宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「安倍政治を変えるのは野党共闘と市民団体の協力」元財務相、元民主党顧問藤井裕久さん

2020年09月03日 | 野党連合政権への展望

 2日、菅義偉官房長官は記者会見し、8日告示、14日投開票の自民党総裁選に立候補することを正式に表明し、次ぎのように述べました。「首相が全身全霊を傾けた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めるために私の持てる力を全て尽くす覚悟だ」

 自民党の総裁選は、党内7派閥のうち5派閥の支持を受け、事実上、次期総裁・新首相は菅氏で決まったと言っていい様相となり、焦点が早くも党役員人事、新閣僚人事に移ったと報道されています。

「しんぶん赤旗」日曜版9月6日号に、元財務相、元民主党顧問の藤井裕久さんが登場し、安倍政権を厳しく批判し、野党共闘と市民団体が協力して、安倍政治の転換への期待を力強く語っています。以下、一部を紹介させていただきます。

「安倍晋三首相が病気で辞任しました。~ 本質的には内政、外交ともに行き詰まっていたからだと思います。私は常々『命がけで安倍政権を倒す』と言ってきました。その意味では、安倍政権が終えんを迎えたことは率直に言って『よかった』と思っています」

「これからは『安倍亜流』政治を許さず、野党が結束して政権交代を実現することです。安倍さんは7年8カ月、どんな政策を進めてきたのか。『憲法改正』では、9条に自衛隊を書きこもうとしました。これは、”軍人政治”を復活することになります。集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈と安保法制で、世界の果てまで自衛隊がいくことができる仕組みをつくりました」

「私は、『再び、日本を戦争する国にしようというのか』と安倍首相を批判してきました。戦争体験者として絶対に許すことができないからです」

 ~ 中略 ~

「何よりも、安倍さん自身の疑惑が大きい。『森友・加計』『桜を見る会』疑惑は、まさに『政治の私物化』です。安倍さんの妻は森友学園の小学校の名誉校長をやっていたのでしょう。『私や妻が関係していたら総理も国会議員もやめますよ』と国会で大見えを切りましたよね。それなのに辞めていません」

「公文書の改ざん強要された近畿財務局の職員が自殺しています。公文書は『歴史』です。『歴史』の書き換えをさせた。私は絶対に許すことができません」

「今回の安倍さんの辞意表明は八方ふさがりのなかで、どうにもならなくなったからです」

 ~ 中略 ~

「いま総裁選で名前の挙がっている人が首相になっても、『安倍政治』が相変わらず続いていくでしょう。安倍政治を支えてきた人たちだからです。これを変えることができるのは野党の共闘です。立憲民主党も国民民主党も合流し野党の大きな塊をつくることになりました。共産党や市民団体としっかり協力して、『安倍政治』を大きく転換していくことを願っています」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿