2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (38)

MIYATA Miyuki, 1st place of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

宮田選手のフリーポーズの、さらなる続きです。
終盤に入って、ここでようやく宮田選手の「トレードマーク」ともいえるポーズも出ました。
こうして、90秒にわたる宮田選手のフリーポーズもようやく終わりました。
最後の挨拶と去り際のポーズも、実に決まっていましたね。
こうして見事優勝した宮田選手でしたが、これが大会で見せる最後のフリーポーズだったのでした（涙）。
そして今年2018年、5月の東京オープンで見せたゲストポーズが「muscle beauty」としての、最後のパフォーマンスだったのです。
2015年5月の東京オープンに始まった宮田選手のキャリアは、ちょうど3年で締めくくられたことになります。
「え、もうおしまいなんですか？」というのが率直な思いですが、女子フィジークのフリーポーズの枠組みの中では表現したくてもしきれないものがあったのかもしれませんね。
以上が、女子フィジークの決勝の模様でした。

次回は、ボディフィットネス決勝の模様をお送りしようと思います。

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2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (37)

MIYATA Miyuki, 1st place of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

宮田選手のフリーポーズの続きです。
申し遅れましたが、この日本・グアム親善大会の女子フィジークのフリーポーズに時間は、90秒でした（原爆）。
ご存知のとおり、女子「ボディビル」のときには1分間あったフリーポーズの時間が、「フィジーク」になってわずか30秒に減らされてしまいました。
率直なところ、フィジークになってからフリーポーズの面白さが半減してしまったような気が、個人的にはしていたところでした。
そこへきて今回は、なんと90秒も見ることができるのですから、これは実にこたえられませんでした。
ですので、いきおいご紹介する写真も多くなってしまうのです（笑）。
というわけで、さらに続きます（水爆）。

2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (36)

MIYATA Miyuki, 1st place of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

女子フィジークの優勝は、エントリー番号14番の宮田みゆき選手でした。
2015年の東京オープンがデビュー戦ながら、早くも東京オープンと続く東京クラス別で優勝し、東京選手権でも2位に入賞するという「大型新人」でした。
2016年の東京選手権でも2位でしたが、そのとき優勝したのが、先ほどご紹介した中村静香選手でした（爆）。
一方、その後の2016年の日本選手権では、中村選手が7位だったのに対して宮田選手は6位と上を行きました。
さらに2017年は、東京選手権で優勝してジャパンオープンでも優勝し、日本選手権での活躍が期待されましたが、そこに宮田選手の姿はありませんでした（苦笑）。
しかし今回、このように宮田選手のフリーポーズを見る機会を得ることができて、感無量でした。
というわけで、続きます（笑）。

2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (35)

NAKAMURA Shizuka, 2nd place of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

というわけで、こちらが中村選手のフリーポーズの後半です。
しかし、中村選手の体をご覧になれば、フィジークの選手として違和感はまったく感じませんね。
もともと、ボディフィットネスの選手として活躍していた頃から、かなりたくましい体でした。
しかしそれで、ボディフィットネスでも長らくトップを保っていたわけです。
また、ボディフィットネスで活躍中の2007年になぜかボディビルの日本選手権に参戦して、入賞こそならなかったものの同点審査まで進み13位相当の活躍をしていたこともあります。
私自身、アジア選手権などを見てきたことを踏まえて、「ボディフィットネスで世界で戦うためには、ボディビルダーとしても通用する筋肉が必要だ」という持論があるのですが、中村選手はまさにその「ボディビルダーとして通用する筋肉」を持っていたわけですね。
今年も、女子フィジークで大いに活躍してくれるのではないでしょうか。
以上が、中村選手のフリーポーズの模様でした。

2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (34)

NAKAMURA Shizuka, 2nd place of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

2位は、エントリー番号15番の中村静香選手でした。
ご存知、往年のフィットネス・ボディフィットネスの名選手でしたが、2016年にフィジークに転向していきなり東京オープンとジャパンオープンを制覇して、日本選手権でも7位に入賞。
2017年も、日本クラス別で163cm超級に優勝して、日本選手権では6位と大活躍でした。
この日本・グアム親善大会も2016年から連続で参戦していて、2016年は優勝しています。
2001年のオールジャパンミスフィットネス選手権で8位に中村選手の名前が見えるだけに、少なくとも選手としてのキャリアは17年以上になる大ベテランですが、その勢いはまだまだ衰えるところを知りません。
フリーポーズのご紹介も、後半に続きます（爆）。

2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (33)

Final of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational. (Women's Physique)

それでは、ここからは決勝の模様をお送りさせていただきます。
まず最初に、女子フィジークの決勝からまいりましょう。
出場選手こそわずかに2人でしたが、中村静香選手・宮田みゆき選手ともに東京選手権やジャパンオープンを制覇し、また奇しくも日本選手権ではともに最高6位というハイレベルな両選手ですから、中身は濃いこと間違いありません。
女子フィジーク決勝といえばフリーポーズですが、その前に規定ポーズが行われました。
この後フリーポーズが行われたわけですが、例によって2位の選手からご紹介させていただきます。

2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and Int'l Invitational (32)

Opening ceremony of 2017 Michelob Ultra Bodybuilding & Body Fitness Championships and International Invitational.

こんばんは。
今日からは、2017日本・グアム親善大会の決勝の模様をご紹介してまいります。
実は、予選中や決勝までの間にもいろいろあったのですが、それは終盤の「おまけ写真」でたっぷりお送りしたいと思っています。
昼頃終わった予選の後夕方の開会式までは休憩時間でしたので、私もホテルに戻ったり街中に出たりして一休みしておりました。
そして夕方会場に戻って、いよいよ開会式となりました。
最初の写真は、開会式前に役員・関係者で記念撮影したものです。
私もお世話になった笠松博次さんや吉田真人さん、それに（公社）日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF)から、五十嵐清四郎監督と宮島望コーチの姿もありました。
開会式はまず、グアムナショナルフィジーク連盟（GNPF)のMaryAnn Pangelinan Morrison会長の挨拶に続き司会者も登場。
審査員の紹介もありましたが、五十嵐監督も審査員を務めておられました。
それとなぜか、ミス・ティーン・グアムの女の子もいましたが、彼女は表彰式のお手伝い要員の模様です。
そして特筆したいのは、この大会ならではのセレモニーですが、グアムの高校生が軍服姿でアメリカ国旗・グアム準州旗を掲げて、ステージに搭乗しました。
さらにここで、アメリカ国歌にグアムの歌、そして日本国歌「君が代」が流されました。
君が代が流れていたときには、場内すべての人が日本国旗に注目していましたね。
さすが国際大会らしいセレモニーではなかったかと思います。
以上が、開会式の模様でした。