12/7産経新聞が使えておりました。
-メガソーラーが北海道に集中 経産省が集中回避に着手 九州など推奨も-
経済産業省は7日、7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が北海道に集中し、北海道電力が技術的に受け入れられる容量の上限を超える可能性があると発表した。経産省は北海道での制度利用手続きを厳格化するとともに、北電に受け入れ拡大に向けた対策を指示した。
北海道は地価の安さや大規模施設の建設適地が多い。経産省によると、4~10月に認定した出力1000キロワット以上のメガソーラーは合計34万1000キロワットで、全国の33.8%と3分の1超を占め、今後の申請予定を含めると約40万キロワットを見込む。2位の鹿児島県(9万1000キロワット)、3位の福岡県(5万4000キロワット)に比べ突出している。
ただ、北海道では電力を供給するのに必要な設備能力が小さい。泊原発(北海道泊村)の原発稼働を前提に見積もると、メガソーラーは40万~60万キロワット程度の受け入れが限界となる可能性があるという。
枝野幸男経産相は同日の会見で、「北海道は風力発電の立地で有望視されており、導入余地を残しておく必要がある」と指摘したうえで、「(太陽光発電は)全国どこでも立地可能である」と言及。資源エネルギー庁も「九州の自治体は熱心に誘致している」と説明し、他の地域への進出を呼びかけた。
買い取り価格は、太陽光発電の42円(1キロワット時当たり)に対し、風力発電は23.10~57.75円と安い。また、全国で風力発電の適地は北海道や青森県などに限られており、経産省にとって北海道の風力発電設置への期待は大きい。
経産省は今後、メガソーラーの設置認定の際、建設予定地の地権者の同意書提出を検討するほか、北電に対して変電所での大型蓄電池導入を求める。
-引用終わり-
ここで重要なのは最後の「変電所での大型蓄電池導入」のところです。つまり再生エネルギーの太陽光と風力は不安定電力であるため、一度に多くの受け入れには限界がある、という大きな課題があるのです。
そこでコメントしたいのが、私の提案している「かわうち湖海水揚水発電」の蓄電機能です。ピーク時の調整のみならず不安定電力の吸収も出来るのです。
-メガソーラーが北海道に集中 経産省が集中回避に着手 九州など推奨も-
経済産業省は7日、7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が北海道に集中し、北海道電力が技術的に受け入れられる容量の上限を超える可能性があると発表した。経産省は北海道での制度利用手続きを厳格化するとともに、北電に受け入れ拡大に向けた対策を指示した。
北海道は地価の安さや大規模施設の建設適地が多い。経産省によると、4~10月に認定した出力1000キロワット以上のメガソーラーは合計34万1000キロワットで、全国の33.8%と3分の1超を占め、今後の申請予定を含めると約40万キロワットを見込む。2位の鹿児島県(9万1000キロワット)、3位の福岡県(5万4000キロワット)に比べ突出している。
ただ、北海道では電力を供給するのに必要な設備能力が小さい。泊原発(北海道泊村)の原発稼働を前提に見積もると、メガソーラーは40万~60万キロワット程度の受け入れが限界となる可能性があるという。
枝野幸男経産相は同日の会見で、「北海道は風力発電の立地で有望視されており、導入余地を残しておく必要がある」と指摘したうえで、「(太陽光発電は)全国どこでも立地可能である」と言及。資源エネルギー庁も「九州の自治体は熱心に誘致している」と説明し、他の地域への進出を呼びかけた。
買い取り価格は、太陽光発電の42円(1キロワット時当たり)に対し、風力発電は23.10~57.75円と安い。また、全国で風力発電の適地は北海道や青森県などに限られており、経産省にとって北海道の風力発電設置への期待は大きい。
経産省は今後、メガソーラーの設置認定の際、建設予定地の地権者の同意書提出を検討するほか、北電に対して変電所での大型蓄電池導入を求める。
-引用終わり-
ここで重要なのは最後の「変電所での大型蓄電池導入」のところです。つまり再生エネルギーの太陽光と風力は不安定電力であるため、一度に多くの受け入れには限界がある、という大きな課題があるのです。
そこでコメントしたいのが、私の提案している「かわうち湖海水揚水発電」の蓄電機能です。ピーク時の調整のみならず不安定電力の吸収も出来るのです。