じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

怪しい参議院定数増

2018-07-12 01:37:49 | Weblog
☆ 自公政権は参議院の定数6増をめざす法案を通そうとしている。「身を切る改革」が求められている昨今、議員定数を増やすことは時代に逆行するように思う。

☆ 参議院というのは第2院として、衆議院をチェックするのが本来の役割ではなかろうか。そのため団体の代表者や見識ある人が選ばれ超党派的に活動するのが良いように思う。それがいつしか衆議院選で敗れた人の救済の場に変わってきた。国会が政治屋さんの互助会に変質している典型のように思う。

☆ 一院制はリスクが大きく、またその実現には憲法の改正が必要となる。私は二院制は維持すればよいと思う。ただ思い切って定員は100名程度にすればよいと思う。そして仕事の内容をもっと精選すれば良かろう。衆議院と同じ論議を蒸し返す必要はなかろう。

☆ 今回の法案改正で胡散臭いのは比例代表で政党の指定枠を設けることだ。政党が当選させたい人を、あらかじめ決めるというもの。拘束式名簿性だが、一部の特権政治家を生む可能性がある。ベテラン政治家であれ、政党の党首であれ、特権的優遇を認めることはどうなのだろうか。政治屋互助会的な風土がますます助長されるように思う。

☆ 党利党略、個利個略。政治が自らの首を絞める。戦前日本の再来か。
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