じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

NHK「見えざる病原体」

2019-01-02 13:26:41 | Weblog
☆ NHK-BS 世界のドキュメンタリーから「見えざる病原体」を観た。

☆ 西アフリカでアウトブレイクしたエボラ出血熱から話が始まり、妊娠中の母親が感染すると小頭症の子どもを出産するジカ熱、毎年流行するインフルエンザに話が及ぶ。アジアのある町でのトリ市場の様子は、鳥インフルエンザがいつアウトブレイクしてもおかしくない現実を映す。

☆ アウトブレイク、更には規模が世界的に拡大したパンデミック、生物学的な感染拡大だけではなくその感染が社会に与える影響まで言及していた点に興味をもった。昨今流行りのフェイクニュースや風評の拡大など、ウィルスのアウトブレイクと同じような傾向があるという。

☆ 地球上で生きる限り人類は病原体と共存していかざるを得ない。流行には環境問題(地球の温暖化、森林伐採)や社会的要因(人やモノのグローバルな移動)が挙げられ、また対応策として中国の研究者が「早期発見、的確な診断、即座の行動」と話していた。公衆衛生の重要性が力説されていた。

☆ 「重症で病院に来ても数日で回復する人もいれば、軽症なのに亡くなる人もいる」というコメントには命の不思議さを感じた。奥深いものがありそうだ。
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