i氏の海外生活体験記

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人手不足と外国人労働者考

2018-10-23 09:20:26 | ベトナム滞在記
ヤフー記事の入管法改正案の記事のコメント欄を見て感じました。日本人は島国であるので拒絶感が強いですね。外国人が増える事をごちゃ混ぜに考えています。今回ダナンでの日本語教育センター視察でも先方が説明されていましたが、既に日本以外は外国人労働者の受け入れは普通です。日本だけが拘っています。しかし一方でベトナムの派遣会社は「日本にしか派遣するつもりはない」と断言しています。「日本には学びがある」「最低賃金が保証されている」「信頼関係が築ける」という事がセットなのです。決して日本に逃げてくる移民ではないのです。たぶん彼らの日本語、日本文化の学習状況を現地で見ると日本人も考え方が変わると思いますよ。
さて、この急増する外国人技能実習生を地域活性化にマッチング出来ないか、と言うのが私の提案している内容です。「ベトナム交流で地域活性化」です。例えばダナンの技能実習生の殆どは都市部ではなく近郊の農漁村の出身です。「跡継ぎの少ない第一次産業とコラボさせ、日本技術の農漁業を習得して自国で活かしてもらう。ベトナムとの交流窓口を地方に作りビジネスに繋げる」というものです。これを昨年の議会説明会で提案しましたが皆さん唖然として聞いていました。例えば下北地域を考えると農業でアスパラ→イチゴ→ニンニク→ブルーベリー→ミニトマト→ミョウガ→ブドウ→栗→黒ニンニク→渋柿→キウイ→ハウスイチゴとほぼ通年で農作業が出来ます。これは農協がまとめ役になれば可能かと思います。漁業もホタテと水産加工を一緒に出来れば通年作業が出来ます。
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