じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

宮本輝「バケツの底」

2023-06-17 19:48:34 | Weblog

★ 今日は朝から中学校の期末テスト対策。合間を縫って、ChatGPTにチャレンジ。AIと遊んでいると楽しい。

★ 塾名を打ち込むとなかなか的確な説明。「では自分の名前は」と打ち込むと、おおよそはあっているが、専門が「数学」となっているのには驚いた。

★ ついでに、書く予定の論文のテーマについて聞いてみると、なかなかよくまとまった回答。論文の章立てがほぼできてしまう。得したような気分だけれど、私が意図している論文はそんな程度なのかと落胆。

★ ちなみにお勧めの小説を聞いてみると、作品名と作者名がかなり不一致で笑えた。

★ さて、今日は宮本輝さんの「五千回の生死」(新潮文庫)から「復讐」と「バケツの底」を読んだ。

★ 「復讐」は主人公が高校生時代、学校の方針で不良生徒を退学させるため採用された体育教師の異常な体罰の話。3人仲間のうち、2人は退学させられ、主人公はその教師の「不道徳な要求」を受け入れて何とか卒業。大学に進学し、今は優良企業に就職をしている。退学した二人はどうやら極道に。

★ 久しぶりに再会した3人が教師に復讐する。

★ 「バケツの底」は、ある病気のために一流企業を退職した主人公が小さな金物店に勤め、工事現場を駆けまわりながら人と交わり仕事を覚えていく話。

★ 主人公の病気は今で言う「パニック障害」。その苦しみが他人に伝わらないだけに一層辛そうだ。金物屋のおやじの機知に感心する。

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