「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(11)ドガティ君も少し登山をしてみるがスタート地点がすでに標高1,600mあってちょっとズルい

2021-05-12 00:00:26 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回の滞在期間中、朝はいつも寒かった。



山荘でクルマの前面ガラスのウォッシャー液を補充。



マイナス35度って本当?



そのはるか手前で凍っちゃうように思うのだが。

フジコ・ヘミングの有名な演奏をどうぞ♪



朝ごはんはしっかり食べましょう。



カントリー・キッチンのハイジをパクッと。



食べ終わったら、ウォーキングに出かけましょう。

我が山荘の道路を隔てて東隣はただの山。



そこを登る。

ドガティ君と一緒に。



ドガティ君はどこまで行けるかな。

すでにスタート地点が標高1,600mあって、かなりズルい登山。

本気になれば阿弥陀岳まで行ける。行かないけど。



匂いを嗅ぐドガティ君。ここは初めてだね。



先代の茶々之介氏は若い頃、よく来たのだよ。

最初はかなりの傾斜が続く。木々もカラマツが多い。多少シラカバが混じるかな。



途中からモミの木も増えて来る。



山荘を出てわずか数分で、高山地帯に来たような気分に浸れる。

「ここは本格的登山ですねぇ~」とうれしそうにゆっくり歩くドガティ君。



ヘンな茸。上半分が黒、下半分が白で緩い円錐状で、木にへばりついている。岩に張り付く貝みたいに。



音がする、匂いがする。



ドガティ君は敏感だ。

なんでも観察。



傾斜が緩やかになって来た。



やたらとシラカバが多いエリア。



いきなりアカマツも出て来た。



したがって松ぼっくりがいっぱい落ちている。



幼いモミの苗木を観察するドガティ君。「君、小さいね」



ドガティ君も小さいよ。

下の画像で言うと、我々は右から来た。上がりはここで終わりだ。左の下りを行こう。



広くて楽なゆっくりした下り。



ここを行くと阿弥陀岳へ向かう登山道のひとつに出くわす。



舟山十字路へ下るか、阿弥陀岳に上がるか。あるいは、もと来た道を三井の森の方へ戻るか。



舟山十字路方面に少し行ってみましょう。



やがて舗装された道に出る。車両が通行可能な道だ。



ところが普段はここは車両通行は不可。



ここが舟山十字路。

ゲートが締め切られているのね。



下界からクルマで阿弥陀岳へ登りに来た人はここで駐車して、あとは自分の脚で登ることになるわけだ。

ニンゲンだけなら、ゲート脇から通り抜けられるから。



我が山荘周辺の土地って、阿弥陀岳へのこの登山路入口と似たような標高があるわけね。

車両通行禁止の立て札。



我々は山荘のある高い所にいつも滞在していて、そこからさらに上がり、それから下って勝手にここへ来てしまった。

しかし下界から来た入山者(登山者)はここで入山記録をするようだ。



阿弥陀聖水が近いな。いつもいしいさんが汲んでいる水だな。



クルマでポリタンク持って来たら、汲んで行けますよ。

しかし我々は聖水を汲むこともなく、そのまま舟山十字路から下へ降りることもせず、来た道をちょっとだけ戻る。



カラマツ林の中をサッサと歩く。



新しい道に入るんだが、足元はクマザサが多いなあ。



ドガティ君にはキツイかな?

「おとーさん、みくびっちゃいけませんよ。ボク平気です」とサクサク歩くドガティ君。



こんな道をまっすぐ西へ向かってゆっくりと下がって行くのです。



あ、ドガティ君にとっての難所だ。倒木が1本。



クマザサの中から立ち上がり、カラマツによじ登る。



飛び降りる。



よくできました。

安全第一。工事現場によく置いてあるやつ。



これが見えたら右折して北方向に向かうといいはず。自信はないんだけど、方角的には山荘方面に戻れるはずだ。

今度は上りだ。



ドガティ君の背丈くらいのササが続く。



山麓を縦横無尽に歩く。

あ、見えて来たね。



「何ですか、あれ?」とドガティ君が問う。



ドガティ君だって、これまでに何度も見たことがあるものだよ。

「ボク、わかりません。ここはどこでしょう?」



ここはですね、原村の三井の森の最上部の上水道施設です。



ここから別荘地各戸に水が供給されているのです。

ドガティ君の山荘はここから目と鼻の先で、ここはいつもドガティ君が散歩している場所ですよ。

普段とはちょっと違うコースを使い大回りしてこの上水道施設に来ただけですよ。

普段散歩しているのはこちら(↓)の道だ。



歩いて行くと、ほら、あったでしょ。山荘が。



よく歩きましたねぇ~。

遊びながら1時間20分ほどのウォーキングでした。



お疲れ様。

標高で1,600m~1,750mあたりをウロウロしたことになる。

ドガティ君のための、しかし標高だけは一人前の、なぁ~んちゃって登山でした。

【つづく】
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鎌倉山のおじさん)
2021-05-12 05:41:20
愛犬のための優しい登山レッスン編ですな。おちゃさんの山荘周辺は本当に人が希薄。密を避けろと人々が言うが、実際の生活では難しい面もある。ところがここでは密になりようがない。大変貴重な環境です。
Unknown (おちゃ)
2021-05-12 06:11:20
鎌倉山のおじさん

ここに滞在すると普段人と接することもあまり
ないのでとっても気楽です。逆にたまに人恋しく
なりますが(笑)

山荘を離れ、脇の道に入るとさらに静か。
ゆっくり散歩できました。いろんなにおいも
あるようで、ドガティ君も楽しんでました。
Unknown (おちゃ)
2021-05-12 06:11:21
鎌倉山のおじさん

ここに滞在すると普段人と接することもあまり
ないのでとっても気楽です。逆にたまに人恋しく
なりますが(笑)

山荘を離れ、脇の道に入るとさらに静か。
ゆっくり散歩できました。いろんなにおいも
あるようで、ドガティ君も楽しんでました。
Unknown (木嶋)
2021-05-12 09:21:56
楽しい山登りですね。みんな揃って無理せず静かに歩く。素晴らしいピアノ演奏がよく合います。美しい。見惚れ聴き惚れちゃいました。
Unknown (ちはる)
2021-05-12 09:44:09
ドガティさんは、幸せなワンコ。いつもいろんなところへ連れてってもらって、しかもたっぷり遊ばせてもらえる。

ほうったらかされてたり、外で繋がれっぱなしな子も多いのよー。わかってる、ドガティさん?(笑)
Unknown (ほたる)
2021-05-12 09:46:52
名曲カンパネラにのって、豊な朝食で
私もエレルギーを蓄えた気分になって
散歩に同行。

元、山ガール(いま、山姥)としては
この笹道は歩きやすそうで人気がなく
カラマツに囲まれて深呼吸ものです。

なんと、ドガティ君が倒木のところで
曲は最高潮に達し、山荘に到着したときに
終了したのでした。

おちゃさんの選曲、ぴたっしかんかん。
拍手喝采です。
Unknown (おちゃ)
2021-05-12 10:50:50
木嶋さん

楽しいです。しんどくはないし、静かだしドガティ
君も留守番させずに行けるし、彼も楽しそうだし。

フジコ・ヘミングとともにお届けしました。
Unknown (おちゃ)
2021-05-12 10:52:51
ちはるさん

お留守番させられるのは、どこのワンコも嫌で
しょうから、なるべくドガティ君も行けるところ
を選んで行ってます。レストランも犬OKだと
ありがたい。

山はいろんな新しい匂いがするでしょうから、
わんこも喜ぶ子が多いです。ドガティ君も楽しい
みたいで、嫌がらずどんどん進んでくれます。
楽しい散歩でした。
Unknown (おちゃ)
2021-05-12 10:58:27
ほたるさん

カンパネラを鳴らしてみました。
ぴったりでしたか? ほたるさんが曲に
合わせて読んでくださったからかと思いますよ。
ありがとうごあいます。
山のムードとピアノ独奏が合うような気がしました。
空気も澄んでましたから。気温も低いし。

おぉ~、山ガールでらっしゃるのですね。
今も時々は行かれるのでしょうか?
私は本格的な登山はさっぱりなんですが、
木々の中を歩くのは大好きなのでして、
鎌倉でも八ヶ岳でもそうしています。
たまには必要ですよね。街もいいけど、植物
と土のあるところが。。。

朝から仕事で外に出ない時の朝食は、山荘でも
鎌倉でもたいていこんな具合です。しっかり
食べないといけませんね。野菜もタンパク質も。
Unknown (信州タケノコ)
2021-05-12 18:29:50
とても良いストーリーでした。空気が澄んでますね。その状況がよく伝わって来ます。奥様とドガティ君と、ゆっくり話でもしながら山を歩く。原村の楽しみです。私もそろそろ原村に篭りたくなってきました。

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