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混迷を深める市庁舎問題、青森市

2014-03-12 03:34:44 | 青森市庁舎とアウガ問題
3/11東奥日報WEBで伝えておりました。

-青森市庁舎関連条例案を否決-

青森市庁舎建て替え問題で、青森市議会総務企画常任委員会(里村誠悦委員長)は11日、新庁舎の設計者を選ぶ公募型プロポーザル審査委員会条例案を採決、賛成少数で否決した。

 同条例案は、庁舎を現在地に建て替える市の方針が前提だが、議会には市の説明が具体的でないとして不満が広がっており、25日の定例議会本会議でも否決される公算が大きい。

-引用終わり-

またまた、部外者の意見をお許し下さい。

もう一度、市側の基本方針ペーパーで振り返ると、以下の5点が説明されています。私案「アウガ連絡デッキ先行分散型段階整備案」(勝手に命名)を対案としてコメントしてみましょう。

1.分かりやすい場所であること→これはトップに持ってくるほど重要なのでしょうか? 初めての訪問ならアウガの方が分かりやすいでしょう。デッキなら駅から歩いて130m、車とも交差せず、雨、雪の心配も不要です。

2.公共交通の利用によるアクセスが容易であること→駅は一番の公共交通の結節点です。バス、タクシー、鉄道とのアクセスが容易です。バスベイへのアクセスもデッキ設置でより安全になります。

3.自動車によるアクセスが容易で駐車場が十分確保できること→現位置新ビルでも350台程度しか設けられないので、窓口訪問客はアウガと分散した方が良いでしょう。

4.県庁等の他の官公署と連携しやすい場所であること→県庁とどんな連携があるのでしょう。最低限、現位置新ビルに防災機能と簡易窓口があれば良いのではないでしょうか。大規模災害への対応を考慮するなら、訪問客はアウガに分散した方が混雑緩和になると思います。何より既存ビル早期利用につき災害リスクが最少で済みます。

5.市の保有資産を有効活用し、インフラ整備に新たな経費が掛からないこと→アウガビルに窓口業務が移ることは究極の資産有効活用でしょう。デッキ築造コストは確かに課題ですが、現位置新ビルが半分の5階建てくらいに圧縮できれば十分間に合うでしょう。

ただ、ワンストップサービスの向上についてはアウガでも可能なのか課題です。

(追記1)面積算定を見たら防災とワンストップの為に30%も面積付加していますね。アウガ窓口移設であれば30%の付加は必要ありませんね。つまり、アウガ連絡デッキに30%と現位置新ビルに70%の配分で全体コストを変えずにデッキも出来る、という夢のような計算が成り立ちますね。そんなに甘くないでしょうか・・・。

(追記2)基本計画のペーパーの新ビル断面から判断すると、窓口業務は2階で行けそうですね。アウガビルの何処か2階分都合付かないでしょうか。

(追記3)これは提案です。少々怒られそうですが・・・。もしもアウガに窓口を移設することが出来るのであれば、原則自家用車での通勤禁止にしたらどうでしょうか。もちろん渋滞及び駐車場緩和や環境配慮はありますが、「先進的なコンパクトシティを実践している環境都市」という事で全国に注目されるでしょう。鉄道事業者も機嫌を治してくれるのでは? 多分。
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