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秋田資本で風力開発

2013-05-13 15:19:58 | 下北の風力発電
5/11河北新報が伝えておりました。

-「秋田資本」で風力開発 秋田銀ら会社設立 10基建設へ-

 秋田銀行と秋田県内の中小企業5社は9日、風力発電事業に参入する新会社を設立すると発表した。県内の海岸に風車10基を建設し、5年以内の稼働を目指す。風力開発が県外資本主導で進む現状に「純秋田資本」で対抗し、再生エネルギー開発による利益の地域還元を目指す。

 社名は「A-WIND ENERGY」とし、秋田市に本社を置く。資本金9000万円。17日にも会社設立の手続きを取る。

 風車の建設地は、秋田市から潟上市にかけての県有地を借りる計画。出力2500キロワットの風車を10基設置する。投資額の見通しは60億~80億円。稼働後の年間売上高は12億円程度を見込む。風車のメンテナンスや部品供給などで関連産業の裾野を広げ、ビジネス開拓や雇用創出も視野に入れる。

 資本金は、電気設備工事や機械製造、鉄骨工事など県内5社が1500万円ずつ出資するほか、秋田銀と同行系のファンドも資金を提供する。

 社長に就任する秋田銀出身の千田邦宏秋田信金相談役は「いい風が吹くという地の利を秋田発展のために使いたい」と話している。

 秋田銀以外の出資企業は大館製作所(大館市)、タプロス、千代田興業、千代田電気工業、日本電機興業(以上秋田市)。

-引用終わり-

先ず秋田が「純秋田資本」で乗り出しましたね。

私は昨年、「下北風力発電特区プロジェクト」と題し、①地元資本の「下北風力ファンド」の立ち上げ ②無秩序な開発を回避する「開発促進協議会」の設立 ③地元発電事業者「下北電力」の創設 を提唱しました。

残念にも不採用でしたが、一つ説明を忘れていました。特区とした理由は「農地を利用できる地区」という規制緩和がセットです。大間風力の環境評価書をネットで拝見しても農地をギリギリ外しており苦労の跡が見えます。結局アクセス道路と鉄塔のため余計な森林を破壊する恐れが生じます。




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