リンゴ輸出は地ならしが必要

ベトナムのダナンからです。

お土産に「青森リンゴ（ふじ、王林）」と「サクランボ（佐藤錦）」を持っていきました。

・サクランボは特に美味しいと言ってくれない。移動で少し傷みやすい。

・リンゴは美味しいと言ってくれるが、2切れ目に手を伸ばさない。

・ベトナムのリンゴは中国、アメリカからの輸入がほとんど。1万ドン/kg（40円）と安すぎて勝負にならない。

・中国のふじは私が食してみてそこそこ美味しかった。青森産と遜色ない。

・しかしながら、ベトナム人に聞くと「中国産の甘さは薬を注射している。健康に悪いので手を付けない。」とか。事実は不明であるが・・・。追記：注射ではなく、防腐剤が危険だ、という人も。

・アメリカ産の小ぶりなリンゴは美味しくない。すっぱい。ビナミルクのヨーグルトと一緒に食して何とか食べられる。

・台湾でリンゴが拡大したのは中国からの輸入を禁じているから、と言う話を耳にしたが・・。

・今回のマーケッティング成果としては「ベトナム人は高い、安いに敏感であり、更に格段に甘みのある美味しい果物が年中豊富で口が肥えているため、直ぐには青森リンゴに食いつかない」です。写真のマンゴー、マンゴスチン、リュウガンはとても美味しかったです。

・ただ、聞いたところによるとイチゴはダラット産であるが甘味が少なく、青森で食べたイチゴが格段に美味しかったと言っていた。それとトウモロコシはベトナムでは美味しくない、という人もいた。

・その他、今回世界最大の果物ジャックフルーツ（mit）を食した。悪くないが、少し時間を置くと匂いがきつくなる。ドラゴンフルーツは形は珍しいが、味は薄く淡白すぎる。ランブータン、ライチの類は結構くせになる美味しさだ。

・その他の食事編の写真は後日、まとめてフォトチャンネルにアップしておきます。