TPPでベトナムは世界一になる？

12/5HOTNAMで伝えておりました。

-【世銀見通し】ベトナムのGDP成長率2015年6.5％・16年6.6％-

　世界銀行は12月2日、ベトナムの経済開発状況に関するレポートを発表し、ベトナム経済の中期的な展望がポジティブであると評価した。

　2015年のGDP成長率は6.5％、インフレは1.5％、公的債務はGDP比61.3％の見通し。2016年のGDP成長率は6.6％に改善し、インフレは3％、公的債務はGDP比63.2％と予想されている。

　全体的な見通しはポジティブだが、リスクも多い。再編の遅さは中期的な成長展望に多くのリスクを招いており、財政引き締めの遅れは公的債務の持続可能性にマイナスの影響を及ぼす可能性がある。

　一方で環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は、ベトナムにかなりの利益をもたらすと期待されている。シミュレーション結果によると、向こう20年でTPPは、ベトナムのGDPを8％、実質輸出額を17％増やし、生産性を12％高めることに貢献する。

-引用終わり-

ベトナムの経済成長率は着実に伸びています。2015年6.5%、2016年6.6%予想です。渋めの世銀が評価しているのです。

しかしながら、ベトナムへの期待の大きさは向こう20年の成長です。TPPで一番恩恵を受ける国ではないか、と言われています。GDPが8%増の可能性もあるというのです。つまり、現在6.5＋0.4＝6.9%、来年は7.0%と一時の中国のように上っ離れするのかも知れません。多分政策的に抑制するでしょうが、日本には羨ましい限りです。

いや、私はもうベトナムの成長に付いて行けるように交流準備に入っていますよ。