宮応かつゆきの日本改革ブログ

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自衛隊派兵の軍事優先外交が厳しく問われるー東京五輪・パラリンピックを平和外交の力で成功を

2020年01月15日 | 戦争と平和

 安倍首相は、11日から中東サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン3カ国を歴訪中です。(15日帰国)新聞各紙は、”自衛隊の中東派兵に理解、協力を得た”と報道しています。それぞれの国の事情があるのでしょうが、自衛隊の派兵が、中東地域の平和、緊張緩和に役立つとは思えません。

「東京」紙13日付などに掲載された共同通信世論調査(11、12両日実施)では、海上自衛隊の中東派兵について、「反対」が58・4%、「賛成」34・4%を大きく上回っています。

「朝日」紙14日付は、次のような米国の世論調査結果を報じています。

「ABCテレビなどが10、11日米国で行った世論調査ではイランに関するトランプ氏の対応を『評価しない』が56%に上り、司令官殺害によって米国が『より安全になった』は25%に対し、『安全でなくなった』は52%。米国とイランが全面的的な戦争に至る不安があると答えた人は、73%だった」

「しんぶん赤旗」14日付「主張」は、「東京五輪・パラリンピック2020」について、次のように述べています。

「昨年12月、国連総会で東京五輪・パラリンピック組織委員会が提出した『オリンピック休戦決議』にたいし、186カ国が共同提案国となりい採択されました。古代オリンピックで五輪の期間中とその前後の時期に、戦争を中断した『エケケイリア』に倣ったものです。聖なる停戦ともいわれるこれは、ギリシャ語で『手をつなぐ』という意味があります」

「いまスポーツ、五輪などにかかわるすべての人が、この状況に声を上げ、『手をつなぐ』ことが求められています。さらに、日本政府は東京五輪・パラリンピックを開催する国の責任として、事態の平和的な収束のために最大限の力を尽くすべきです」