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宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「厚木基地・首都圏におけるオスプレイの配備、訓練はどうなるか」 塩川鉄也議員の講演から

2014年10月13日 | 基地・オスプレイ

 11日、「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」第11回総会が大和市内で開かれました。 恒例の講演を日本共産党国会議員団オスプレイ配備反対闘争本部事務局長の塩川鉄也議員にお願いしました。

 沖縄に配備された24機の米海兵隊のオスプレイが、配備後2年間にどんな飛行、訓練を行ったか、今後、首都圏を含む全国展開はどうなるのか。 自衛隊にも配備されようとしてる欠陥機オスプレイの問題などについて、最新の情報を含め、貴重な講演をしていただきました。 講演のポイントについては、「住民の会」ニュースを是非、ご覧いただきたいと思います。

 塩川講演の中から、「厚木基地・首都圏におけるオスプレイの配備・訓練はどうなるか」について、報告させていただきたいと思います。

  第1に、厚木基地を拠点とした米海兵隊MV-22オスプレイの訓練は、①東富士演習場(キャンプ富士を含む)・北富士演習場での訓練。 さらに山間地の飛行や不整地での離着陸訓練に及ぶ。 ②東日本、東北地方に設定されているブルールート、ピンクルート、グリーンルートなど低空飛行訓練に使われる。 ③相馬原演習場(群馬県榛東村)など自衛隊演習場において米軍オスプレイが訓練する場合の拠点として使われる可能性がある。 今年2月から3月の相馬原演習場での日米合同訓練(ファレストライト)では、当初オスプレイの参加が予定されていたが、CH53へ変更された。 同機は、厚木基地を経由して参加した。 ③空母艦載機C2の後継機としてオスプレイ採用の動きがある。 ことなどが指摘されました。

 第2に、横田基地を拠点としたオスプレイの配備・訓練です。

 昨年7月米太平洋空軍のカーライル司令官はアジア太平洋地域への配備を計画しているC-22オスプレイについて、その候補地として嘉手納基地とともに横田基地を挙げました。 今年10月4日付共同通信は、「日米両政府が米空軍のC-22オスプレイ12機を早ければ来年7月にも米軍横田基地に配備することで調整していることがわかった」と報じました。 事故率の高いCV-22の配備、訓練は重大です。

 第3に、陸自木更津駐屯地を拠点にしたオスプレイ運用の動きです。

 木更津駐屯地(千葉県木更津市)が米軍オスプレイの定期整備拠点となる可能性が生まれていることです。 同駐屯地が自衛隊のMV-22オスプレイの配備、訓練先となる懸念も生まれています。

 オスプレイに限ってみても、厚木基地、横田基地、木更津駐屯地を基点として首都圏全体がオスプレイの配備、訓練、整備の一大拠点に変えられようとしていることを、塩川議員は指摘しました。

 すでに、首都圏は空母艦載機の飛行訓練が繰り返され、墜落、爆音等の危険にさらされています。

 塩川議員は、全国でオスプレイと米軍機の訓練飛行反対の自治体ぐるみの運動が大きく前進していることを紹介しました。 オスプレイ配備・訓練中止を求める意見書が214自治体(2013年10月時点)に広がっていること。 今年5月の厚木基地爆音訴訟横浜地裁が自衛隊機の飛行差し止め判決を出したことも住民のたたかいの反映として重要であり、米軍機の飛行差し止めにつながるものではないかと指摘しました。

 欠陥きオスプレイの配備、訓練が日本の防衛とは関係なく、米軍の戦略で進められていること、その危険性に対する住民、自治体ぐるみのたたかいが全国各地で進められていることなど、豊富な調査、資料をもとに報告していただき今後の運動にとって大きな展望をつかむきっかけとなったと思います。


欠陥機オスプレイ18日(土)に厚木基地飛来。 背景に「日米軍事協力」再改定が

2014年10月11日 | 基地・オスプレイ

 昨日10日、防衛省南関東防衛局から、神奈川県、大和市などに、次のような情報が届けられました。

 「米海兵隊のMV-22オスプレイ1機又は2機が、10月18日(土)に東富士演習場及び北富士演習場において離着陸訓練を実施する可能性がある旨、今月2日にお知らせしたところです。 本日、米側から、同機が、同演習場での訓練の実施に伴い、厚木飛行場に飛来する可能性がある旨の追加情報がありましたので、お知らせします。 なを、本計画は天候等の影響により変更の可能性があります」

 神奈川県のホームページには、10月10日16時30分と記録されています。

 この間、黒岩祐治神奈川県知事が、8日の県と米陸海軍との会談で米軍が、オスプレイについて、「『飛行がルーティン化する中で個別に情報提供することは考えていない』と述べ、米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)への飛来情報の事前提供を将来的に中止する考えを示した」(「神奈川新聞」9日付)と報じました。 

 また、在日米海軍のテリー・クラフト司令官は、同会談で、「『どういう情報提供ができるか考えたい』と述べ、ルーティン化される地域や情報提供の中止時期に関しては言及がなかったという」(同紙)と伝えています。

 今回のような情報さえ、地元に提供されないとなれば、欠陥機オスプレイが、「日米合意」を無視し、首都圏をはじめ日本中を勝手放題に飛び交うことになります。

 こうした背景に、日米軍事協力の指針(ガイドライン)の再改定があるのではないでしょうか。

 日本共産党の志位和夫委員長は、9日の記者会見で、再改定の「中間報告」をうけて次のように語りました。

 「第一は、これまであった『周辺事態』という概念をなくし、地理的な制約をとりはらったことです。 これは、地理的な制約・限界ととられるものを一切排除して、『地球の裏側』にまで行って、世界中の米国の戦争を日本が支援することになります」

 「第二は、これまであった『後方支援』という概念をなくし、『戦闘地域』での米軍支援に道を開いていることです。 従来のガイドラインは、『周辺事態』に際しての自衛隊の米軍への支援は『後方地域支援』に限るーー『非戦闘地域』での支援に限るとされてきました。 ところが、『中間報告』では、『後方地域』という言葉が消えてしまい、『後方支援』という言葉に置き換わっています」

 「これは、『閣議決定』にあったように、『戦闘地域」といわれた地域までいって、米軍を軍事支援する道を開こうというものです」と語りました。

 そして、米国との協議を先行させ、「海外で戦争する」国づくりのレールを敷くというのは、国民不在、国会不在、民主主義を踏みにじるものです」と厳しく批判しました。


オスプレイ発艦失敗―出力低下 乗組員1名不明、ペルシャ湾ー墜落した可能性も

2014年10月03日 | 基地・オスプレイ

 昨夜、”オスプレイが出力低下事故を起こし、乗組員が一人不明”になった、とのニュースを視聴しまいた。 今朝の新聞報道ー「朝日」「読売」、「神奈川」ではこのニュースを確認できませんでした。(身落としもあるかと思います)

 「しんぶん赤旗」3日付は、1面で報じています。 その内容を紹介します。

 「米海軍は1日、ペルシャ湾上で米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが強襲揚陸艦マキン・アイランドの甲板から発艦しようとした際、エンジン出力が一時低下して発艦に失敗したと発表しました。その際、機体から脱出して海中に飛び込んだ乗組員2人のうち1人が行方不明になっています」

 「発表によれば、事故が発生したのは国際標準時1日午後2時10分(日本時間同日午後11時10分)。 オスプレイはその後、操縦不能状態を脱し、着艦しました。 乗組員が海中に飛び込んだ際の高度や、落下傘などの使用の有無などは不明です」

 「オスプレイは第11海兵遠征隊に所属し、イラクとシリアで勢力を広げるイスラム過激組織『イスラム国』掃討作戦に参加しています。 事故を起こしたオスプレイは普天間基地(沖縄県宜野湾市)に配備されている24機と同型機。 陸上自衛隊も来年度、導入を予定しています」

 「米紙クリスチャン・サイエンス・モニター1日付(電子版)によれば、専門家は出力低下について、『あなた方が考えている以上に、頻繁に発生している』と指摘しています。 今回、オスプレイの操縦士は生還できましたが、失敗して墜落した可能性も考えられます。 同機を日本のような人口密集地で運用する危険性をあらためて示しました」


「オール沖縄」の心を結集し、”新基地建設阻止を” 翁長那覇市長が「9・20県民大行動」であいさつ

2014年09月21日 | 基地・オスプレイ

 「止めよう新基地建設! 9・20県民大行動」での翁長雄志・那覇市長のあいさつ(要旨)が、21日付「しんぶん赤旗」に紹介されています。 

 今日、神奈川では、「米空母ロナルド・レーガン来るな! オスプレイNO! 原子力空母はいらない9・21集会」が午後3時から横須賀市ヴェル二ー公園で開催されます。 また、この集会は沖縄連帯・知事選勝利も大きなスローガンとなっています。

 大和市では今日午前中、第405回第3日曜平和行動が行われます。 午後からは横須賀集会に参加します。 神奈川県でも基地撤去の「オール神奈川」の運動を大きく展望していくことが強く求められていると思います。

 翁長那覇市長のあいさつの内容は、神奈川県の運動の発展にも役立つものではないかと感じました。 以下、「しんぶん赤旗」の記事を紹介します。

 「辺野古の美しい浜に、そして美しい海を見ながら、これだけの方が結集されたことを大変心強く、感銘しています。 いま改めて、この海を埋め立てさせてはならない、その決意を固めています。 昨年1月の政府への要請行動で示した、普天間基地の閉鎖・撤去、『県内移設』断念、オスプレイ配備撤回、これを私たちは心を一つにして、スクラムを組んで実現していこうではありませんか」

 「政府は辺野古の海を160㌶埋め立てるといいますが、これは国有地になります。 軍用地料などの土地代は入りません。 100年、基地として使おうが何をしようが、国の勝手になるのです。 このようなところに基地をつくって、普天間基地が危険だから、ここなら大丈夫だという、本当に言語道断な政府の行いを私たちは絶対に阻止しなければなりません」

 「仲井間弘多知事は、沖縄振興策を担保に、、辺野古の埋め立てを承認してしまいました。 残念でなりません。 今度の県知事選挙はその意味でも、仲井間知事の承認に対する県民の初めての意思の判断と、4年前の公約破棄に対する判断です。 しっかりと結果を出そうではありませんか。 『オール沖縄』で心を結集し、勝ち取っていこうではありませんか」

 首都圏3000万人以上の人々の暮らしを支え、多種多様な産業、企業の活動を支えている東京湾の入り口にあるのが米海軍横須賀基地です。 この基地を母港として活動しているのが原子力空母部隊です。 また、原子力潜水艦が日常的に出入りしている基地でもあります。

 首都圏直下型地震、三浦半島の活断層地震の発生の可能性が繰り返し指摘されている現状のなかで横須賀基地の米軍原子力艦船の危険性は、どんなに危険性を叫んでも、叫びきれない危険な存在です。

 沖縄の基地も神奈川の基地も、全国に配備されているすべての米軍基地を撤去させるためのたたかいが新たな局面を迎えています。

 


舘野鉄工所米軍機墜落事故50周年慰霊祭100余名が参加、”事故を繰り返させない”ことを誓う

2014年09月13日 | 基地・オスプレイ

 舘野鉄工所米軍機墜落50周年慰霊祭が、今日午前10時半から、墜落事故現場近くの大和市上草柳コミニュティセンターで開かれ、市内外から100名以上が参加しました。

 今回の慰霊祭には、舘野さんの4男のご子息が参加され、事故当時の生々しい記憶の一端を語ってくれました。 そして、舘野さん(10年前に死亡)の奥さんは今年95歳を迎え特養ホームで暮らしていることなども報告していただきました。

 それは、新聞記事だけでは知ることができない、残酷な実態でした。 

 また、舘野さんの裁判を支える活動に携わった画家の田島征三さんの話にも参加者は思いを新たにしていました。

 故舘野正盛さんの生前の「悲歌」を紹介します。 歌碑は舘野さんの菩提寺 鶴見・総持寺の墓前にあります。

 -吾子三人、ジェット機墜落の犠牲となりてー

  人の此の世に生まれ来て

 地上に行くる歓びを

  みたりの吾子の手をつなぎ

 歌ひ讃ふる折こそあれ

  魔風の狂うジェット機の

 若きいのちをあなむざん

  翼にかけて散らしけり

 年数 幸男 和之 よ

  聞け父母は妹弟は泣きぬれて

 声のかぎりに叫ぶべし

  人の住むべきこの地上

 阿鼻の地獄と化せし今

  人は何処に住まふべき

  人は何処に住むべきぞ

  今後は、11月14日(金)の「舘野鉄工所墜落事故50周年市民のつどい」の取り組みが本格化します。 「祈念講演」として神田香織さんの講談「哀しみの母子像」の上演を予定しています。


舘野鉄工所米軍ジェット機墜落事故50周年9・13慰霊祭開催せまる。 当日は、ご子息が参列

2014年09月10日 | 基地・オスプレイ

 今年1月1日(水)毎日新聞は、「基地のあるまち」の連載をはじめました。 同年1月3日付「第1部・犠牲」(連載2)で、舘野鉄工所米軍ジェット機突入、爆発事故を生々しく報じています。

 「1964(昭和39年)年9月8日午前10時55分ごろ。 大和市上草柳の『舘野鉄工所』に米海軍厚木基地を離陸したF8Cクルセイダー戦闘機が突っ込んだ。 現場を挟み向いにあった機械工場で働いていた男性(71)は、当時のことを今でも鮮明に記憶している」

 「『ドーン』というすごい音がして外へ飛び出したら、とてつもない炎が上がっていた。 火の中から従業員が2人出てきたが、全身真っ黒で、声も出せない状態だった」

 「墜落したのは米第7艦隊の空母ボノム・リシャールの艦載機。 厚木基地で離着陸訓練中だった。 北に向って離陸し滑走路の北側を通過した直後、エンジンの故障により上空約50㍍で失速した。 パイロットはパラシュートで脱出し、無人の機体はそのまま降下した。 滑走路北側から1㌔北に位置するブロック塀や建物を破壊し、さらに約50㍍先にあった舘野鉄工所に突入、中に置かれた大型機械に激突して大破した。 鉄工所内で使っていたアセチレンガスに引火し、爆発した」

 「墜落の衝撃で機体はバラバラになり、近くの住宅や田畑、樹木に飛散した。 エンジンは畑の上を数回バウンドして、鉄工所の北約300㍍の陸稲の中で止まった」

 「この時、舘野鉄工所の中で従業員5人が作業をしていた。 当時50歳だった経営者、舘野正盛さんの長男年数さん(当時25歳)、次男幸男さん(同23歳)、三男和之さん(同19歳)、おい文三さん(同25歳)そして角田正雄さん(同39歳)」

 「向いの機械工場の男性が見たのは幸男さんと角田さんだった。 『とにかく早く病院に連れて行かないと』。 男性は近所の人たちとともに、瀕死の状態だった2人をトラックの荷台に載せ、大和市立病院へ運んだ」

 「その後、利数さん、和之さん、文三さんは、鉄工所の焼け跡から遺体で見つかった。 舘野さんの妻は隣接する自宅に、当時22歳だった長女、16歳だった次女、12歳だった四男は学校などにいて、いずれも難を逃れた」

 「所用で大和市役所にいた舘野さんは、そこで知らせを聞き、パトカーの先導で鉄工所に戻った。 東京都大田区から1年半前に移り、ようやく経営が軌道に乗り始めた鉄工所は廃墟と化し、その前には銃を手にした米兵が警戒していた。 夢中で追い払って中に入り、油と泥水の中に横たわった3人の遺体と対面した。 みな変わり果て、見るに堪えない姿だった。 ぼうぜんとする舘野さんの頭上を、意に介さないように米軍のジェット機がごう音を立てて飛び交っていた」

 米軍の暴虐ぶりは今も何一つ変わっていません。

 しかし、この事故で奪われた尊い命の重さを私たちは絶対に忘れません。 13日の慰霊祭には、4男のご子息が参列していただくことになりました。

 

 

 


訓練をしない、しかし訓練日を短縮したオスプレイ、厚木基地滞在日数の異常な長さは何が理由か

2014年09月02日 | 基地・オスプレイ

 8月のオスプレイの厚木基地の滞在日数は18日の飛来から25日午前8時過ぎに3機が離陸するまで8日間に及びました。 防衛省が地元自治体に連絡してきたのは、18日に厚木基地飛来、19日から22日まで東富士、北富士演習場で訓練を実施し、23日に帰還するというものでした。

 オスプレイが実際に行った訓練は、8月19日に2機が北富士演習場に飛来したが、視界不良で着陸訓練をしないでそのまま、厚木基地に帰還。 訓練なし。

 20日13時過ぎにオスプレイ2機が東富士演習場で16回、北富士演習場で12回の着陸訓練を実施し、同15時42分に帰還。 同日19時32分1機が離陸し、北富士で10回訓練(20時13分~21時9分)21時22分に帰還

 21日13時過ぎ1機が離陸北富士で19回訓練を実施し、15時54分帰還。 同19時26分離陸し、北富士で10回訓練を実施し、20時32分帰還。

 訓練はこの2日間のみで22日は全く離着陸行動はありませんでした。 1日短縮して訓練は終了しました。

 翌23日8時46分1機が厚木基地を離陸し、帰還しました。

 しかし、のこり3機は23日(土)も24日(日)も滞在し、翌25日(月)午前8時過ぎに離陸し、帰還しました。

 オスプレイが訓練を実施したのは、2日間のみでした。 19日に訓練ができない上に、訓練を1日短縮し、土日を挟んで8日間滞在しました。

 訓練を実施しないオスプレイは、この間何をしていたのでしょうか。 大きな謎に包まれてたままです。

 

 

 


大和市基地対策協議会、日本政府、米国に要望書提出ー深夜の艦載機騒音を告発、禁止求める

2014年08月29日 | 基地・オスプレイ

 大和市基地対策協議会(会長ー大木哲大和市長)は今月27日、防衛、外務、総務各大臣及び米国大使宛に「平成26年度厚木基地の早期返還と基地対策の抜本的改善に関する要望書」を提出しました。

 今年度の「要望書」では、「空母出港時の深夜の飛行を行わないこと」が明記され、資料として、「深夜の艦載機騒音により200万人以上が被害」が添付されています。

 同資料の内容を紹介します。

 「22時以降の航空機の飛行等は、日米合同委員会の合意により、原則禁止されております。 それにも関らず、真夜中に艦載機などの飛行が行われています。 ここ数年、空母出港後の数日間、22時から深夜に多数の艦載機の飛行が行われており、その騒音被害は深刻です。 間近で聞くクラクションにも相当する騒音によって、深夜の静寂が突然打ち破られ、市民は睡眠を妨げられるなど日常生活に深刻な被害を受けております」と述べ、 次のようなデータを示しています。

 「空母出港後22時から深夜にかけての艦載機飛行状況(最近3年間)」

 【平成26年】

 〈出港日〉    〈期 間〉                      〈騒音測定回数〉

 5月24日    5/25(日)~5/26(月)            16回

      〈最高時〉106.7dB                  〈最後の飛行時刻〉 午前0時56分

 【平成25年】

 〈出港日〉       〈期 間〉                      〈騒音測定回数〉

 6月26日    6/29((土)~6/30(日)           20回

      〈最高音〉107.6dB                  〈最後の飛行時刻〉 午前2時25分

 【平成24年】

 〈出港日〉     〈期 間〉                      〈騒音測定回数〉

 5月26日    5/27(日)~5/29(火)            30回

      〈最高音〉109.9dB                  〈最後の飛行時刻〉 午前1時32分

 私たち「住民の会」は、2012年7月25日外務省、防衛省への申し入れ・交渉の際、「CQ(着艦資格取得訓練)は空母の甲板で行われ、艦載機は、一旦甲板に着艦する。 それなのに、わざわざ艦載機を空母の先端まで移動し、あらためて発進させて深夜に厚木基地に戻すのはおかしい。 そのまま空母に止まり、深夜に厚木基地に戻るべきではない」とせまりました。

 私たちの申し入れ・主張に対して、防衛省の担当者は「おっしゃる通り」と回答、空母艦載機が深夜に厚木基地に帰還する不当性を認めざるを得ませんでした。(この内容は、「爆音はごめん 米空母の母港撤回 静かな街を私たちに」2013年5月発行パンフに掲載)

 私たちは、自治体とも、一致点での共同を広げていきたいと思います。

 


居残りオスプレイ3機 今朝8時過ぎ相次ぎ離陸。 異常に長い滞在時間、何があったのか

2014年08月25日 | 基地・オスプレイ

 厚木基地に居残りを続けていたオスプレイ3機は、今朝08時42分、同47分、同53分離陸しました。 丸1週間オスプレイの監視活動に追われました。 

 18日から25日までのオスプレイの飛行、訓練等の実態をできるがぎり明らかにしていきたいと思います。 そのためには、県下各地の目撃情報や、演習地の監視行動との連絡が必要になりなす。 今回ははじめて、「東富士へのオスプレイ飛来・配備・訓練に反対する御殿場・裾野・小山の住民の会」と連絡を取り合いながらの監視行動となりました。 大変貴重な体験となりました。 今後いっそう連携を強めていきたいと思います。

 同時に、沖縄でのオスプレイの飛行、訓練実態の把握、新基地建設反対運動との連携の重要性を強く感じました。

 「神奈川新聞」25日付は、「米海兵隊が米軍普天間飛行場に配備している新型輸送機オスプレイの定期整備に関する国際入札への参加を日本企業に打診していることが23日分かった」と報じました。 

 同記事によると、「定期整備は日常の整備とは別に3年に1度、機体を整備工場などに移動させて実施する。 米軍が示した入札参加条件は、普天間飛行場から1600㌔以内の場所に自社で整備施設を保有していることとされる。7月ごろに米側から日本飛行機(横浜市金沢区区)に打診があったという」

 「日本飛行機は、厚木基地の隣接地に整備施設を保有し、米軍主力戦闘機FA18や対潜ヘリコプターの機体整備を請け負うなどの実績がある」

 「日本政府は米軍と共同使用している木更津飛行場(千葉県)に整備拠点を誘致する方針で、米側との交渉を開始するなど日本飛行機の入札参加を後押ししている」

 これは、今月14日に、「読売」紙が報じた内容とほぼ同じ内容であり、オスプレイの「整備拠点」に厚木基地を含めて首都圏が狙われていることをはっきりと伺わせるものといえるのではないでしょうか。

 今回の異常に長い、オスプレイの厚木基地の滞在時間は、日本飛行機などとの水面下での「整備関連」の「手順、工程、部品の供給」等の打ち合わせがあったかも知れない、ことを感じさせられます。

 米海兵隊配備の24機、自衛隊が導入を予定している17機、合わせて41機のオスプレイが、訓練とともに整備のために首都圏上空を飛び回る異常な事態が想像されます。

 

 


23日もオスプレイ3機厚木基地に駐機中。 沖縄・辺野古新基地建設抗議の最大規模の集会

2014年08月24日 | 基地・オスプレイ

 昨日は、午前10時前から監視行動を開始しましたが、オスプレイ1機が午前8時45分ごろ離陸しました。 (県ホームページでは、同46分) その後、午後5時頃まで監視行動を続けましたが、3機の離陸はありませんでした。 南関東防衛局や県基地対策課とも、この間何度も連絡を取りましたが、「米軍から本日、オスプレイについては飛行するとの情報はなし」とのことでした。 地元の大和、綾瀬市基地対策課は職員は土曜日のため不在でした。 

 厚木基地駐機中3機のオスプレイが、今後どういう飛行、訓練を実施するのか、引き続き情報収集、監視が必要となっています。

 沖縄県名護市辺野古では昨日、米軍新基地建設に向けた海上作業に反対し、中止を求める抗議集会が開かれ、3600人が参加し、米軍キャンプ・シュワブ前が埋め尽くされました。

 この集会は、「1週間足らずの呼び掛けで目標2000人」で取り組まれたそうです。 

 「『島ぐるみ会議』の平良朝敬共同代表(ゆりかしグループCEO)は、『基地と観光は共存できない』と訴えました」(「しんぶん赤旗」24日付)

 「稲嶺進名護市長は『今こそ県民の心を見せる大事なとき』。 絶対に今年は(仲井間)知事に『いい正月』を迎えさせないよう、力を合わせようと呼びかけました」(同紙)

 「朝日」24日付「社説」は、「辺野古掘削 説明できぬなら凍結を」と次のように述べています。

 「小舟やカヌーによる海上での抗議行動に対し、体を押さえたり、羽交い締めしたりして強制排除する当局の姿勢に、県民は反発を強めている。 きのう、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で主催者発表で3600人が参加し、移設反対の抗議集会があった。 沖縄各地から県民がバス30台以上を連ねて集まった。 家族連れも目立つ。 経済界からの参加の姿もあった」

 「『この海に海保の船がびっしりと浮いている様子は、69年前、沖縄を占領するために軍艦が取り囲んだ光景と同じ』 集会で稲嶺進・名護市長はそう指摘した。 実際に『海から艦砲射撃を受けた沖縄戦を思いだす』と話す年配者もいる。その心情を、政府は想像してみるべきだ」

 「海保は海に張り巡らせた浮き具に抗議船を近づけない理由を『危険だから』とする。 一方で、浮き具の内側では米軍関係者とみられる人々が海水浴をしているのに、警告もしない」

 「県民には、沖縄に米軍基地を置くことの説明に政府が使う『抑止力』が信じられない」

 「22日に移設断念の意見書を可決した那覇市議会に続き、県議会も抗議決議を検討する。 保守陣営も含め、政府との溝は深まる。 力ずくの権力行使は禍根を残すばかりだ」

 沖縄県民の意思は、 「止めよう 新基地建設」です。

 オスプレイの本土訓練の拡大、厚木基地の拠点化の大元にあるのは、沖縄県民が島ぐるみで反対している「普天間基地へのオスプレイの配備」です。 「本土の沖縄化」が「沖縄の負担軽減」につながらないことが、「辺野古への新基地建設」で明らかです。

 今回の事態を踏まえて、地元での共同、自治体ぐるみの運動と沖縄、全国各地のたたかいとの連帯などを展望していきたいと思います。

 

 

 

 


 オスプレイ22日の帰還中止、今日以降に延期される。「理由は不明」監視行動は今日も続きます

2014年08月23日 | 基地・オスプレイ

 昨日午前9時過ぎに、「オスプレイの訓練は終了し、今日岩国経由で普天間に帰還する」との情報が伝えられました。 大和市基地対策課に情報を確認しましたが、「何時に厚木基地を離陸する予定なのか、不明」とのことであった。

 しかし、午後4時が過ぎてもオスプレイは離陸の様子がみられませんでした。 そうした中、「今日の離陸は中止となった」との情報が伝えられました。

 改めて、南関東防衛局に電話で、オスプレイの飛行状況を確認しました。 担当者は、「岩国周辺の天候が悪いためと思われる」と中止の理由について、個人としての”感想”を述べるにとどまりました。

  こうした事態のなかで、監視行動が続けられました。 横須賀、横浜、厚木、寒川等から参加していただき感謝しています。

  監視行動は今日、23日(土)も続けられます。 参加出来る方は、是非基地北側にお集まり下さい。

 

 


厚木基地の”オスプレイのベースキャンプ化”を強く懸念する事態が 

2014年08月20日 | 基地・オスプレイ

 今回のオスプレイの厚木基地への飛来について、防衛省は7月31日、大和市や綾瀬市などにに次のような連絡をしてきました。

 「米海兵隊のMV-22オスプレイ4機が、東富士及び北富士演習場での離着陸訓練のため、8月18日(月)、厚木基地に飛来し、同月19日(火)から22日(金)の間、東富士及び北富士演習場において訓練を実施し、訓練終了後、厚木飛行場に立ち寄り、同月23日(土)、厚木飛行場から普天間飛行場に帰投する可能性がある」

 「8月19日(火)から同月22日(金)の各日とも、補給等のため厚木飛行場に飛来する可能性がある」

 こうした、「連絡内容」から、厚木基地の役割は、「補給等の限られた」ものであり、オスプレイ飛来の目的は、「東富士及び北富士演習場での離着陸訓練」と考えていました。

 地元紙の「神奈川新聞」20日付は、オスプレイの18日から19日の動向について次のように報じています。

 「この日(19日)飛び立ったのは18日に厚木基地に飛来した4機のうちの2機。 午後3時ごろに離陸し、約1時間後の午後4時10分ごろに戻ってきた」 

 「防衛省によると、離着陸訓練のため陸上自衛隊東富士演習場(静岡県御殿場市など)へ向かったが、視界不良で訓練が中止になったため、着陸しないまま厚木基地に引き返してきたという。 県内自治体には飛来に関する事前の情報がなかった」

 「訓練中止の連絡が入ったのは帰投から約3時間半後の午後7時46分だった」

 同紙の山元信之記者は20日付の紙面に、次のような記事を書いています。

 「訓練への立ち寄りで米軍の新型輸送機オスプレイが飛来した米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)が訓練拠点化される不安が高まっている。 19日は同基地を出発したもののすぐ戻り、飛来した18日に続き2夜連続で駐機。 これまでのところ、実質的な滞在化となっている」

 「18日に訓練先や近くの米軍キャンプ富士(静岡県)に移動せず、2夜連続で厚木基地に駐機したことで、同基地が単なる立ち寄り場所ではなく、キャンプ富士と並ぶ訓練拠点となる不安を指摘する声も市民団体から出ている」

 「もともと2012年に米軍が公表したオスプレイについての環境審査では、キャンプ富士では2~6機の分遣隊が毎月2日間、演習すると明示。 運用回数を年間500回としている」

 「ただ、公表当時からキャンプ富士に比べ、整備、給油などの機能がはるかに充実した厚木基地が拠点化する可能性は市民団体などから指摘されていた」

 山元記者のこれらの懸念、指摘は18日以来のオスプレイの運用実態から当を得ているように思います。

 しかも、先の「読売」紙が報じた本格的なオスプレイの整備施設の設置場所が厚木基地になる可能性が高いことを考えると、厚木基地の役割が大きく変えられようとしてのではないでしょうか。

 「厚木基地のオスプレイのベースキャンプ化」です。

 


異常事態、艦載機が飛び交い、オスプレイ4機が飛来 欠陥機オスプレイの危険性を隠すためか

2014年08月19日 | 基地・オスプレイ

 「神奈川新聞」19日付は、次のような記事を掲載しました。

 「オスプレイ飛来の一方で、この日終日、基地では艦載機が離着陸を繰り返した。 大和市内では100デシベル以上の艦載機の騒音を15回測定。 オスプレイは86・5デシベルから91・3デシベルだった。 大和、綾瀬の両市には47件の苦情が寄せられたが、『安全性が気になる』といったオスプレイ関係は6件のみ。 大半は艦載機の騒音だった」

 「朝日新聞」19日付、【さがみ野版】 「4機は、18日午後3時から約1時間かけて、1機ずつ飛来。 基地北側の住宅地上空で、飛行機と同じ固定翼モードから基地外では極力、使わないと日米で合意している転換モードを経てヘリモードに替わった」と報じました。

 沖縄では、オスプレイの新基地建設が強行されています。

 厚木基地周辺住民も、東富士、北富士周辺住民も、沖縄県民も「新基地建設反対」「オスプレイの飛来、訓練反対」と声を上げ続けています。

 市民・住民の命と安全を守るために、全国と連帯し、声を上げつづけます。

 


今日から、オスプレイ飛来連続監視行動、 ”このままでは首都上空をオスプレイが飛び交う事態に”

2014年08月18日 | 基地・オスプレイ

 昨日は、お盆休暇中の方々を含めて、「オスプレイ来るな! 緊急抗議集会」に炎天下、600名が参加しました。 参加されたみなさんに主催者の一員として心からお礼を申し上げます。

 沖縄、御殿場(静岡)、山梨のみなさんとの連帯を熱くエールを交換した「抗議集会」となりました。

 今日18日から「オスプレイ飛来監視行動」が始まります。 10時から午後5時まで基地北側の相鉄線トンネルの北側です。 都合の付く方々の参加をお願いします。

 「神奈川新聞」18日付は、2012年9月の日米合同委員会合意について、報道しています。 「監視行動」でもチェック項目 となっていますので、要約紹介させていただきます。

 「オスクレイの沖縄・普天間飛行場配備を目前にした日米合意では、オスプレイの運用に関し、▽ほとんどの時間を固定翼モードで飛行▽運用上、必要な場合を除き、米軍の施設および区域内でのみ垂直離着陸(ヘリ)モードで飛行ーと規定。 その上で、ヘリモードへ移行するための『転換モード』でも飛行を極力限定する、としている」

 「防衛省は、この規定について、『特定の施設、区域が明示されていない限り、日本国内のオスプレイの飛行運用に適用される』と答えた」

 「7月18日に厚木基地から8キロ以上離れた上空で、固定翼モードでない状態で飛行するオスプレイの目撃情報があったとの指摘についても『日米合意には『運用上、必要な場合を除き』との文言がある。 当該合意に基づき運用されていると理解している』と問題視しない考えを示した」

 「沖縄国際大の前泊博盛教授は、『オスプレイの性能上、転換モードで市街地上空を飛ばないのは無理で、合意そのものが机上の空論。 沖縄でもなし崩しにされており、米軍も日本政府も最初から合意を守れると思っていない』と指摘。 合意に罰則規定がない点を強調し、『自治体が声を上げ、違犯したら飛行停止などの罰則を科すことを求め続けるべきだ』と訴えた」

 「日米両政府は沖縄県に集中する基地負担軽減のため、オスプレイの同県外への訓練移転を進んる方針。 だが、前泊教授は『沖縄の負担軽減』という言葉で日本国民を思考停止にさせ、本土の沖縄化が進められている。 沖縄の負担軽減にもつながらず、このままでは首都上空を米軍機が飛び交うようなことになりかねない』と話している」

 前泊教授の指摘を生かしていきたいと思います。


「8・17オスプレイ来るな! 緊急抗議集会 15時 やまと公園」 厚木基地の恒久使用は許せない!

2014年08月17日 | 基地・オスプレイ

 「しんぶん赤旗」17日付は、米海兵隊文書で、「オスプレイの東・北富士演習場での訓練拡大」が明記されていることを報じました。

 同記事は、「米海兵隊太平洋基地司令部が昨年まとめた『2025戦略展望』に、在沖縄海兵隊などによる両演習場の『利用の維持・拡大』を明記していることが分かりました。 オスプレイによる両演習場利用が常態化する危険を改めて示しています」

 「同『戦略展望』は、ハワイの演習場とあわせて自衛隊の両演習場への『利用の維持・拡大』を掲げています。 米海兵隊はこれまでも両(演習場で)実弾演習などを繰り返してきました。 文書はオスプレイそれ自身についても『キャンプ富士での将来の使用の効用を確認する』方針を示しています」

 「米国がオスプレイの沖縄・普天間基地配備にあたって一昨年発表した『環境レビュー』は、オスプレイの本土展開を掲げ、その拠点の一つとして、キャンプ富士を明記しています」

 「防衛省は8日、この『環境レビュー』を根拠にオスプレイが東富士、北富士両演習場を使うのは『今回だけでない』として、今後も演習が常態化することを日本共産党の小越智子山梨県議に説明しています」

 東・北富士演習場を使ってのオスプレイの訓練が「常態化」することになれば、補給・給油、整備・修理等の拠点として、厚木基地が使用される危険性が高まることは必至です。

 「読売」8月14日付は、「オスプレイ整備本州誘致へ」の見出しで、次の記事を掲載しました。

 「政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属する海兵隊輸送機『MV22オスプレイ』の定期整備拠点を本州に誘致する方針を決めたことがわかった。 複数の政府関係者が13日、明らかにした」

 「普天間飛行場のオスプレイは12年に配備が始まり、現在24機が所属している。 日常的な点検とは別に、3年に1回程度、分解を伴う本格的な整備が必要だが、北東アジアにオスプレイの整備拠点がないため、米軍は今年秋にも国際入札を行い、整備を行う企業を決める方針だ」

 「整備拠点は沖縄県外として、本州の在日米軍基地に併設させる案や、敷地に余裕のある関東地方の自衛隊駐屯地を使う案が出ている。 陸自がオスプレイを配備する予定の佐賀空港(佐賀市)は、施設整備が入札に間に合わず対象から外した」

 「防衛省はすでに、米軍機の整備実績がある日本飛行機(本社・横浜市)など複数の民間企業と具体的な協議に入っている」

 本格的な整備施設もないままに、オスプレイが配備され、日本全土で激しい、危険な訓練が行われていることに改めて怒りを覚えました。 13~14年にも「クラスA」事故が繰り返されています。(「しんぶん赤旗」17日付) 日本での「クラスA]事故の危険性が高まっていることを真剣に考えなければならない状況にあるように思います。

 同時に、「読売」紙の報道から、厚木基地がかなり有力視されていることは明らかです。

 7月に、厚木基地の新司令官に着任したジョン・ブッシー大佐は、厚木基地の役割について、「海軍の使命の中でも比類無い独特のもの」と空母艦載機の拠点基地を変えるつもりがないことを強調しています。

 その厚木基地が、海兵隊のオスプレイの補給・給油、整備拠点に大改造される危険性が高まってきています。 空母艦載機が、欠陥機オスプレイが飛び交う恐ろしい危険な事態が想像されます。

 沖縄と強く連帯し、日本からオスプレイを撤去させる一大県民運動、首都圏規模の運動に発展させるために、今日を新たなたたかいの出発にしたいと思います。