽い化学繊維の綿が詰めてある。ダウン・ウェアみたいに大きく膨れ上がらず、ダウン同様軽くて、防寒性能はダウン並みに良好である。今から6年前、モンベル直営店の店員が「私の友人もこれを着て北極圏にオーロラを見に行った。八ヶ岳山麓ならこれで絶対大丈夫」と薦めてくれたので買った。非常に優れているので、今も愛用している。山荘に置きっぱなしで、冬の間はずっとこれだ。
これもモンベル社の製品で、フリースのキャップである。これらに加えて以前紹介した、ふくらはぎ全部を高く包むHunter社のウェリーズがあれば、八ヶ岳西麓標高1600mの冬の外出も問題なしである。山荘から歩いて農場(原村の八ヶ岳中央農業実践大学校)まで、かなりの距離と標高差があるが、難なくたどり着けることだろう。
CDラックの中を探して正真正銘「正月用」音楽として見つけたのがこれだ。ウィーン・フィルの2002年新年コンサート。小沢征爾指揮で大成功だったと言われている。私にはウィーン・フィルによる生演奏も、その新年コンサートも実体験がないので、比較する術が無いが。シュトラウス族(そんな言い方はしない?)の楽曲のとにかく華やかで気楽な演奏である。成熟した文化を持つ国の大人の娯楽。オーストリアというのは一度しか行ったことがないけれど、良い国だなぁ。
正月だから寒さも序の口だが外気温はマイナス10度まで下がったので、薪ストーブは日中ずっと焚き続けであった。ストーブ歴18年の私にとって3台目、昨年手に入れたVermont Castings社のEncore Everburnはかなり使い勝手が良い。良いと思われる点は以下のとおり:
①火の調整が容易
ダンパーと空気の取り入れ口をあれこれ操れば、点火から火力の維持、調整まで自由自在である。昔からこうした有能な薪ストーブを入手されていた方々も多いのだろうが、私が以前所有していた薪ストーブはここまでお利口ではなかったのである。
②デザインが私好み
コテコテのクラシカルなデザインでも、あまりにシンプルでスッキリしたデザインでもなく、極めて中庸。非常に端正で、正統派の米国スタイルを感じさせるデザインである。ラルフ・ローレンないしはブルックス・ブラザーズ路線とも言えよう(?)。
③適度なサイズ
私の山荘は非常に小さい。1階床が長方形をした建物で縦横が6.0m×8.2mという狭さである。とは言え標高1600mの厳寒の土地では、ある程度出力のある薪ストーブが必要となる。これは小型の薪ストーブでは無理で、10,000kcal程度以上の中・大型モデルから選ばねばならなくなる。また料理を楽しむ場合、柄の付いたスキレットを中に入れたりするので、小さなモデルではストーブ内が狭くて無理である。そうしたことを考慮に入れれば、この薪ストーブは我が小屋にマッチしたサイズであると言える。
④オプションが多い
Vermont Castings社は営業熱心な米国のメーカーである。日本の輸入総代理店も非常にマーケティングに熱心で、日本でも様々なオプション・パーツが容易に手に入る。これもまた料理をする場合有難い。故障時やメンテナンスに必要なパーツの調達も時間がかからない。
⑤触媒がないクリーン・バーン方式
触媒があるストーブの方が、外に吐き出される煙がよりキレイである。ニオイも少ない。周囲へのインパクトが少ないという点が優れている。ただし触媒は消耗品であり、何年かすると交換が必要となり面倒である。このモデルはそもそも触媒がないためその交換が不要である。さらに触媒が無くても無いなりに、二次燃焼させて煙をクリーンに保つ機能をしっかりと持っている。
欠点はないのか?と言われそうだ。無くは無い。しかし最初から覚悟の上での購入だ。上記長所のひとつ⑤NC(触媒なし)のモデルであるという点が、逆に欠点でもある。煙に若干問題があるのだ。特に着火した後、薪ストーブ内の温度が250度前後まで上がって行く前に出る煙である。今回着火方法をいろいろ試してみた。着火剤のあるなし。着火時新聞紙やダンボールを利用する、あるいはしない。いずれもわずかではあるが、ニオイは避けられなかった。しかし八ヶ岳山麓の森の中のこと、一戸一戸の山荘も離れて建っていて、別荘地内をどこからともなく薪の燃える香りが漂って来るのも、雰囲気の味付けである。
自宅のある七里ガ浜の住宅地でも最近薪ストーブを設置しているお宅が多い。こちらは密集地ゆえ、隣家との間でいろいろ問題も生じるだろう。設置しないにこしたことはないが、敢えて設置する場合は触媒つきの薪ストーブにするのが望ましいだろう。それでも苦情が出る可能性はある。
今回新たに買ったのが、この灰受けバケツ。これまでは薪ストーブ底部の灰受け皿にたまった灰を、それがたまる度に敷地の隅に捨てに行っていた。このバケツがあればその手間も省ける。家の中で灰をこのバケツに捨てれば済む。何回分かまとめてたまに外に捨てに行けば良いのである。
厳寒の地でも家の中は薪を燃やしてポカポカだが、一歩外へ出るとかなりの寒さである。雪に触れた手の上で、体温により雪が溶け、その手でドアノブを握ると指がノブにくっつく。ご覧のジャケットは日本が誇るアウトドア用品メーカーとなったモンベル社製パウダー・ホップ・ジャケットだ。表地はゴアテックスで、ジャケット・シェルの中はエクセロフトという軽い化学繊維の綿が詰めてある。ダウン・ウェアみたいに大きく膨れ上がらず、ダウン同様軽くて、防寒性能はダウン並みに良好である。今から6年前、モンベル直営店の店員が「私の友人もこれを着て北極圏にオーロラを見に行った。八ヶ岳山麓ならこれで絶対大丈夫」と薦めてくれたので買った。非常に優れているので、今も愛用している。山荘に置きっぱなしで、冬の間はずっとこれだ。
これもモンベル社の製品で、フリースのキャップである。これらに加えて以前紹介した、ふくらはぎ全部を高く包むHunter社のウェリーズがあれば、八ヶ岳西麓標高1600mの冬の外出も問題なしである。山荘から歩いて農場(原村の八ヶ岳中央農業実践大学校)まで、かなりの距離と標高差があるが、難なくたどり着けることだろう。
おちゃさんは今日も休み?
私は今日が初出で、今、帰りの電車のなかです。
長編のコメントですが、
その服装で難無く標高1600mから農場まで行けるのはわかりましたが、
それが必要な人はおちゃさんだけでは。。。(笑)
7日(水)まで休業。長いなあ。
>それが必要な人はおちゃさんだけでは
そうかも。気にせず、一人でもどんどん
歩きましょう。現代版八甲田山。
「寝ちゃいけない!死ぬぞ!」
お仕事ご苦労さま。
今年もがんばりましょう。
ストーブの話は参考にさせていただきますね。
山荘用の電気釜は、秋にヤマダ電機でセールで買い置きしました。気圧の関係など頭になかったのですが・・・圧力釜にすれば良かった??
おちゃさんトコのすき焼きは、白菜を入れるんですか?白いのが白菜に見えるので・・。
我が家の定番は、肉・ネギ・白滝・焼豆腐・
春菊・麩・それに、薄切りしたチクワブです。
実家が奈良県の娘婿は、チクワブは初めてだと言いましたが、どうも関東だけのようですね。
結構美味しいですよ。
いま、テレビの○○○宮殿をつけています。ゲストは自動車メーカーの○ー○社長です。
司会者の方の住まいのエリアに近いので、黒い大型犬と散歩しているのを、時々見かけます。
我が家は標高が高いので、気圧のことを多少
気にしなければならない・・のかもしれませ
ん。しかしながら本当のことがよくわかりま
せん。以前使っていた普通の電気釜がどうも
調子が悪くなり、また別の普通の電気釜に
買い換えたところ、最初は良かったが、また
調子が悪くなり、昔どこかのウェブサイトで
「高原の別荘地でうまくご飯が炊けないなら
圧力釜にしればよい」と書いてあったのを
思い出し、東芝の圧力釜を買ってみました。
ヤマダ電機茅野店で売っていた圧力釜には
小さいものがなく、5.5合炊きで、我が家の
場合もてあまし気味ですが、仕方ありません。
白菜。入れますよ。私は関西、妻は東京の人間
ですが、すき焼きに白菜を入れる、という点で
は、意見が相違することはまったくなく、
何の疑問も持ったことはありません。私の経験
でも、白菜は必ず入っていたような・・・。
チクワブを入れないという点でも、我々夫婦
になんら相違はなく、私の経験上他でもチクワブ
を見たことがありません。
失礼ながら、青葉さんのレシピがちょっと
変わり種??
私の実家でも春菊を使いました。
でも春菊ってもしゃもしゃしますね。なぜか京都に
すき焼き屋さんが多いのですが、そこで春菊の
代わりにクレソンを使っていることを知り、
今回もそれをやろうとしたのですが、原村の
A-Coopにクレソンがなかったため、あきらめて
みずなで代替しました。
麩は私もよく使います。でも今回はなかった。
馬肉と原村のタマゴ。なかなか良かったですよ。
娘婿さんの見解ですが、青葉さん。
すき焼きにチクワブはいれません。
つい最近まで私もその存在を知りませんでした。
我が家の定番は牛肉・ネギ・白滝・焼豆腐・豆腐・うどんです。
焼豆腐は私の好み。豆腐は嫁さん。
最近はうどんが一番好きかなあ。
それと、我が家のご近所にも某TVアナウンサーがいます。
同じく黒い大型犬と散歩してます。
TV司会者は黒い大型犬が大好きなのでしょうか。
おちゃさんの初出は遅いなあ。
年末までのお勤めのかわりなんでしょうか。
みたいだ。最後はうどん派もいるがラーメン派
も多いらしい。私は実はどちらも社会人に
なるまで知らなかった。すき焼きって色々
ですねえ。
私は5~7日と有給をとったのです。
ちょっと休む。毎日犬の散歩と
美味しいものを食べて、ぼ~っとしてます。
ぼ~はいつもですが。
我が家も、10年ぐらい前に知り合いから教えてもらいましたが、太目のおでんのチクワブとはまた違い美味しいですよ。
春菊の代わりのクレソンは、友人で料理人の先生がお勧めでしたね。
桜鍋は、40年前ぐらいに「珍しいから」と言われて、渋谷の宮益坂の途中にある店で、仕事先のおじさんにご馳走になった思い出があります。その店は、渋谷郵便局手前の、神社のそばで、いまもまだあるようですね。
あまりポピュラーでなかったかもしれません。
はんぺんもあまり。
練り物としては関東的な食べ物なのかも。
今では私もどちらも大好きです。
実は社会人になってはんぺんを生まれて初めて
食べた時、吐き出しそうになったのですが。
今日はいい天気ですねーーー。春みたいです。