★ 節分が過ぎて急に春らしくなった。京都南部、宇治は好天が続く。私立高校の入試が昨日終わり、生徒たちもまずは一段落。しかし5日後には公立高校前期入試が控えている。高校入試がだんだん前倒しになり、中学3年生の3学期はほとんど空転している(高校はもっとひどいが)。
★ 受験生の私学志向は衰えず、市場原理に従えば、公立高校をリストラ(統廃合)すれば良いのだが、地元に根付き、多くの卒業生を送り出しているだけに、それはそれで簡単ではなさそうだ。では、公立高校が奮起し、魅力あるものになるかというと、残念ながら死活がかかった私立校ほどの熱意は感じられない。後期中等教育、あるいは公教育が曲がり角に来ているのかも知れない。
★ さて、日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 クエスチョン」(講談社文庫)から、大門剛明さんの「言うな地蔵」を読んだ。人里離れた村で起きた殺人事件。林業の手伝いに来ていた少年が雇い主を銃殺したという。数十年を経て、少年は今や政権与党の代議士。妻の父親(義理の父)から地盤を引き継いだ。そして何の因果か、かつて殺人を犯した村を訪れることに。
★ 最後のどんでん返しにはおったまげたが、地蔵伝説がうまく盛り込まれていた。
★ 長編では福井晴敏さんの「川の深さは」(講談社文庫)を読んでいるが、これがなかなか面白い。残り半分。一気に読めるかな。
★ 受験生の私学志向は衰えず、市場原理に従えば、公立高校をリストラ(統廃合)すれば良いのだが、地元に根付き、多くの卒業生を送り出しているだけに、それはそれで簡単ではなさそうだ。では、公立高校が奮起し、魅力あるものになるかというと、残念ながら死活がかかった私立校ほどの熱意は感じられない。後期中等教育、あるいは公教育が曲がり角に来ているのかも知れない。
★ さて、日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 クエスチョン」(講談社文庫)から、大門剛明さんの「言うな地蔵」を読んだ。人里離れた村で起きた殺人事件。林業の手伝いに来ていた少年が雇い主を銃殺したという。数十年を経て、少年は今や政権与党の代議士。妻の父親(義理の父)から地盤を引き継いだ。そして何の因果か、かつて殺人を犯した村を訪れることに。
★ 最後のどんでん返しにはおったまげたが、地蔵伝説がうまく盛り込まれていた。
★ 長編では福井晴敏さんの「川の深さは」(講談社文庫)を読んでいるが、これがなかなか面白い。残り半分。一気に読めるかな。
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