☆ NHK「欲望の哲学史 序章~マルクス・ガブリエル、日本で語る~」を観た。
☆ 第二次世界大戦後の哲学の潮流が簡潔に説明されていて勉強になった。
☆ 実存主義 → 構造主義 → ポスト構造主義 → (新自由主義、ポストモダン、相対主義) → 新実在論
☆ 具体的な人物として、サルトル、レヴィ・ストロース、デリダ、ラカンが挙げられている。
☆ 「意味あるものはすべて存在する。だが『世界』は存在しない。『全体』を求めず。『細部』にひきこもらず思考し続ける」
☆ エンディングで映し出されるメッセージだ。「歴史」など存在しないというマルクス・ガブリエルを象徴するセンテンスなのだろう。具体的にどういうことなのかは、より深く学ぶ必要がありそうだ。
☆ 彼は言う。「『全体』を見わたす神の視点など期待できない。『全体』性という考えるやめる必要がある」
☆ そう言われれば、今までの哲学は「神の視点」を求めてきたのかも知れない。ヘーゲルなど「体系」を考えないと自分の存在が不安で居ても立ってもいられないようだ。
☆ 「新実在論」は現実的な思考方法なのかも知れない。
☆ 時代遅れと言われればそれまでだが、マルクスの「下部構造ー上部構造論」で考えれば、生産関係の変化が哲学の変化をもたらしているのかも知れない。
☆ あるいは生産関係の変化の前に哲学的先駆があるのか。そうでなければ前衛論は成立しないのか。「哲学者たちは世界をさまざまに解釈したにすぎない。大切なことはしかしそれを変えることである」(「フォイエルバッハに関するテーゼ」、エンゲルス「フォイエルバッハ論」松村一人訳 岩波文庫所収)と言うしね。
☆ とにかく良い刺激になった。
☆ 第二次世界大戦後の哲学の潮流が簡潔に説明されていて勉強になった。
☆ 実存主義 → 構造主義 → ポスト構造主義 → (新自由主義、ポストモダン、相対主義) → 新実在論
☆ 具体的な人物として、サルトル、レヴィ・ストロース、デリダ、ラカンが挙げられている。
☆ 「意味あるものはすべて存在する。だが『世界』は存在しない。『全体』を求めず。『細部』にひきこもらず思考し続ける」
☆ エンディングで映し出されるメッセージだ。「歴史」など存在しないというマルクス・ガブリエルを象徴するセンテンスなのだろう。具体的にどういうことなのかは、より深く学ぶ必要がありそうだ。
☆ 彼は言う。「『全体』を見わたす神の視点など期待できない。『全体』性という考えるやめる必要がある」
☆ そう言われれば、今までの哲学は「神の視点」を求めてきたのかも知れない。ヘーゲルなど「体系」を考えないと自分の存在が不安で居ても立ってもいられないようだ。
☆ 「新実在論」は現実的な思考方法なのかも知れない。
☆ 時代遅れと言われればそれまでだが、マルクスの「下部構造ー上部構造論」で考えれば、生産関係の変化が哲学の変化をもたらしているのかも知れない。
☆ あるいは生産関係の変化の前に哲学的先駆があるのか。そうでなければ前衛論は成立しないのか。「哲学者たちは世界をさまざまに解釈したにすぎない。大切なことはしかしそれを変えることである」(「フォイエルバッハに関するテーゼ」、エンゲルス「フォイエルバッハ論」松村一人訳 岩波文庫所収)と言うしね。
☆ とにかく良い刺激になった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます