i氏の海外生活体験記

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中国の子育て観

2015-11-10 16:23:13 | 海外
11/10読売新聞WEBでジャーナリスト中島氏が「日本人と中国人、ここまで違う子育て」と題して伝えておりました。以下は私が内容を要約しました。

1.孫は祖父母が積極的に子育てする。例え海外でも親戚ビザ3ヶ月を使って交替で行く。
2.ゆえに中国では共働きが多く、母親の子育ての負担は少ない。
3.中国では定年が早く、女性は50歳、男性は55歳。再就職するよりも若い世代に仕事を譲るのが一般的。
4.定年後は年金を貰って隠居の身となるので毎日が暇になる。そのため孫の世話は祖父母の生き甲斐となり、双方の祖父母の争奪戦となる。
5.中国の出生率は1.18で日本の1.42よりさらに小さい。少子化の進行は日本より早い。
6.孫の子育ての社会的背景として、祖父母が元気なうちに世話をしてあげれば自分が動けなくなった時に娘や息子が介護をしてくれる。中国では年金制度はあるが介護福祉制度は弱く、社会保障制度が完備されていない。つまり親子3代が自然と「家族の子育て30年計画」として確立している。
7.社会もこの状況を容認。「子育てしない母親は失格」という発想は全くない。だから若い母親が独身OLのように自由な振る舞いをしているのも中国では普通。

-要約終わり-

このレポート内容から、中国人の訪日観光が増え続ける社会的背景が想像できます。
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