「朝日」紙 編集委員の国分高史氏の「多事奏論」欄の記事を読みました。 今回の参院選で初登場の「れいわ新鮮組」の活動と躍進が注目されています。 日本共産党も「れいわ」代表の山本太郎代表の応援を受けてたたかいました。 感謝とお礼を申し上げたいと思います。
国分氏は「山本代表以外のほぼ無名の候補者たちが発する言葉の強さ」を次のように紹介しています。
「元コンビニオ―ナ―は、『強い者が弱い者をいじめる。 コンビニはそういう世界。 もういい加減、強い者が人間を部品のように扱うのはやめてくれ』。 元派遣労働者のシングルマザーは、『若者が政治に無関心なんて絶対にウソ。 政治が若者を、貧乏人を排除している。 だったら、こっちは手作りの政治をつくるしかない」
「れいわの候補者はみな、自分の生活に根差した『言いたいこと』を持っていた。 それが聴衆の心に刺さった。 演説後に何人もが寄付の受付に列をなし、財布から千円札を取り出した光景がそれを物語る」
私たちの間でも選挙前から、れいわのSNSの活用や、街頭での動画放映などの選挙戦術が話題になっていました。 そして、生かせるものは生かす努力もしました。 しかし、今一つ私には納得が得られませんでした。
国分氏の記事を読み、”心からの言葉”こそが何より大事であることを学ぶことができた、と思っています。